2013年01月17日

凍る雪(故郷の冬景色-俳句は写生)


凍る雪(故郷の冬景色-俳句は写生)

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一本の松に冬芽や凍る池

よしこなる墓誰かしる雪埋もる
寒月や扉を閉ざし籠もるかな
風花や川面の光り午後静か
風花や一室静か読書かな
我が里にノスリ住み着く凍る雪

小高の人五年かかると帰れざる凍りし雪や仮設の店かな

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原町に行く六号線の脇の道はいい道である。小さな溜池が一つあり林もある。何度も言うが俳句は写生である。冬芽があり一本の松があり凍った池がある。ここではイメ-ジしないでただそのまま写真のように俳句にした。そのことで実際は様々なことがそこからイメ-ジされるのである。冬芽ということは春になればここに花が咲く、そういう未来を秘めてここにある。それをいちいち説明しないのが写生俳句なのである。写生によって確かな存在感を示すのである。俳句は短いからどうしても写生でないと表現できないのである。


よしこというのは世話になった情ある人だった。あの人は今では本当にめずらいし馬鹿正直な人だった。あのような人にあうことは今はめったにない、別に80以上の人でもいろいろいるからみんながあんな人ではない、今回縁を切った人もそうだった。自分が身寄りないということで恐喝してきたから悪質である。お前は親戚も誰もいないんだよとかなんかいちいち何かするたびにいうしうるさいのである。あんな人に世話になることが悲惨だった。しかし因縁がありとをにもならなかった。因縁は親の代からつづいているからいいにしろ悪いにしろ簡単にはきれない。まず悪い因縁は切れないと新しい未来は開けないことは確かである。人間はつくづくわからない、いじめていた人が実はいじめられていたとかかえって思っていた人と逆な場合が結構ある。ただ一つの家と深くかかわるとその家の因縁を必ず自分も受けることはまちがいない、それはいいにしても悪いにしてもそうなる。だから角田はそうした親戚の因縁を利用して家族を崩壊させたのだから恐ろしいとなる。親戚というのも悪い因縁で結びついているのも多いのである。その悪い因縁の影響を必ず受けざるをえないのである。
つまり弱者になると恐喝まがいのことをされても逆らえないのだから恐いことを体験で知った。
身よりのないものは本当に実際は恐いことになる。家族のある人はそれがわからないのである。


今日は雪が凍り風花だった。この辺では雪はふらず風花の景色である。ノスリが必ず見かけるようになった。これはノスリが住み着いている
のだ。なぜか?餌となるものがあるということを証明している。ノネズミなどを食べているとなると田んぼが荒地化してネズミが増えたのかもしれない、餌がなければすみつかないからである。何か自然も変わってしまったのである。


小高の人は帰るのに五年かかるという、ええ、そんなにかかるの?それは長いと思った。そうなると帰らない人もでてくるだろう。五年という期間は長い、補償があるから食べるのには困らないにしてもその間に小高はどうなってしまうのかと思う。それにしても月日がたつのが早い、神戸の地震から18年たったという、そんなに時間がたったのかと思う。7年すぎたとか記憶していたがそんな時間がたったことに驚いた。つい最近だったようにも思う。人間は忘れるのが早いし時間がたつのも早い。特に老人になると時間のたつのが早い、朝起きて食事の用意してちょっと休むと昼間になりまた食事の用意すると午後過ぎて結局晩の食事の用意だとなり時間が過ぎてしまい何か書き物ができなくなっていた。また寒いから寝ているので時間が過ぎてしまった。


人間は忘却のためにあるのかとさえ思う。あらゆることが忘れられてゆく、老人になるとわかるが認知症になったりすると遂に自分の娘、息子すらわからなくなる。名前すらわからなくなる。これは病気にしてもあらゆることに対して関心が薄れてゆく、人間にしてもそうでありもういろんな人に関心がもていなのである。ほんのわずかの人しか関心をもてない、自分の場合は特に人嫌いだからそうなっている。ただ一人の人間でも関心をもち知ることは容易ではない、大河ドラマの八重とか知らない人だとくにそうである。それを知る関心をもつエネルギ-がなくなった。若いときはあらゆることに関心をもつ、今や本当に関心がもてない、年とるとごくわずかの狭い範囲しか関心がもてなくなるのだろう。そしてただすべてが忘却してゆく、忘却がさよならが人生だとまでなる。誰とあったのか誰がいたのかすら明確でなくなる。みんな記憶から消えてしまうのである。ただ日常のさりげないことにも美はあり趣はあり季節の変化のなかであきることはないのである。実際もはやここ6年間旅をしていない、それでも別に日本では四季の変化があり身近なもの深く見ていれば飽きないのである。

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