ハマスに拘束されている外国籍保有の人質は120人、27ヵ国にのぼる
【出稼ぎ外国人が犠牲なった理不尽も考えるべき】
内訳は、最多のタイが25人、アルゼンチン21人、ドイツ18人、米国10人、フランス、ロシア各7人、ハンガリー4人、ポーランド、ポルトガル各3人、フィリピン、ルーマニア、タンザニア、英国各2人、オーストリア、ブラジル、カナダ、中国、デンマーク、アイルランド、リトアニア、メキシコ、ネパール、オランダ、セルビア、南アフリカ、ウクライナ、ウルグアイ各1人。それ以外にも外国籍の人質がいる可能性があるとされる(ロイター、11月8日付)
イスラエル全土にある様々な農場や砂漠地域で就労するタイ人は最多で2万人とし、イスラエル軍の空爆などにさらされるパレスチナ自治区ガザ地区に近い地域も含まれる。それだけに、「ハマス戦闘員が攻撃を仕掛けた際、多くのタイ人が負傷するリスクがあったことは驚きではない」とも述べた。
●イスラエルの安宿に泊まっていた外国人
イスラエルの安宿に泊まっていたのはオーストラリア人そのオーストラリアに住んでいるアボリジニーそれは真っ黒な人だった。それから英語を流暢にしゃべるドイツ人。それから中国人が何人かなぜそんな人たちが集まっていたのかというとオーストラリア人とかドイツ人を除いては出稼ぎ労働者だった。
なぜかキリストの生まれたナザレで漢字を教えてくれと言う人がいた。その人は中国人と商売しているのか中国人も相当に入ってきている。。つまりイスラエルは世界中の出稼ぎ者が集まる場所だった。というのはイスラエルはIT技術で進んでいて裕福な国なのである。またイスラエルは砂漠でありそこに灌漑して豊かな果実でも実る国にしたのである。でも人手が足りないので世界から出稼ぎ者が来ていたとなる。
イスラエルは兵士が銃をもって普通に店に入ったり街をぶらついている。それは警察官ではない兵士なのである。だから常時国が戦闘状態にもあったとなる。とにかくイスラエルは外国人労働者が多かったのである。その労働者が今回のハマスのテロで犠牲になったのである。一番多かったのはタイ人だった。でも私が行ったときはタイ人は見てなかった。農業関係で働いていたというときイスラエルは砂漠地帯でありそれでそこを灌漑して豊かな実りある地帯にしたから労働力が不足して外国人労働者を働かせたのである。
●イスラエル建国の正当性があるのか?
とにかく今回のハマスのテロで犠牲になったのはイスラエル人だけではない外国人労働者が多かったということである。その人たちが不幸にも巻き込まれてしまったのである。ただそれを見れば今回の問題でも世界的なものとなっていたことがわかる。特に中国人も多く中国人が中立の立場になっているから外交的にイスラエルはよく観ていない。そもそもイスラエルは2000年前に国があったとしても実際は新しい国であり建国してから70年とかにしかなっていないのである。
だからイスラエルという国はユダヤ人が作ったにしても何か世界の人が来て寄せ集めの国のようにも見えるのである。なぜなら2000年間も空白の時期にあれ空白があの時期があればもはや歴史として継続したものはそこにはない。確かに2000年前はイスラエルの国であることは確かであった。でもその後2000年間も空白の時期があってとなれば歴史は継続されるだろうかともなる。日本だったら邪馬台国があったからここはもともとに日本の国だなって言うことにもなる。でも2000年間も空白の時期があったらそんなこと言ってもそこに新しく住んだ人は相手にしないかもしれない。
そもそも日本人がユダヤ人を理解することは難しい。欧米だとユダヤ人とは常に存在しているからその国の住人ともなっているから理解する。そのため差別して迫害にもされたのである。でもなぜ2000年間も国土持たなくて民族として存続しえたのかという謎である。そういう民族は世界には無いと思う。それは神の民として神がその民族を守り維持させたいうのもわかる。普通だったらいろいろな国に散らばってその国民となってユダヤ人だということなど不明になっているはずである。その国に同化しているはずなのである。それがユダヤ人ということで存続していること自体が普通だったらありえないことである。だからこそユダヤ人は特殊であり迫害もされたしっても依然としてユダヤ民族は継続してアメリカでわ強固な力を持っている。
