カルマは自覚できないことが最大の問題
【でも必ず苦しみとなって現れ自覚させられる】
●何も起こらなければカルマは自覚できない
カルマの問題は自覚できないことである。それが盲点になっているのである。何も起きないからさらに自覚できなくなる。でも苦しみとなって表れた時否応なく自覚させられるのである。
今回のガザのイスラエルのテロにしてもそうである。確かに大掛かりな衝突はなくなっていた。これまでにない平和が続いたということを言っていた。中東戦争から50年年大きな衝突はなくなっていたからである。
でも常に小競り合いがあり問題は解決せず先延ばしされただけであった。カルマは消滅したわけではなかった。
カルマの問題は何も起きなければ苦しみもなければ自覚しないのである。でもそうであってもそれは嵐の前の静けさのようなものでもあった。根本的な問題カルマは消滅していないからである。
何か地震のように何も起きていない時間が長くても必ず大きな地震が起きてくる。それは根本的に地殻変動というのは終わることがないからである。それが地球のカルマなのである。
カルマというときだから恵まれた人にもカルマはある。ただ恵まれているから自覚できないのである。でもいつか必ずカルマを自覚させられるのである。それは自分自身の事でもあった。あまりにも恵まれていたことがそれがカルマとなっていたのである
そして2人の親を介護するとき地獄を経験したのである。そういう不安はあったがそれほどの苦しみが与えられるとわ思わなかった。その時自分のカルマを明確に自覚したのである。
カルマは必ず苦しみとなって現れる。でもその最大の問題は自分のカルマが何なのか自覚できないことなのであろ。恵まれていれば別にこれでいいとなってしまうからである。おそらくガザの問題でもイスラエルでもその問題は何も解決していないのに目をつぶってしまっていた。それが突然を爆発したように見えるがそれは必然的だったのである。
要するに不遇な人でも恵まれた人でもそれぞれにカルマを背負っているのである。それが苦しみとなって現れないとカルマを自覚できないのである。でも地震でも津波でも定期的に規則的に襲ってくる。だから備えなければならなかったのである。でもこのカルマとなると分かりにくいし自覚できないのである。
●対人関係でもカルマを負っているが自覚できない
その女性は夫が若い時から病気になりそのために一生苦しんだのである。でも娘は優秀な技術者と結婚して何の問題も起きなかった。でも事業を始めて失敗して同じように夫で苦しむことになったのである。これなどもどうしてそうなったのかとなればやはりその家のカルマとして苦しみが現れたのかもしれない。それは私の家とかなり深く関わっていたから私自身も苦しめられたのである。そもそもその娘にしても自分のカルマが何なのかなど自覚しないのである自覚できないのである。相手が優秀な人ならいいとなるのは当然だからでる
そこにカルマの盲点がありカルマで苦しむことが終わらないのである。
ともかく自分のカルマが自覚できないという時それが最大の問題なのである。恵まれていれば何も起きなければ全くカルマは意識できない。でもいうことがあってもカルマが表面に現れていないというだけであり潜伏しているのである。それが表に必ず苦しみとなって現れてくるのである。
例えば体にしても必ず60過ぎ頃からどこかしら不調になり病気になってくる。それはそれまでは何が起きなくても体というのは老化もするしどうしても病気になりやすくなる。それは体自体が老化して弱ってくるからそうなるのである。ただ若いときはそれが自覚できないのとで似ているのである。人間は潜在的に病気になるようにできているのである。ただ若いうちはそれが表面化しないのである。
人間関係にしてもカルマを負うことがある。人に世話になるということもあある。でも必ずしもそれを自覚しない。良くされて得したということしかないかもしれない。でもその良くしてくれた人が病気になったりして助けてもらいたいとき助けないということもある。それは自分自身はカルマを背負ってるということ自覚しないからである。その親戚というわけでもないが私の家では世話したのである。でもその娘とかはほとんど自覚していない。だから私が家で困った時助けないというのではないが何かよそ事になっていたのである。それは自分自身のカルマのことを自覚できていないからそうなるのである。とはいうもののそうされるのもまた私自身のカルマだったのである
●人類はカルマで罪で最後は滅亡する
カルマの一番の問題はこうして自らのカルマを自覚しないことなのである。だからカルマを解消しようにもできないとなるのである。ただ苦しみのために藁をもつかむ思いでカルト教団などに頼る。そして餌食にされるだけである。そういうカルマは別にカルト教団に入ったからといって解消できない。それを個々人に違っているし政治的にも解決できないことがあるからである。また金銭的にでも解決できないことがある。
でもカルマを解消しようとしてそういう団体に頼る。そしてその団体の勢力拡張に利用されるだけだとなる。そもそもそういう団体は個々人のカルマの解消など関心もないからである。会員一人増やして勢力拡大を目指すだけでありそういう面倒なことにかかわらないのである。それよりそのカルト教団などは巨大なカルマを背負った場所なのである。だからいずれそのカルマが苦しみとなって現れる。分裂したり争いになったり積もり積もった団体のカルマがいずれカルマとなって噴出してくるのである
そもそも人類そのものはこれまでどれだけのカルマを積んできたか。歴史を振り返れば眩暈がしてくるだろう。だから最終的に人類がハルマゲドン戦争で滅亡するとかカルマが積もり積もってそうなるのである。カルマの解消は人類滅亡の最終戦争になってしまう。それほど人間はカルマを積む罪を積んでゆくものだと思う
人間はそもそも罪を犯すにしてもその罪を自覚しないのである。殺人犯でも何か悪いことがしたと反省しているのかとみたらしていない。たまたま運が悪かっただけだと思ってるだけである。カルマが自覚できないように罪も自覚できないのが普通なのである私が何か悪いことをしましたかとなっているのは普通である。みんな善人なのである。てもどこかで苦しみが生じてなんで自分はこんなに苦しむのだとなり初めてカルマであれ罪であれ自覚するのである。
【宗教 哲学 思想 人生論 国家論の最新記事】