2009年07月31日

身近な話(老人が買うもの、老人をサ−ビスする仕事はふえる)


身近な話(老人が買うもの、老人をサ−ビスする仕事はふえる)

 
●自動販売機の場所による値段の差
 
鹿島区の自動販売機でダイユ−は10円高かった。農協の脇は同じ商品でも10円安い、ダイユ−は外部の人も来るし目立つ、目立つところは高い、高くても売れる、農協の脇の自動販売機を利用する人はどんな人なのだろう、まず通りすがりの人は利用しないだろう。あんなところにあること自体知らなかった。目立つところ人の集まるところでは高くても売れる、でも地元だったら安い所を探すだろう。あそこは地元すらわかりにくい、最近わかったのである。商売というのは人の集まるところだったらその商品が同じでも高く売れたり多少まずくても売れたりする。でも地元ではそうはいかない、味を吟味するようになるからだ。それで・・・の店の菓子はうまいとなり日常的に売れることになる。つまり地元の商売はごまかすことができないのだ。通りすがりの人は観光客だと一過性でありわからないからお土産でも中味が悪くても高くても売れることがある。しかし地元では何がうまいかいいものか知っているからそういうものを買わないのである。つまり地元に密着しないとわからないことがかなりある。地元密着型になるのは介護や福祉もそうだろう。介護や福祉は人の性格が大きく左右する。お手伝いさんでもあの人は性格がいいからと気にいられて仕事を頼まれる、仕事自体はむずかしくないが性格が良くないと性格があわないと家庭で仕事をすることがむずかしいからだ。そういう人は地元でも価値が高まりうまい菓子のように売れるというのも変だが仕事に困ることはないように思う。
 
●ヘルパ−やお手伝いさんに向いている人
 
古い住宅にしろ二間で3400円の市営住宅があったことには驚く、3万の民間の住宅の十分の一になっているから驚く、これなら田舎でも貧乏人でも暮らせる。田舎の住宅は格安なのである。要するに東京の六万の家賃で田舎では暮らせるのだ。その差は大きい。人間は意外と身近なところがわからないというのが盲点である。灯台下暮らしなのである。家に来るお手伝いさんは性格がいい、陽気で快活である。貧乏暮らししてもそんなこと引け目になっていない、生まれつきなのか、あういう性格だと人に好かれる。それで気にいられた所から仕事を頼まれたとかなる。お手伝いさんとかヘルパ−は性格が大きく左右する、レジとかの仕事はその人の性格はそんなに関係しないだろう。機械的にしているだけでありその人の性格をどうこういう人はいないだろう。でもお手伝いさんとかヘルパ−は雇う家の人に気にいってもらわないとつづかない、それでうまくいかない人が多いのだ。気が合わない人もいるし性格が問題になるのだ。今どき仕事がないと日々騒いでいるが企業とか会社からの仕事はなくても老人は結構金をもっている。だから老人を助ける仕事は個々にあるかもしれない、介護の仕事がいつもあるのはそのためである。ただこれは向き不向きがかなりある。誰でもできるわけではないのだ。仕事自体は掃除とか介助とか楽なのだが性格が大きく左右する。人にじかに接する仕事だからそうなる。
 
●老人をサ−ビスする仕事はふえる
 

今の時代、仕事がない時代だがかえって個々に対応した仕事はある、だからあのお手伝いさんは性格もいいし仕事には困らないしそれなりに稼げるとみた。会社に正式に入社して正社員となることはむずかしい。でもこうした仕事はかえって増えていくかもしれない、高齢化社会は老人を助ける仕事がふえるし老人は金をもっている、その老人が使う金はモノを買う金ではない、老人にじかに接して介助してくれる仕事なのである。
仕事がないないと言うが仕事は常にあるし需要もある。ただこうした個々に対応する仕事となるとトヨタが大量に派遣を雇うというわけにいかないから仕事として認められていない、手間仕事くらいにしかならないからだ。リホ−ムしてもらったがこれも個々に対応した仕事であり老人相手の仕事が多いのだ。老人が住む家は古くなっているからそうなる。家が古くなるだけでなく人間も古くなる。人間のリホ−ムができれば一番いいとなる。仕事は常に新しく開拓されていく必要がある。老人が金を使わないという時、老人が金を使うようにさせていないということもある。老人はあまりモノは買わない、ただ老人を直接介助する仕事には金を払う、それは極めてメカニカルなものではなくヒュ−マンなものでありだからお手伝いさんやヘルパ−のようにその人の性格が問題にされる。介護の現場でも老人にまず気にいられるような性格の人でないと勤まらないというのもそのためである。だからこれもだれもかれもできる仕事ではない、モノ作りとは違っているからだ。福祉施設を作ってもその中でサ−ビスする人は簡単に作れないのだ。

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