2011年06月10日

アメリカのハリケ-ンでのカトリ-ナ被災と同じになる南相馬市 (30キロ圏内は人を住めなくさせるのが目的)


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アメリカのハリケ-ンでのカトリ-ナ被災と同じになる南相馬市
(30キロ圏内は人を住めなくさせるのが目的)

●政府は公的機関をつぶし住民を排除する


アメリカのカトリーナ被災でも同じで、際立って進められたのは徹底的な住民排除と公的機関の民間への売り飛ばしだった。救援隊を送らず、被災地を長期間放置したので、避難所の体育館に何体もの遺体が横たわっているテレビ映像は世界中を驚かせた。食料供給がないため避難民が店などを襲って略奪しはじめたところに軍隊を出動させ、反発する住民を撃ち殺した。その後、ほとんどの住民を州外に追い出し、黒人貧困層の多いニューオーリンズ市では、人口が被災前の約半分にまで減っている。


南相馬市でもこれとにたようなことが起こった。20キロ圏内は立入禁止区域にされ30キロ圏内は屋内退避にされ放射能を怖がった業者が物資を運ばなくなった。それで一時窮乏した。自分もなんとか地元から米をもらい食いつないだ。


救援隊を送らず、被災地を長期間放置したので、避難所の体育館に何体もの遺体が横たわっているテレビ映像は世界中を驚かせた


南相馬市で10人餓死したとか自殺した人が3人いたとか地元の国会議員が追求したのもそういう背景があったからだ。窮して南相馬市長がyoutubeで世界に訴えた。軍隊を主導させ反発する住民を撃ち殺した・・・・20キロ圏内の立入禁止は突然になされて住民は着の身着のままで追い出された。そして家に帰ることもできなくなった。警察官が入り政府が管理するようになった。同じ手法がとられている。その後、ほとんどの住民を州外に追い出し・・・正に20キロ圏内から南相馬市はそうなりつつあるのだ。住民追い出し政策がとられているのだ。公的機関も病院、学校なども30キロ圏内の南相馬市では使用禁止にされつつある。なんとか自力で病院を復興しようとしても県から通達で75日間しか入院してはいけない、病床は5つとか制限している。これも南相馬市の住民を追い出し作戦なのだ。放射線量もそれほど高くないのに何か理不尽であり急激すぎる。住民を説得することもしていない、強権発動であり政府の思いのままにされる。


●非常事態では考える余裕がないから政府にとっては好都合


大災害とか戦争とか大事件が起きたらそれをチャンスにして、人人が動揺している隙に、一気に政府、財界主導で市場原理改革をやるという手法だ。アメリカの新自由主義の旗手である経済学者ミルトン・フリードマンが提唱してきたものだ。1973年のチリのクーデター、2003年のアメリカによるイラク侵攻、2004年のスマトラ沖地震、2005年のアメリカ本土を襲った大型ハリケーン・カトリーナなど、世界各地の災害対応で実際におこなわれてきた。その乱暴さから「ショック・ドクトリン」ともいわれる。

人々が動揺しているときに一気に政府財界指導で主導権を握ってしまう。その時住民は動揺しているし抵抗できない、放射線が危ないから逃げるほかないですよと言われれば従わざるを得ない、もちろんそういう危機的状態になったことは確かである。しかしその後の対応を見ていると不自然なのである。海側は放射線量はすぐに低くなって飯館村のように山側と違いたいして問題にする必要はないものだった。だか異常に危険な地帯として外部にものものしい防護服を着させてみせつけるそこは一マイクロシ-ベルトにもなっていなかったのである。20キロ圏内を特別危険地帯とするために意図的に政府で芝居をしたともとれる。あんなものものしい格好する必要はなかったのだ。浪江の山中の赤字木(あこうぎ)ならわかる。でも浪江の街中でも2マイクロシ-ベルトとか海側で一マイクロシ-ベルトの所もあった。地理を知らない外部の人は浪江は高いなと思うからその20キロ圏内の浪江に入っているからあんなものものしい防護服を来て入るのだろうと納得する。20キロ圏内は特別危険なのだと印象づける。しかし外部の人でも見ている人は見ている。憲法違反だという人もいる。



