2006年02月04日

氷柱(認知症の最大問題)

認知症部屋に閉ざされ氷柱かな

アパ-トに老人一人冬の月

郡雀に吹雪くや寄り合い耐えにけり


向かいの家の90歳の人も認知症だったらしい。別室に閉じ込めて食事も家族と別にしている。認知症の人き顔は険しいからやっぱり認知症の一種なのだろう。しかし家族は嫁しかかかわらないから楽だ。家族と切り離されてしまったのだ。だから家族は干渉する必要がないから悩まされることもないのだ。認知症は大家族だと楽である。二人くらい丈夫な人がいればめんどうみれるしおさえこめるのである。これは夫婦二人とか核家族のようだと大変である。核家族化して家族の人数が今はへっている。一人暮しの人も多い、こういう状態は認知症を見るにはよくないし地域も補佐する体制がないのも苦しいことなのだ。

認知症の対応の最大の問題は夜とか早朝である。このとき症状が悪くなるのだ。幻覚をみたり眠れなかったりして暴れたりもする。そうすると看護する人が起こされて眠れなくなり精神的にまいってしまうのである。これが家族が少なければ対応できなくなる。家族が多ければ交代でみれるからできるのだ。自分の場合今や一人は移り一対一になったから苦しい、夜さえ安眠できれば昼間はなんとか対応できるのである。だから睡眠薬が必需品となるのだ。この病気は外部のものを取り込んだり地域で協力したり福祉を充実したり認知症のもの同士が助け合うとかしなければ家族だけでかかえこむこと破綻してしまう。それが一番の課題である。
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