アメリカ銃乱射の一つの見方(アメリカとイスラエルが銃の殺人が一番多いのはなぜ?)
銃で殺されている数が多いのはアメリカと次にイスラエルだった。ここに現代の状況が反映されている。アメリカでは銃で一万人が死んでいるからイラクで三千人死んでもたいして痛みを感じないのかもしれない、イラクで死んでいるのは黒人とか低所得とかの移民だとなると余計アメリカの支配層にとっては痛みを感じない、アメリカは人種による階級社会でもある。今回の韓国人もクリ−ニング屋していたというがこれは韓国人が多い職種らしい。なかなか上級の職につくことが人種により制限される。そうした差別の不満、怨念は常に底辺にうずまいている。自分も一回だけアメリカに行ったけど博物館に入るのに何かやたら制限を受けたからあれも差別だったのかなと思う。あんなに受け付けの女性がいちいちあれはだめとか普通は言うはずがないだろう。もっとひどい差別を受けた人もいる。差別はどこにでもある。今回の事件もいろいろな見方がでてくる。
プログを調べていたらこんな記事があった。今エベレスト登山でマオイスト、毛沢東のゲリラが通行料をとっているそうだ。通行料払わないと登山できなくなっている。
通行料の支払いを殺されても、断固拒否だと宣言したイスラエル人トレッカーからは徴収できなかったらしい」と、上村さんは語る
http://news.livedoor.com/article/detail/2861710/
ネパ−ルにも一回だけ行って登山までいかないが3000メ−トルまで上ったので途中ゲリラがでるから危険だとか言われガイドを頼んだ。2000メ−トル級まで村があり暮らしがあるのだから驚く、そこでポ−ルペンをくれと言われてくれた。あんなところで豊かになることはむずかしい、観光客相手しか豊かになれないだろう。実際ポカラの周辺で結構立派な家がみかけたから観光で稼いだのだろう。
ここには世界中の人が集まってくる。だから世界中の人の人間性をみているから評判がわかる。一番評判悪いのはイスラエル人だった。ひどくあらっぽくて図々しいとか評判が悪い。
それはなぜなのか?イスラエルは青年はアラブと戦争状態だし青年は兵隊に出されて危険のなかに命をかけて生活している。だから日頃の態度も違ってくる。一種の昔の侍のようになっているのかもしれない、だからそんな危険な状態でも拒否した。これは日本人とか普通はできない、外国では事情がわからないから怖いからだ。金も一万五千円くらいなら登山続けられるからいいとなる。最近は高いということでかなり値下げしたというから現金である。
ネパ−ルは最貧国でもあるから同情する。日本でも戦国時代は生粋の侍の時代だったからスペインの布教に名を借りた植民地化を防ぐことができたとか言われるのも宣教師が日本の侍を見て怖かったのだろう。それらは本当の侍だから威厳もありイスラエル人がマオイストの脅迫を拒否したように侍だった。いい悪いにしろイスラエルではホテルでもどこでも銃をもった兵隊が女性でも日常的になっている。刀の代わりに銃をもっているのが普通の生活だから態度が違ってきているのだ。
今回の事件とこのことが何が関係あるのかなるがアメリカは銃で一年に一万人死んでいる。イスラエルも常時戦闘で死んでいる。そういう国の考え方も普通の国とは違ってくる。今回は異常にしても銃を容認して戦争もその延長上にある。同一民族で長い歴史の中で平和を培った日本のような国とは余りにも国の成り立ちから違いすぎるのだ。日本はもともと平和国家だった。それが欧米に習った結果、大規模な国民戦争にまきこまれたともいえる。欧米は好戦的であり東洋は平和志向だというとき一面そういうことは言える。「剣を持つものは剣で滅びる」というとき「銃を持つものは銃で滅びる」となる。核を持つもものは核で滅びる。銃をテ−マにした映画で銃があるだけでそれをいろいろもてあそんでいるうち銃は発砲して人を殺すまでになった。銃自体があることだけでそれは常に危険をかかえてをり意図せずとも人を殺したりすることになっていった。やはり銃をもっている限り武器をもっているかぎりこの世に平和はないのである。
インタ−ネット時代に必要なのは多様な情報やものの見方から事件の深層を探ることなのである。これは時事問題の深層で私が書いてきたことだった。今はプログが主流となったがやはりインタ−ネットは調べることが大事なのだがこれが手間かかることが最大の問題なのだ。プログだと数が多すぎるし偶然でしかいいのにあたらないからである。
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