キリスト教徒どうしても聖書中心にして信仰がある。だから旧約聖書でも必ず読むし新約聖書の継続として呼んでいる。それで聖典の民となっているのである。旧約聖書と新約聖書が断絶しているかとなるとそうでもなく継続しているのである。となればユダヤ人でも旧約聖書のときはその民族に神が祝福が与えられていたのだからユダヤ人は別格だともなる。それでアメリカの福音派は旧約聖書でもやはりい重んじているから当然イスラエルの国は再建されたということは一つの大きな兆候あり救世主が現れるとかイスラエルを支持しているのである。他にもキリスト教徒であれば旧約聖書からの継続として新約聖書がありそれでイスラエルを支持するということがある。でも一方でユダヤ人はキリストを十字架にしたして迫害されてもきたのである。
●出稼ぎ外国人労働者をアラブ人とユダヤ人の争いに巻き込む
ともかく1000万くらいの国に世界中の出稼ぎ者が集まっている。それはイスラエルの特徴でもあった。だからこそ多くの国の人が今回のハマスのテロで犠牲になったのである。それは別に宗教的なものとは何も関係ない。ただそうした宗教的なものでもその争いに巻き込まれ犠牲になった。その人たちは別にアラブ人でもなくイスラエル人でもユダヤ人でもないだからその人たちがなぜそこで死ねからばしなければならなかったのかそれがやはり今回のテロの特徴でもあった。
グローバル化するとやはり世界中の人が巻き込まれるからもはや民族同士の争いだけでは済まされないのである。また国同士の争いでも世界中の人が巻き込まれ世界大戦にもなる。だからその国々が勝手に戦争でもなんでもしていいとはならなくなったのである。必ず世界に波及するということである。それがグローバル化でありそのの国だけで勝手に何でもしていいという事にはならなくなったのである。
だからこうして宗教とか関係ない出稼ぎ者が多数犠牲になったということは信仰的問題宗教的問題だけではないものともなっていたのである。その人たちは別にアラブ人でもユダヤ人でもなんでもない。ただ金を稼ぐために来ただけでありその争いとは何の関係もないのである。でも結果的には大勢の人が犠牲になったのである。
今回のイスラエルとアラブ人の争いは単に宗教的なものでもなく民族的なものでもなくそこ犠牲になった人たちを考えるとそれは世界的なものでありただユダヤ人とかアラブ人の戦いであり宗教的戦いであるというだけから見れるということにもならない。そういうことと全然関係ない人も死んでいるからである。ただその人たちのことをあまり注目していない。やはり今回の問題は多角的に見れば全然その争いに関係ない人たちが犠牲になったということである。その点からもこの争いを見るべきだともなる。
●必ず個々人でも家族でも国でも争うと回りも苦しむ
ただ外国で働くとなると何があるかわからないやはりリスクがありそれも考慮しなければならない。ただ金を稼ぎたいというだけで行くとやはり問題が起きるかもしれない。それは日本に来る出稼ぎ者でもそうでありただ金を稼ぎたいそれだけの動機で働くということは何か今回のようなことがあったときリスクを伴う。一旦その国に住んで働きだしたら何かあった場合なかなか助けられないということもある。
いずれにしろ確かなことは個々人でも家族でも争う時全く関係ない人でも巻き込まれてひどい目にあうことが普通にある。それが国同士で起きる時現在のようにグローバル化していると必ずその争いに関係ない国の人も犠牲になるということである。だから外国で働くのはいいのかともなる。別に今回のような事件がなくても工事現場で働く外国人でも言葉が通じなくて事故になったり死んだりしてる人もいるかもしれない。どっちにしろ外国で働くということは危険なことになっている。でも金を稼がねばならずなるとして外国人がどこでも働いている。そういう人たちが今回の事件で犠牲になったということも考えるべきだとなる。
俺たちは金を稼ぐために外国までわざわざ来た家族のためにも働かざるを得ないから来た。でも俺たちとは何の関係もないアラブ人とユダヤ人との争いで死ねばならなかった。だからアラブ人とユダヤ人は俺たちを弔い供養しなければならないともなる。
金のために出稼ぎに来ただけだと言うが金を稼がねばならない切実なものもあるからこそあえてきたのだということである。だからここで死ぬということは全く理不尽だとなる。こういう視点から今回のイスラエルとハマスの争いを見るということもある。要するに多角的な視点が必要になってきているのである。
今回の問題の複雑さはこうしてグローバル化して世界の関係ない人も犠牲になったということである。それはこれだけグローバル化していれば常にあり得ることである。どこでも外国人がいるからである。例えば日本に観光に来ただけでも地震とかある場合もあるしやはり何かしら危険はあるのである。そもそもイスラエルは危険な場所ではあったがこれほどの危険な場所とは認識されなくなっていた。ただそれは問題が解決したからではなく先延ばしになっていただけだったのである。
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