2024年04月05日

原発事故の被害と津波の被害の相違 【なぜ補償金が原発避難者には多額になったことで不満になったのか】

原発事故の被害と津波の被害の相違

【なぜ補償金が原発避難者には多額になったことで不満になったのか】

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原発の責任は世界に人類にあったともなる

●小高の人は追加賠償で一人300万ももらった?

なぜ原発事故で被害にあった人たちをかわいそうだと素直に思えないのか?それで私自身も小高の人を批判したらお前は傷口に塩を塗って喜んでいるのかと責められた。全国の人が同情しているのになぜお前はそん苦しい人たちを責めるのかと言われた。それも確かに理解できないことはない。でも原発の被害者と津波の被害者は何か大きく違っていた。津波の被害者はそれは全面的に何の障害もなくかわいそうだとなり助けるべきだとなった。

ではなぜ原発被害者に対してはそう全部がかわいそうだとならなかったのか?

地元にしてみれば南相馬市でも小高区では避難区域になり住めなくなったし実際に被害は大きかった。だからそういうことで同情するということは当然だとなった。
でも南相馬市全体で見れば特別補償金も大きいものだった。今度の追加賠償でも一人240万を確実にもらってるしまたその人の状態で追加されたものもある。条件によって300万もらった人がいるというのは本当だろう。

意外だったの鹿島区の人でやはり半分くらい避難したからその人は200万もらったという。それは一人ではなく家族全員なのだろう。詳細はわからない。ただそんなにもらったのかと驚いた。追加賠償では避難した人はかなり多くもらった。避難した人たちは避難しない人より相当にもらったということである。
私は一人16万しかもらえもらえないその前は一人70万だった。隣の原町区はその前も鹿島区よりも3倍もらっていたし今回でも一人50万やはり3倍はもらっている。それより避難した人が原町区ではほとんどだったからそれに追加してやはり相当な追加賠償金をもらったようである。

●補償金が多額になり政府とか東電に政府に抗議をしなかった

なぜ原町がそれほど全部が避難区域にならないのにもらったと言うことで得をした。ただ30キロということで区切ったことでそれは政府の命令であり仕方ない面もあった。だから小高の人たちが原町区に移住した人が多い。それは別に補償金で責められることもないからである。

なぜなら充分に原町区でも補償金をもらっているからである。とにかく意外と東電とか政府に対して不満を言わない抗議がないのは補償金の影響は大きいものだった。複雑なのは津波の被害と原発事故の被害を同時に受けた人が結構いる。津波の被害者には別に政府からも東電からも補償金は出ないのである。それで津波の被害者が原発事故では多額の補償金をもらったから助かったという人がいる。
とにかく補償金が大きかったから政府にも東電にも大きな抗議は起きなかった。むしろ補償金もらってよかったねとかまでなっている。それは額は大きかったからだと思う。ただ30キロから外れた鹿島区では不満が大きい。
それでも避難した人をやはり200万もらったのかと驚いた。それだけ貰えば鹿島区でも文句はい言わない。でも鹿島区ではやはりもらった人はそのようにもらった人は少ないと思う

ともかくなぜ原発被害者には何か津波の被害者と違って全面的に同情することができないというのはなぜなのだろうとなる
それはその原発を容認したのはやはりその近くの人たちであり距離に比例して補償金も大きくなったその被害も自分の故郷に町に村に住めめなくなったということで被害が大きかったのである。ただ飯館村だけは例外だった。原発は遠いところであり関係無いと見ていたからである。それでも原発で働く人はいたのである。その賃金が普通より3倍とか高いものだったからである。

全国の国民から見ても何か原発被害にあった人たちは原発乞食だとか批判される。それはなぜなのかというとお前たちはただ金が欲しくて原発を積極的に誘致させた。それはお前たちの責任なのになぜそんなにまた補償金をもらうことをに熱心なのかということもある。それは国民が払う税金だからそういうのもわかる。ところがその国民にしてもなぜ原発をに反対しないやはり原発推進させたのは国民だったともなるのではだから国民にも責任はあったのであるその責任を補償金として支払わせられているともなる。

●人間社会は必ず責任を取らされる

こうして何か必ず人間社会というのは責任を取らされる。別に原発を作ってもいい。その責任を取らされる。その責任とは誰なのかとなると国民でもあり政府でもあり東電でもあり地元の人たちでもありとあらゆる人が責任者となったのである。広くなれば人類の責任にもなる。なぜなら福島の汚染水を海に流したということで中国から批判されてホタテ貝などが輸入禁止になったからである。ただ本当に被害を受けたのは避難区域になった故郷に住めなくなった人たちである

