旅人に金色堂や秋の蝉
健やかに鳩群れ飛ぶや冬の空
蝉の句は回想して作ったものだけど平凡な句のようにもしかしたら同じ句があったような気さえする。秋の蝉では確かにあった。この句のポイントは常には私は旅人であったから金色堂に来てみたらすでに夏が過ぎて秋になっていたということだった。芭蕉が来たのが夏だからそれとも関係して秋の蝉というのがそれなりにみちのくの情緒を示している。山寺で聞いた蝉の声は夏だったことと関係して味わい深いものとなる。冬籠もりはまだつづく、最近健やかなことがどれほど価値あるものかわかった。精神であれ体であれ病気になれば健やかなことだけで価値あるのだ。アフガニスタンの少女が何がほしいと言ったら戦争のない世界だというのはわかる。病気であるかぎりそこに平和と安寧はないのだ。平和というとき実際はいろいろな平和のレベルがあるのだ。戦争がなくても平和でありえないことはいくらでもある。ただ戦争は最悪だからそれよりはまじだとなるのだ。
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岩手県で金色堂のイラストは提供している。個人では使用していいのである。
加工もいいが二次配布は禁止している。パソコンはソフトをいじっていると偶然に絵ができることがあるのだ。絵が全然描けなくてもソフトの作用でできてしまうのである。パソコンは新しい芸術も作ったのである。