雪の金沢の詩〔冬桜、雪、)
これは長寿の祝いにいい―金沢の菓子器
雪の金沢
金沢にしんしんと雪はふりぬ
清らかにひびき流るる犀川
その木橋をわたる人のゆかしく
百万石の城下に伝えられるもの
しんしんと雪はふるかな
奥の一室に伝える技を磨く
漆黒の漆塗に金箔映えて
その器に老木の梅も描かれ良しも
茶菓子の味わい深くその時の貴重なれ
静かに一服の茶を所望飲むべしや
冬は長くも籠りたゆまず技を磨きぬ
しんしんと雪はふるかな・・・
心も浄められて金沢の街は暮れぬ
外は雪誰か行きしやその跡も雪に消ゆ
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日本海側は冬は雪に埋もれる。会津もそうであり太平洋側では雪は一年に三回くらいしかふらない、だから雪に埋もれる長い冬がどいうものかわからないのである。
ただ長く雪に埋もれことは何かそこでまたその土地独自の文化が生まれる。金沢でも会津でもそうである。金沢は百万石だから金箔とかの技が発達した、それが金沢らしいとなる、何か冬桜というのも合う、兼六園で見たの十月桜だった。
でも冬になれば雪がふりつもる景色になる。それがその土地の文化を創り出す、ただ長い冬を行きに埋もれて暮らすのは難儀だとなる
そこに住む人の感覚はまた違ってくる、とにかく太平洋側と日本海側は正反対の風土にもなる