でもまた責任を問えばその人たちは原発を積極的に誘致したのだから責任が大きいものだったともなる。でも事故後でも補償金は大きいからそれであまり政府であれ東電であり責めることはなかったとなる。返って得したと思っている人までいる。発事故の日避難区域になっているとその補償金が大きいからかえって助かったという人もいるのである。

いずれにしろどうしても地元の人でも原発の被害というのは何か津波の被害と違って全面的に同情するということにならない。それはその原発によって大きな恩恵があり金も入ってきたから地元の人たちはそれで利益を得ていたから事故が起きたからといってそれは地元の人たちの責任でもあるとなったからである。
だから不思議なのは原発の距離に比例して責任を課せられていた。ただ飯館村は例外だったのである。
つまりもしかしたら人間社会というのは責任に関して平等なのかもしれない。国民だって原発を推進したんだからそれで補償金を支払われるとしてもそれは国民にも責任があったからだとなるからである。民主主義社会ではそうしてみんなが権利があり一票を持っているからその責任をみんなにあるとな。

いずれにしろ原発というのは金のなる木であった。その反面事故になったりしたら国がつぶれるほどになってしまう。そのお金が莫大なものだったのである。そんな危険なもの一方的に作った政府であり東電の責任は重大である。
でも何か政府でも東電でも責任を取った人はいない。地元の人でも責任をあったとしても地元に住めなくなったという大被害を受けている。だから責任を取らされたのである。戦争になると300万人も死んだのだからその責任はあまりにも重大なものだったのである。

つまり人間社会は人間は何であれ責任から逃れないなれないようにできていたのである。そんな重い責任を負えないなら原発などは作るべきではなかった。技術的にもどうしても安全を図れないとしたら作るべきではなかった
確かにそれで電気の不足とか問題が起きて来るにしてもやはり安全を第一とするということになる。原発事故は一回の時期で事故でもう国がつぶれるほどになってしまうからである。そのリスクを負うということはあまりにも危険なことだったのである
原発事故では責任はその距離に比例してあり補償金も距離に比例して出された。でも本当に責任を負わせるならば地元の人たちにしろやはりその責任を自覚させるために必要があった。もし補償金が少なければ否が応でも責任を自覚させられた。でも補償金が多額になったからその責任も自覚できないようになったのかもしれない。

とにかく原発事故の被害者に対しては素直にすべて同情できない。それはやはり地元の人たちでも責任がありそれでその責任が問われたためだと思う。地元の人たちは全く責任がないとはならない。でも津波の被害者に対しては責任は問えないのである。
津波の被害者はそんな補償金はもらっていないのである。ただ石巻の方ではやはり何か保険をかけていて1億もらったとか人もいるからその辺はよくわからない。

●原発の責任は人類全体まで及んでいた【特に東京の責任は重かった】

なぜただ補償金に対しては30キロから外れたとかそういうところでは不満が大きい。その原因は双葉町でも原発と共に栄えるとか横断幕を町に掲げていたように積極的に誘致したのはお前たちではないかとなっているからになる。だから責任もとれとなっている。そこで全て素直に原発被害者に関しては同情できないとなる。その原因はやはり人間がしたことに対して責任を等からそうなったのである。そもそも原発は作らなくてもいいものでありそれで死ぬということもないからである。原発を作ったのはその被害はすべて人間側にありだからその人間が責められるともなったので津波の場合は人間を責められない。自然の作用であり人間はそれに従うほかないからである。

そして責任というとき東京電力がわざわざ福島に原発を作ったのだから東京の責任も重かったのである。だから本来は東京に原発を作るべきだったというのが正論だったのである。事故が起きても自分たちは安全圏だとして福島に作ったからである。ただ東北電力では小高に原発を作る予定であり工事も始まろうとしていたが事故になり中止になったのである。
とにかく責任を問えば原発を容認した国民にもあったしそもそも原発を作る人類にまであったとなる。いったん事故になればその範囲が広くなり地球全体にまでもなってしまうからである。だからその責任は重大である一国だけでは決められないものでもあった。現実にチェルノブイリではロシアだけではないヨーロッパまで影響したからである。だから原発は人類的にな問題であり一国だけで勝手に作れるというものでもなかった。それだけの重大な責任があったということである。
posted by 天華 at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故関連
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