奥山の田に水落つる音聞こえ家一軒あり山帽子咲く
深々と阿武隈の道の木陰かな長々とつづき暑さ知らじも
白い頭巾をかぶった比叡山延暦寺の法師姿をイメージしてつけられた山法師の花。頭巾が、いやに大きい感は否めない此花は白の花水木にも似ている。調べてみると、やはりミズキ科のミズキ属とされ、花水木の仲間とされている
山帽子は山法師とも言う、秋になると赤い実がなる。果実酒にもなる。あんな山の奥まで家があるとは思わなかった。奥のゆきづまりだった。あそこから奥には家はない、そこから山の道に入り浪江の方にまたおりてきた。阿武隈広いから道は限りなくあるのだ。
ここに同じ山帽子の写真と短歌
http://www.musubu.jp/kashimanatupoem1.htm