2012年11月21日

北風-冬紅葉 (今日も朝原町の牛丼屋へ行った)


北風-冬紅葉

(今日も朝原町の牛丼屋へ行った)

晩菊の日当たり静か墓所のあり
冬の日の今日も静かに墓所のあり
地元なる会社の一つ冬紅葉
北風や石相対し黙すかな


north winds blow
the stone to stone
in silence in sincerity


一本の松の変わらじ冬あざみ

夕暮れの波紋静かや鴨眠る


北風の鳴りて朝日の昇るかな桜井古墳ここに鎮まる

寥々と北風吹きて竹の鳴り朝鳥鳴きぬ鋭き声かな
沈黙に心通じぬ石と石北風鳴りてここに動かじ


今日も朝早く原町に行った。牛丼屋の納豆定食280円は安い、おろしがついているところがいいのである。卵もついている。あれは本当に得である。朝食はあそこですませば楽である。一人だと意外と今はかえって楽な生活ができる。でも一人でも介護とかになると結構手間なのである。


会社があり冬紅葉というとき津波原発事故で働くことが問われたことはない、地元に働くこと地元に定着することその意味が問われたのである。つまり地元から働き手が流出して働き手がいなくなる。するとここでは暮らしが成り立たないという窮地に追い込まれたのである。一方で仮設に暮らす人は毎日パチンコだとか働かないことも批判された。補償金もらいるから働かなくてもいいのだがそれでは地元に生きる意味がなくなる。一つの会社がありそれがともかく成り立っていることが貴重なものとなったのだ。だから当たり前のことが見直されたのである。墓でもこれも今までだったら墓がなくなったり倒れたりしない、でも墓は地震で倒れ津波で流され原発事故で避難して放置されてとか墓にも平和がなくなったのである。最近まで倒れた墓石があったがなくなった。墓も安住の場所でもなかった。


今日も北風が吹いて冬らしくなった。冬はやっぱり石のようにじっとしているのがいい、北風の音を聞きつつじっとしている。それがなんともいいのである。この五年間何かこうしてじっとしていることもできなかった。やっと何か落ち着いた感じはする。それでもまだ世話する人がいるからいろいろと追われる感じはする。でもここ五年間の間ではやっと落ち着いてきたのかなと思う。やはり二年間は病気であり手術して楽になった。なんとか健康でやれれば落ち着いてくる、つまり余裕がでてくるのだ。今までは何か余裕がもてなかったのである。人に世話にならねばならなかったしこれも辛かった。人の世話になるのがこれほど負担になるとは思わなかった。そういう負担があって何か落ち着かなかったのである。何かを他人に負うようになるといかに負担が大きくなるか?人間の一番の弱点がそこにあった。もし石のように誰にも負担を欠けなくて生きれるなら楽なのである。人はそうはいかない、必ず病気になるからそこて負担をかけることになるのである。どんな人でも最後は負担をかけることになるのだ。病院で老人がポ-タブルのトイレしていてそれをなげてもらうのにすまないすまないと何度も言っていた。その人も身寄りが甥子くらいしかなかった。身寄りのない人、家族に世話されない人は介護でも大変になるのだ。それは金だけでは解決しない、施設に入っても金だけで親切にしてくれるとは限らない、そこに介護の問題があった。


夕暮れに波紋も静かに鴨が群れ泳いでいる。鴨は争ったりしない、実に平和に睦みあっている。そういうことすらないのが人間社会である。絶えず争いその欲は尽きず田舎でも平和はない、津波や原発事故で絆のことが盛んに言われたけど実際は絆というのも第一その被害地域でもなかった。パチンコで遊んでいると批判されたように拍子抜けのところがあったのだ。でも今でも外部からボランティアがきていた。海岸の清掃しているという。袖ヶ浦のナンバ-だった。千葉県なのか、多分そうだろ。そんなに遠くからは今は来ないだろう。

石と石は語らなくても通じている。長い間暮らしている家族はそうなる。しゃべらなくても心は通じている。ところが他人はそうはいかない、本当に信用できないから結局めんどうな法律ができたのである。また監視もしなければならない心許せることがないのだ。特に家の中に他人が入ってきたらもう一時も心休まらない、だから金持ちでも実際は悲劇である。金で何でもできることはない、信頼や愛情は買うことはできないからだ。今は金しか求めてない人間がほとんどだからである。

ともかく鴨のようにゆっくりと安らかに眠りたい・・・・石のようにじっとしていたい・・・
それが幸福だったのである。

 
 
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/60201945
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック