2010年09月15日

小沢氏の敗因は何か (もっと待つべきだった)


小沢氏の敗因は何か  (もっと待つべきだった)


●小沢氏の影で操作する手法が嫌われた
 
今回の小沢氏の敗因は何だったのだろう。二つあったのではないか?一つは小沢氏自身のもっていた問題である。小沢氏は常に表には出ない、裏の実力者として君臨していた。それが今回表にはじめて出てきたことに違和感をもった人が多いだろう。なぜ真の実力者が表に出なかったのか?そして今なぜ表に出てきたのか?実力者であれば最初から先頭切って表に出るべきだ、裏で操るのは汚いとか、その政治的手法が嫌われていた。民主主義はやはり表に出て自らの主張をぶつけあうことにあった。今回は確かに真っ向から主張をぶつけあった。でもこれまでの小沢氏はそうでなかったから違和感があった。管総理の方がオ-プンにやってきたから民主主義を実行していたとなる。そして小沢氏の誤算は自らを過信したこととグル-プの突き上げにあい小沢氏が権力から除外されることの焦り、焦燥感だった。これは小沢氏のグル-プにも権力の中枢から除外される焦りがあり小沢氏を突き上げた。小沢氏もこれでは自分の存在価値も政治的生命もなくなるということであえて影の実力者から表に出たのである。でもそこに誤算があった。まず世論は首相がコロコロ変わるのは良くないということがあった。まだ3カ月でありまた首相が変わるのは良くないということがあった。それも大きな世論の判断となりサポ-タ-票に反映された。それも確かである。やたら政局を混乱するだけで今の時期にするべきではないという世論があったのである。
 
●人間は待つことが一番むずかしい
 
小沢氏はもっと待つべきだったのではないか?どうしても管総理ではゆきづまりあとは小沢氏しかやる人がいないとなったとき出ればこうはならなかった。それは今でも言われているから出番がなくなったわけではないが早すぎた戦いに出て失敗したのではないか?一番印象に残ったのは「最後のご奉公」という言葉であり政治生命を賭けるということであった。これは60代の人だと別に政治の世界だけではない、何かするにもみんな最後になってしまうのである。そこで焦りも当然出てくる。ここで出なければ勝たなければ政治生命も終わりだと焦る、グル-プのつきあげもある。それであと半年とかも待てなくなった。人間はともかく待つことがむずかしい、待つことは精神的に余裕がないとできないのだ。待たずに失敗することはいくらでもある。俳句とか短歌の創作でも60頃になればずっと作っていればどんな人でも上達する、でも20代くらいで一躍有名になりたいのである。何でも功をあせるのが人間なのだ。徳川家康は織田信長とか秀吉とかの天才とは違っていたがただ長生きしたことで権力を手中にできたのである。織田信長も秀吉も死んでただ最後に長生きして生き残ったことで権力を手中にできたのである。歴史で未解決なことむずかしい問題でも時間が解決することがある。その時いくらあせっても解決しないことはある。長い時間の中で解決してゆくものがあるからだ。特に歴史的問題などはなかなかすぐには解決しない、相当に長い時間が必要なのである。
 
●マスコミとか官僚の反発も原因
 
もう一つは世論がマスコミなどにより操作されたことである。これは鈴木宗男の逮捕とかスキャンダルとかまででてきた。なぜこの時期にかとなるとどうしても権力側によって操作された感をぬぐえない、アメリカは小沢氏を嫌っていたからだ。小沢氏のネガティブキャンペ-ンが功を奏した。これは前々からそうであり小沢氏はマスコミに嫌われように操作され続けてきたのである。世論調査がどの新聞でも一致して管総理が圧倒的に有利と伝えた。それでサポ-タ-票は世論はやはり小沢氏に反発しているとかと判断して管氏に入れた。つまりマスコミに操作されてサポ-タ-票は管氏に流れたのである。議員票は五分五分だったから議員は必ずしもマスコミに左右されたものとはなっていない、どうしても鈴木宗男氏逮捕などアメリカと検察は一体化しており官僚とも一体化して働く構造は変わっていないのだ。それはアメリカに日本に敗北したときからそうなっている、その構造を変えることはむずかしい、小沢氏だとそれを変えられるのでアメリカ-官僚-マスコミ-権力側は敵対してくる。管総理も前は政治主導を言っていたが官僚にとりこまれたとかアメリカ側につくようになった。やはり小沢氏が負けた原因は焦りと自らの過信とそしてマスコミや検察や官僚などの圧力だった。ただこれで政治生命が終わったかというとそうでもない、管政権も混乱するからまた最後の出番のチャンスがある。半分の議員票はそれだけの重みをもっている。
 
 
posted by 老鶯 at 08:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 時事問題の深層
この記事へのコメント

http://hashira.exblog.jp/m2010-09-01

ここだけどオレは同じこと考えていた
インタ-ネットではこういうことあるんだよ
今小沢氏は「冬眠」して再起すると言っているけど
どうせ管総理で混乱することを見越していたら
もう少しがましていれば良かったのに
人間はやはり時機というものがあるんだなと思った
Posted by プログ主(小林) at 2010年09月16日 00:05
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