2011年02月15日

蝋梅

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母は寝て蝋梅咲きて石一つ


寥々と松風鳴りて残る雪浪の音ひびき夕暮れむとす

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介護になると石のようによりそい動けなくなる。暗くなると不安になるから近くにも出れなくなる。自由に外国まで出歩いていたのにこうなったのも定めなのか?一種の牢獄に入ったような状態にされるのが介護なのだ。これが若かったらとても勤まらない、それでも若くて介護している人がいるからこれは辛いし問題である。若い人は別なことをやるべきである。なぜなら貴重な時間がそこで失われてしまうからである。
右田浜の松原はいい松原である。松川浦の松は細い松が多い、やはり松は年期が入らないといい松とはならない、松は太くないと松らしい松にならない、細いと貧弱になる。だから松川浦は松になっていても魅力を感じないのだ。松島の松にはいい松が多い。太い松が多いのである。だから右田浜の松原はいい松があるのだが意外と見逃されている。キャンプ場も閉鎖されたからくる人もまれである。でもどこがいい場所かは外から来た人はなかなかわかりにくいのだ。松川浦に行っても松川浦の松はいい松がない、それはやはり地元の人でないとわからないだろう。そういう場所はいくらでもある。名所に行ってもつまらなかったというのはどこにでもある。でもちょっとはずれたところにいい場所があったりするのだ。でも一回くらい行く旅人には発見できないのである。


今日はまだ寒い、冬である。風が冷たいし浪も荒れていて冬の海だった。この頃また冬に逆戻りである。

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