2012年01月28日

津波で消失した風景の不思議 (北右田の蔵は残った-磯部の船溜は消滅)



津波で消失した風景の不思議

(北右田の蔵は残った-磯部の船溜は消滅)

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流された家を配置 クリック拡大!
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クリック拡大!

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磯部の船溜-バス停には船溜とあった


蔵二つ津波に残り冬の暮


御堂一つ部落に残り冬の暮


津波跡残れる樹々や山脈を望めば雪に北風鳴りぬ


思ほえず死にしものかな庭の石残りて一つ寒さ身にしむ



あの辺は家は少ないけどまばらにあった。公会堂もあり一つの集落ではあった。でも残ったのが蔵と御堂だった。家も残っていたがコンクリ-トの家をのぞいて壊したのだろう。蔵はそっくり残っていた。やはり蔵は頑丈なのか?火事でも蔵は残る。防火用として蔵は建てられた。ただ蔵でも蔵のあった家は流された。多少海に近い方だったからか、あの蔵は頑丈でない蔵だった。写真が残っていたので元あった所に写真を配置した。実際は道に沿ってあった。それにしても残った二つの樹がまるで門のようであり御堂が残っている風景も不思議である。今日は部落の人がみんなでかたずけをしていた。まだまだかたずけるものがあるのだ。土に埋もれているからだ。それにしても御堂が残ったりしたけどあそこの集落は前のように復興できるのだろうか?もともと家が少ないからどうなるのか、何か残された風景を見ると不思議である。蔵が残り御堂が残り樹が残った。何か集落の骨格だけが残ったような不思議さがある。烏崎村では大きな庭の巨岩が一つ残った。あれも不思議な光景である。

今年は寒い、その寒さが荒寥とした風景の中で身に沁みる。人間も相当数死んでいるから余計に荒寥としているのだ。

松川浦の磯部の方の船溜も壊滅した。写真は鮮明ではないがあの辺の家は全滅して一軒も残っていない。土台しか残っていない、磯部は一番悲惨だった。写真は鮮明ではないが貴重になった。磯部には家が多かった。その家が跡形もなく土台だけを残して壊滅したのである。松川浦の原釜とか旅館のあるところはまだ家が残っているが磯部は一軒も残らないから悲惨だった

津波で残った烏崎の庭の大石
http://musubu2.sblo.jp/article/50543018.html


1月27日


津波で消えた松原の写真(南相馬市右田の松原など)

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車輪梅で有名だった海老と右田の松原
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岩沼の海岸から仙台の方を望む
この辺は松原がつづいていた

これは2010年にとっていた写真である。時系列に並べて調べてみたらでてきた。津波で失われた風景はかなりある。警戒区域で立ち入れできない所の風景も今は見れない、原発事故でも風景自体が失ったわけではないから高瀬川渓谷などは別に警戒区域が解除されれば見れる、放射能を度外視すれば風景自体が失われてはいない、津波では風景自体が失われた。陸前高田市では7万本の松が流され一本残った松もかれてゆく、この辺ではまだ多少松は残っている。それでも右田の松原とか松原自体はどこもなくなり景観は失われたしもはやもどってこない、松原がなくなると思っていなかったから写真もとっていなかった。ただこの時松原に雪がふりその雪景色がめずらしいので写真にとっていたのである。


海老浜の車輪梅は南限の生息地として有名だった。海老村はほぼ壊滅したし防波堤も破壊された。
烏崎村も壊滅した。残ったのは庭の大きな岩だけだった。その破壊の跡はあまりにもすさまじい。
阿武隈川を下り仙台の方に行ったところの松原もなくなったろう。亘理でも岩沼辺りでも破壊がすさまじかった。あの松原から雪の蔵王が見えた。あの松原もなくなった。岩手県までの海岸沿いの風景はかなりの部分喪失した。特に松の破壊はすさまじかった。ただ記録として貴重となったのでここにのせておく。他にもまだあったので探してだしておこう。

posted by 老鶯 at 12:43| Com

 
posted by 老鶯 at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震津波関係
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