2007年11月17日

冬の月


方丈の庭石二つ冬の月

冬の薔薇白き一輪ひそけくもここに咲きにつ今日の暮れぬる
1方丈は四畳半程度(四畳半の1辺は約1.5間)の広さである
私の庭は丁度これくらいだ。そこに石二つある。日本は茶室でもそうだし狭い空間を活かすのが文化である。冬は質素倹約にあっているから方丈の庭に月となるとシンプルでもひきしまった簡素な美がある。そこに無駄は全くない、冬は無駄なものが省かれる季節である。

winter moon
over the two stones
in the smallest yard
as the simplist objects

時々英語にすると別な感じになるので面白いが英語力がかなり不足しているから訳せない、ただ事物を並べるように英語にすれば訳しやすいのか、やはり英語力がないとだめだ。俳句を英語にしている人によるとこういう意訳は俳句ではない、英語の俳句として通じないとある。でも意訳の方が英語的で面白いし英語の勉強になる。ただ英語の俳句を語る資格は全くないのは認める。


 

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