2011年03月10日

悠長な時間に生きる(詩)


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悠長な時間に生きる

ゆったりといつまでもそこにいたい
なぜそんなにみんな急ぐんだ
石のようにどっしりと動かない
大地に深く根を張り
樹のようにじっとしていたい
そうしてじっくり仕事をしたい
次から次と変わる
それが人の心を不安定にする
季節の進むはゆるやかだ
まだ春北風(はるきた)が吹いて寒い
でもゆっくりとぽかぽかと春の日が照ってくる
福寿草も光を一杯にあびて咲きはじめた
石は余裕をもってただ在る
みんな余裕がなさすぎる
余裕のない人は必ず他者を乱す
まともな仕事はできない
人間に必要なのは長い付き合い
信頼を培う長い時間が必要だ
急いでは何も成らない
じっくりと時間をかけた仕事
人間も即席には作れない
人は互いに余裕がなければ和むことができない
石や樹のように山のように
どっしりと千歳の歳月の中に休らぐ
時間の単位は一年が一〇年くらい
人も一〇年くらい勤めないとものにならない
一年くらいでやめて転々とする
時間に消耗される忙しい現代
時間の中で成長するものがある
樹は一年で一ミリとか成長している
そういう悠長な時間の作用
その中で育まれるものこそ
未来の礎ともなる



 

posted by 老鶯 at 20:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 詩全般
この記事へのコメント
小林さま、地震の影響を案じております。
今回の被害の規模は、あまりにも大きく、退院したばかりの、お母様や病を抱え込んでおられます,小林さま御本人の御身体は大丈夫でしょうか?
次から次へと、災難続きで人事ではありません。
御見舞申し上げます。
Posted by Ayumi at 2011年03月12日 22:52
>余裕のない人は必ず他者を乱す
まともな仕事はできない
人間に必要なのは長い付き合い
信頼を培う長い時間が必要だ
急いでは何も成らない

余裕がないから詐欺も平然と行い信頼関係をぶち壊すエゴイストが、あまりにも多すぎます。
人間が自然を破壊し利益を上げようと急ぎ過ぎたせいで、日本という地盤が崩れていく恐ろしさを感じています。
小林さまが紹介して下さった、日本の素朴な自然が炎に包まれ、一瞬にして崩壊した姿をテレビの映像で拝見しましたが、何て恐ろしく悲しい現実でしょう。
被災者の方々の健康と安定を心から願っております。
小林さま、お母様共々、御無事でしょうか?
さぞかし、御不便な生活をお過ごしでしょう。
ネットも使えない状況なのかもしれませんね。
とにかく、御無事なら、何らかの信号を発して下さい。お待ちしております。
Posted by Ayumi at 2011年03月18日 21:24
小林さん・お母様へ
地震の被害に合われたのですね?
日毎に復旧活動が進んでいるようですが、
現地は想像を絶する状態でしょう。
二次被害にあわれませんよう、御無事であります事を心から願っております。
何時の日か、ご無事をお知らせください。
Posted by 春風 at 2011年03月29日 21:44
店が閉じて食料には難儀しました
放射能の汚染地域の30キロからわずかニキロくらい離れていたのが幸いしました。
でも30キロ圏外でも脱出している人が多かった。
最初は放射能が多く拡散するから避難すべきだったのでしょう
でもできない人もいた
30キロ圏外の自分の町でも二割くらいしか残っていなかもしれません、

本当に原子力は恐怖です
人が住めないゴ-ストタウンになる
チェルノブエリでは30キロ内は立ち入り禁止区域で人も住んでいない、生物も存在しなくなる?
となるととても30キロ圏外でも安心はないのが
原子力事故の甚大な被害です
大阪も近くにあるようですから気をつけてください
Posted by プログ主(小林) at 2011年04月01日 22:20
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