夏菊(デジカメで肉眼で見えないものが見える)
夏菊の写真はクリック拡大!
この丘ゆかなた波しぶく夏の海
森深く遠くにひびく夏の鳥
穏やかに日影に日がな藤の花
千輪の夏菊白し汚点なく
夏菊の大空仰ぎ伸び咲きぬ
三色のつつじや人の交わりぬ
涼しさや我が庭のありそよぐ風
今日は川子の高台から海を見て森をぬけてイオンを回った。やはり今頃の季節が春から5月が一番気持ちいい。川子の高台はビュ-ポイントである。あそこはなかなか土地の人でないとわからないだろう。そういうビュ-ポイントは各地にあるが地元の人でないとわかりにくいのがあるのだ。あそこは松原がなくなり海が直接見えるようになったことが違っている。意外と海が直接見える場が少なかったのである。松原の影響で見えないことがあった。朝には白い波がしぶくのが見えた。
森の彼方には鹿狼山が見えた、写真ではぼやけていた。あそこから鹿狼山を見たのも始めてだった。意外と近くのことを良く見ていないのだ。低い山だけど鹿狼山はこの辺では目印になく山である。
イオンに行く川の土手に白い夏菊が一面に咲いていた。あれは見物である。デジカメで撮ったら
夏菊が大空に伸びるように咲いていたことである。これは肉眼で感じなかった。それからこの夏菊がみんな風でゆれていたのも見物だった。やはりデジカメは見えないもの見えさせることがある。
それもたまたま適当な角度から何枚もとると見えてくるのだ。別に計画して見えたわけではないのだ。
イオンでは三色のツツジがあざやかに咲いていた。
最近体の調子が良くなったしもっと遠くに出かけたいがなかなか介護でできない、それにしても近くでも見えないものがまだあることの不思議である。たいがい全部見たような気がするからだ。
藤の花の時期だけど日影に穏やかに咲いているのがにあっている。この6年間あまりにも穏やかでない生活がつづきすぎたのである。だから災いのなく穏やかにあって欲しいということがこの辺では切なる願いになってしまったのである。ただ一人でも病人とか介護している実際は穏やかではなくなる。