原町区に運よく見付かった物件だったのに、30キロ圏内の緊急時避難準備区域内と言うだけで家賃援助もないのです。
30キロ圏外だから、放射線は大丈夫と言われ実際は危険だったり、
30キロ圏内だから、家賃補助は出来ませんと言われる・・・

http://fisco-tyokusenn1500.seesaa.net/archives/201103-1.html


原町区に運よく見付かった物件だったのに、30キロ圏内の緊急時避難準備区域内と言うだけで家賃援助もないのです。 これも南相馬市に人を住まわせたくないから政府で援助しない、政府の意図でそうなっている。いつまで経っても、なぜ同心円にこだわるのでしょう?・・・・こう疑問に思うのは当然である。この人は最近飯館で農業するために移住した人である。南相馬市は崩壊しているのではない、政府によって崩壊させられつつあるのだ。鉄砲で住民が撃たれるまではないにしろ強制退去はそれとにている。民主主義の世界だったら議論したり討議したりいろいろ手続きがあって成されることになる。でもそういう余裕がない、非常事態だから政府の一方的命令が容易に通ってしまうのである。お前たちここにいたら死ぬぞ、早く出ろとなる。それに抵抗することはできない、最後まで双葉町に残った老人がいた。でも電気は断たれる水道も使えないとかなり暮らしていけなくなる。住めなくさせるのだ。あとでもうここは20十年住めなくなると管首相が言ったというとき本音が出た。20年も住めなくさせるというのが本音だった。そしてそこを核の処理場として永久的に政府が管理して利用することである。それが目的でそういうことを言ったのである。


●30キロ圏内は人を住めなくさせるのが国策


30キロ圏内は人を住めなくさせる、人が住んでない方が政府にとって好都合だから政府では住めないように画策している。そうみるとなるほどとその謎が溶解するように理解できるのだ。
これは南相馬市だけではない、宮城県でも三陸でも政府指導が発揮しやすい状態にあり、うちひしがれている住民だから抵抗もない、政府や財界やアメリカ主導にもっていきやすいのである。土地でも漁業権でもとりあげやすい、そうするとどうなるのか、原子力発電所などはさらに建てやすくなるのだ。反対する住民がいなくなるからである。政府はアメリカ主導のもとに原子力発電をやめるとは限らない、外堀が覚めたころにまた原子力発電をはじめるかもしれない、現実に地元にしてもやめられたら困るとなっているからだ。また原子力発電に国民すべてが反対というわけではないからだ。犠牲になる人たちとならない人たちの差もでてくる。犠牲にならない人たちは他人事になる。自分も広島とかの原爆は長崎は他人事だった。今になると浜通りは原爆の被害者と同じになりつつあるのだ。あの悲惨な状態からも放射能をあびつつも復興したように浜通りも飯館村も実際は復興できる。でもそうさせないようにしているのが政府主導の国策だというのはあながち偏った見方ではない、当事者になったときそういうことかと納得することが多いからだ。


予測されたルイジアナ洪水のための堤防強化の資金をカットした。被災者は全米に棄民され今も復興していない。黒人とともにヒスパニックも棄民されている。いい就職先は軍しかない。三章は医療保険がなく、高額な医療費で破産していく中間層が貧困層に転落して行く実態である-堤未果「ルポ 貧困大国アメリカ」(岩波新書、2008年)。


これからも浜通りは就職先は原発しかない、農業すら土地を放棄させられている。放射能汚染が低くてもである。黒人とともにヒスパニックも棄民されている・・・棄民化させられている。
仮設住宅にしても玄関まで必要なかと疑問に思ったがそれも大資本の会社を潤す公共事業である。


仮設住宅は無駄だ
http://d.hatena.ne.jp/manybook/20110423/1303528524


こういう様々な問題が今回の津波や原発事故にはある。つまり緊急なことだから人々はじっくり考える余裕もない、だからこれは何だろうとか思っているうちにあれよあれよという間に悪条件を受け入れ成すがままになっている。仮設住宅がいらないというのではなく、別な地元の人の意向にそった金の使い方があるのだがそれがうちひしがれているから考えることもできないのである。それで政府や利権をねらう大企業やアメリカの思う壺になってしまっている。非常事態では考える余裕がない、混乱状態のなかで黒人とともにヒスパニックも棄民されているという状態になる。30キロ圏内や南相馬市はそうなっているのだ。

参考にしたプログ(他にも同じようなことを言う人は多くいた)
http://lemon69.cocolog-nifty.com/kurobune/2011/06/post-a6b8.html

posted by 老鶯 at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故関連
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