秋から冬へ【枯蟷螂、柿、朝顔、白鳥、秋時雨、残る虫】
家の前枯蟷螂のあわれかな
石倉に松に柿なる農家かな
朝翔けぬ白鳥清しなお生きむ
遠山に日当たりあわれ秋時雨
北風やしきりに鳴きぬ残る虫
しきり鳴く余命数年残る虫
目覚むれば朝顔を見ゆ我が家に常にありにし母を想いぬ
俳句は基本は写生である。写生だから何か説明しない、俳句は短いから説明できない、母は目立たない女性でありいつも食事の用意をしてくれた。
でも今は一人でするほかない、朝顔は母であれ妻とかに似合う
死が近いとなると見るものでも違って見える
白鳥が朝飛んでゆくのを見た時私もまだ生きていると見る生きるんだと見る、朝は必ず自転車に乗り外に出る、足は脳出血でも麻痺しなかったのが
幸いだった、もう外は風が冷たく冬になっている。
遠山に日の当たりたる枯野かな 高浜虚子
枯野ではなく秋時雨だった。それは昨日の天候だった
今年は季節感が変調である。晩秋とか秋深むとかの感じがない
朝北風が吹きしきりに残る虫が鳴いていた。それは自分と重なる
余命いくらとかなり残る虫が鳴く・・・
【日々の感想(今日の俳句短歌と詩)の最新記事】