2011年04月12日

放射線の一番高い場所

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放射線の一番高い場所

安全委によると、現時点の線量が続くと仮定した場合、椚平では東日本大震災発生から1年が経過する来年3月11日には313.9ミリシーベルトに達すると推計。健康に影響を与える可能性が高まるとされる100ミリシーベルトを上回る。


放射線は地域によって差がある。計画的避難地域に指定されたのが飯館村全村と川俣村の一部と南相馬市の一部である。これをどう計算したのか?一番放射線が強いのは赤字木(あこうぎ)椚平(くぬぎだいら)だった。ここに近い領域は計画的避難地域に指定された。飯館村の長泥も高いから最初から放射能が高い地域として注目されていた。でも放射線は一様に高いとは限らない、まだらに分布している。風の関係でこんなところに放射能が集中した。飯館村の長泥(ながとろ)はここから近いから高かった。しかし飯館村にしても相当に広い領域だからすべてが放射能が高いとは限らない、風の関係で飯館村の一部が高いことは確かである。それにしてもこんな山奥が放射能騒ぎで住めなくなるということが信じられない、桃源郷だなどと詩にしていた地域である。桃源郷に忘れられたような山奥に放射能をあびる。


これであまりにもイメ-ジが破壊されたから信じられないのだ。放射能の不思議はそれによってすぐに草が枯れたり木が枯れたり花が咲かなくなったり実がならなくなったりしないのである。もし草木も放射能をあびて枯れて荒野のようになるなら放射能の怖さは一目瞭然である。でも放射能をあびたからとすぐに植物が成長しなくなったり奇形になったり枯れたりはしない、だから放射能を危険と感じないしそこに暮らしていても別に今は何も感じないでいられる、おそらく普通に暮らしていてもわからないから病気になったり奇形の子供が生まれたり何かそうした症状が現れない限り放射能のことはわからないのだ。いくら危険だといってもわからない人にはわからないし自分の長年慣れ親しんで住んだ場所を離れたくないという人はでてくる。実害をすぐに感じないからである。五年後10年後癌になるよと言っても危険を感じない人は感じない、むしろ長年住んだ場所を離れることの方が苦痛の人が多い。村を離れたら村は終わりだと嘆いていた人がいるけど本当である。

村が街が消滅することが信じられないのだ。津波でも街は壊滅した。これも信じられないことだった。放射能のために街がゴ-ストタウンになることも信じられないことだった。あの辺は自転車で行ったことがある。その道の塩浸(しおびで)は塩を運んでいた川に塩を落とした場所というから塩の道だった。津島も三春に近い奥深い場所である。
そんな場所が放射能が一番高い所として避難せねばならないというのが信じられない、何故なら浪江の街に住んでいる人は最初津島の方に移動した。距離的換算して原発から離れたところがいいと思ったからである。でも実際は一番放射能が高いところに逃げてしまったのである。その後また相馬市の方に移った。


ともかく放射能騒ぎにはうんざりした。地震も余震も毎日起きていて落ち着かない、こんなことではまともな生活はできない、落ち着かないのだ。本当に原発をねらって地震兵器で攻撃しているのかとさえ思う。今度の地震の狙いは福島の原発だったともなる。イワキで強い余震が起きているのはそのためなのかとさえ思ってしまう。つまり原発を攻撃すればこれだけ恐るべきことになることが証明された。原発をもっていること自体危険極まりないことなのだ。ここがねらわれたら人類滅亡にもなる。その核燃料は広島の千倍以上だとかこれが放射線をばらまいたら世界の終わりだとかなる。それほど原子力は恐ろしいものだった。余りにも原子力に無知だったのである。放射能は海も空気も水も土も草木も全部汚染するから怖いのである。そして人が住めなくなるということこそ大きな被害はないのだ。でも目に見えないからその怖さを認識できないのである。それでチェルノブエリでも近くで農民が野菜を作り食べて今も生活している。それはそこを離れることができないからである。そしてその被害の結果が出るのは随分先だから怖さを知らずに当分は生きられるのだから逃げねばならないという強い意識は生まれない。
それがまた放射能の怖さだとなる。ともかく毎日地震だ、放射能だ、避難地域がどうだとか落ち着かない、それでここに住んでいること自体嫌になってしまうのである。こんなことがつづいていたら心身が疲れてしまう。特に放射能だけはどうにもならない、どうしていいかわからないからだ。

 


 

posted by 老鶯 at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故関連
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