千歳の岩
千歳の岩
乱れを知らず
騒音を聞かず
清き流れのひびき
小鳥のさえづり
蝉の声、虫の声
その内にひびきぬ
千歳の岩
残雪のように
キクザキイチゲ
埃りのたたぬ
隠されし道
人行くまれに
その行く人を知る
その静謐なる
影なす山陰
千歳の岩
森深き道を歩め
花はつつみ隠され
秘めて咲くべし
千歳の岩
神なる岩
そは乱れず
刻める時を知らず
誰かより座りぬ
汝を待ちて久し
そが座るべしかな
浪費されし日よ
使役されし日よ
何故に生きしや
浪費されし日よ
そも遠き日なれ
我はもはや去るべし
ここに神の妙なる
調和の声を聞ききつ
そは癒さるべし
冬の日にワ−ズワ−スを読む(霊感された場所)
http://www.musubu.jp/hyouronkannshou4.htm