2006年02月20日

春の花(認知症の原因は家庭環境に?)

春日さし園芸の花になごむかなしばしの憩いス-パ-に

認知症の原因

●本人自身の問題(性格、人生経験)
●家庭環境
●体の病気


認知症の原因で良く言われているのが感性豊かな人はなりにくい、芸術家はなりにくいといわれる。また頭を高度に使う人間はなりにくいといわれる。しかしこれもわからないのだ。画家でも認知症になっているしカントは認知症だったとか宗教家でもなるし普通の人にならなくて優秀な人もなっている。社交的な人はならない,友達多い人がならないというのも自分が接した例では嘘である。社交的な友達が多い人でもなっているし非社交的な友達のない90の老人でもなっていない人はなっていないのである。ただ頭を使うことは脳の細胞を刺激して新しい記憶の細胞とかも作り出すとか言うからいいことは間違いないのだ。最近一時の錯乱状態から不思議に回復した。激しい暴力をふるったのだから精神病院に行く他ない状態だったのに落ち着いたのである。それがわかるのは何よりも穏やかな顔をしいるからだ。この精神に関係する病気では怒っていたりふさいでいたり心が穏やかでないことが一番良くないのである。だからどうにかして穏やかにすることしか治療方法がないのだ。何か手習いのようなものをやってみようかという意欲がでてきたのもいい徴候である。何もせずテレビばかり見ていたり探し物ばかりしていたら良くないのだ。

次にこの認知症にかかるのは家庭環境が大きくかかわっている。自分の家族を考えると家族全部で旅行したり遊んだりしたことがほとんどないのだ。個々にはあったし自分一人では30年間も旅行したり遊んだが家族全部で旅行したり遊ぶ楽しむことがゼロの家族だったのだ。これはある意味で異常な家族といえる。そして嫁と息子と姑の関係で家族関係が悪化して認知症になる人がでやすいのだ。家庭内の対立が高じて狂気にいたるのである。思うに人間とはただ働くだけが生きることではないのだ。遊ぶことも大きな人間の要素であり遊ばないことが認知症になりやすい頭を作るのだ。ただでは遊ばない人間が認知症になりやすいかというと真面目に80まで働いていた人間が認知症にならないで元気だったりするからわからない、現役80まで働くような人間は認知症になりにくいともなる。それも刺激があるからいいのだろう。何もしないとテレビばかり見ていると脳の活動が衰退して施設に入るとボケ安いとかなる。地域でも家庭でもそれなりの役目が与えられるとぼけにくいとなる。とにかく認知症になる人を類型化はできない、様々な要因がからんでいるからだ。ただこうした精神の病気の人にとって環境が一番大事なことは確かである。安らげる安心できる環境が一番大事なのである。それは人でもそうだし回りの地域でもそうだし家族が一番大事になる。だから一人暮しの老人と老夫婦が多い現代の家族状況や孤立化する社会状況は認知症の老人を作りやすいことは間違いないのだ。

まあ、今のところ精神錯乱状態から穏やかになった。何よりも顔みると穏やかになっているからいい方向に向かっている。一時は昼間でもこれが今まで身近に接していた人間なのか、悪魔でものりうつったのかとかしか思えないほどひどいものだった。それが今物忘れがひどいがそれほど盗ったとかあまり騒ぐことがない落ち着いた状態にはなっている。これが継続するのかどうかわからないが認知症の症状は変わる、いい方向に向かうことがあるのか不思議である。
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