2005年12月31日

今年も終る

乗り合わす湯沢の雪や帰郷かな

どよめきて雁の大群年終る


今年も終わりだがこのプログは24時間書く方も読む方もつながり回っているのかもしれない、一日何回書いてもいいし細切れに発信できるからだ。トラックドックを一回受けたがわからないので送っていない、実験的にやってみる必要があるだろう。やってみないとわからないのがこの世界だからだ。ほとんど一人舞台でやってきたがトラックバックは相手とのつながりができるのか、記録が自分のプログに残るからそこからアクセスの径路ができてくるのかもしれない、最初のうちは実験である。

湯沢で温泉のガスが噴出して死んだのには驚いた。鳴子を越えて湯沢辺りになると雪が深くなるのを肌で感じた。雪というのは信濃の雪とか会津の雪とかみな違う、日本海の雪は世界的にみても何か特別の雪なのだ。雪質が違うのかもしれない、雪国のことは意外と暮らしてみないとわからないだろう。

山形の大石田の次年子(じねんこ)という地名は面白い、雪が深くて子供が生まれても役場に届けるのが遅くなるから来年になるから次年子となるとそれが地名化した。しかしこの地名は役場となれば明治以降地名化したのである。明治村とか大正村や昭和村も明治以降の地名なのである。日本の雪の世界は独特だろう。今年は特に雪が深い、雪というとここでは雪の世界がわからないから雪の世界を知りたければ会津とか秋田とかに行かねばならない、まあ、近いから温泉に行くのもいいだろう。

何百羽の雁の大群が冬田におりてきて飛んだ、あんなにいたのかと驚いた。今年も終わりだ。雁とか鳥はへることはない、人間はへっても鳥は増えるのである。最後に一斉にどよめき今年も終った。

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