2011年05月29日

南相馬市鹿島区の放射線量 (狭い地域でも違う放射線量)


南相馬市鹿島区の放射線量
(狭い地域でも違う放射線量)
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5-4-3マイクロシ-ベルトと色分けされる


「私たちの地区は隣の飯館村に負けないくらい放射線量の数値が高いのに、避難が求められる、『計画的避難区域』にも『緊急避難準備地域』にも入っていない、私たちの地区は安全なんでしょうか、ここは水道もなく、井戸水で暮らしているだけに心配です』
(南相馬市鹿島区橲原地蔵木地区に住む人) -FRIDAYの記事



これも地理(地形)がわからないとわかりにくい、地元の人なら知っているが八木沢峠へ通じる所が地蔵木であり橲原渓谷を下ってゆくと回りが山で囲まれた平地の橲原村がある。ここまでは結構距離がある。不思議に思うのは放射性物質はどういうふうに流れたのか?南相馬市に20マイクロシ-ベルトが流れてきたのは3月12日である。それも2-3時間で急速に低下した。その後確かに4-5マイクロシ-ベルトになったときが水素爆発したときになった。でもそれは少ない。

ここで5月9日のデ-タ-を基にすると地蔵木では地上一メ-トルから計って約4マイクロシ-ベルトあった。一センチだとプラス一マイクロシ-ベルトになる。地蔵木から橲原渓谷を下って滝のあるところの新しい橋の児頭滝では約3マイクロシ-ベルトになる。5月9日では高いのかもしれない、栃窪も1.42だから高い、町内(西町)は0.4である。鹿島区内でも高低がある。学校の校庭が比較的高くなるのはセシウムは土に付着するからその面積が広いと影響する。それから土よりも草と葉につきやすい。だから草とか葉からは高い放射線が出た。

南相馬市は立入禁止区域-計画的避難地域-避難準備地域-普通の地域と分断された。

不思議に思うのは放射性物質は風で流れてきたことを考察したがそれでは一体八木沢峠へ向かう地蔵木とか橲原渓谷を下って橲原村に出る所がなぜ高いのか?海の方から吹いた東風が浪江の赤字木(あこうぎ)地帯から飯館村に吹き抜けて高くなったということは前に書いた。
でも南相馬市の場合は海側から東風が吹いて山側に放射性物質が流れたとはいえない。
放射性物質は赤字木(あこうぎ)地帯を中心にして等高線を描いて広がっている。だから風は夜に山から海に吹くとしたら飯館方面から吹いた風が谷間などを吹き抜けて橲原の児頭橋付近が高くなった。南相馬市の場合は海側から吹いて高くなったとは思えないのだ。これは地理が地形がわからないとイメ-ジできない、浪江が高い高いと言っても地理がわからない人は海側ではなく山側だということをイメ-ジできない、そして橲原といってもまた地形は複雑であり地蔵木近辺と児頭橋付近は距離もあり違っている。やはり飯館の山側から吹いた風が影響して橲原の児頭橋付近も高くなっている。栃窪も1.4だから飯館村の大倉から真野川の谷間を夜に吹いてきた風が影響したのか?小山田は0.7で低い、これも山がさえぎっているからだろう。
原町区の大原もやはり風の影響なのか、八木沢峠から下ってくる風が影響したのだろう。?

ただこの辺でも海側から吹いた東風が影響して高いと思うのが普通である。でも等高線のように赤字木(あこうぎ)地帯から放射線が分布してしいるのをみると南相馬市の海側から放射性物質が広がったようには思えないのである。ただ風の流れを知ることは容易ではない、地形にそって流れるということも書いたように複雑になるからだ。風は天気予報でも今でも東風が昼間に多く夜になると北風になっている。山から吹き下ろす風になる。それが谷間をぬって橲原渓谷や真野川渓谷を流れでた地点が高くなることイメ-ジできる。結局風の流れは今は関係なくやはり放射性物質が一時高く流れたとき森や土に堆積したのが今も影響している。


いづれにしろ水道水だけでくな井戸水を利用していた。山からの湧き水を利用している人もまだ山の方にはいる。そうなると流れてくる水が放射性物質、セシウムなどに汚染されていると問題になる。FTIDAYでは雨水が樋から流れる場所で114マイクロシ-ベルト記録したという、これはどうしてそうなったのか信じられない、雨水にセシウムが交じってそうなったのか?それなら危険だとなる。葉とか草にセシウムはつきやすくそういう水が集ると高くなることは確かである。

ともかく酪農でも農業でも高齢者が多い、跡継ぎのない人もいる。大原の人はそうだった。それで廃屋になっている所もある。農業漁業は定年がないから長くやれることは確かだが労働は苦しい。そうなると保証してもらってやめるようになる。でも保証されないと避難もできないことは確かである。大原は計画的避難地域には入っていないが避難準備地域には入っている。鹿島区は30キロ圏内からはずれたら全然国の指定地域に入っていないのである。

posted by 老鶯 at 02:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故関連
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