歴史は失敗の記録
【個々人の人生も失敗の記録カルマは繰り返す】
●聖書も神話も今も通用するのはなぜなのか
人間の歴史を振り返れば失敗の記録である。聖書でもそもそもが神が食べるなと言った知恵の実を食べた結果として人間は神から離れたものとなってしまった。そのことが最大の失敗でありその失敗したアダムの子孫が人間でありそれが変わることないからやはり同じ失敗を繰り返す。人間の失敗というときそれは神話の時代から続いている。
プロメテウスはゼウスから火を盗んだという時もそうである。その罰は過酷だった。その神話は現代にも通じていた。その火とは原子爆弾ともなり原発事故にもなったのである。
人間の失敗の淵源はそこにありそれは消えることなくカルマとなり継続されているのである。だから人間の科学技術でもそれは必ずしも成功するものではなく失敗することもある。
原発原子爆弾でもそうであり原発でもそうである。それはどれだけの災いをもたらしたかだからこそ火を盗んだプロメテウスの罰は過酷だったのである。科学技術でも遺伝子組み換えなども相当に危険なものかもしれない。何か神の領域に人が勝手にはいり操作する。そこで大きな禍が起きてくるかもしれない。
それは人間の知恵は万能ではないからである。核のことでも全部わかっていなかったからである。処理水にしてもそれを海に大量に流してどうなるのかわからないと言う。安全だと言っても結果をみないとわからないとなる。
失敗というときなぜ繰り返すのか。それは人間に欲がありその欲が消えないからそれがカルマとなって同じことが繰り返されるのである。人間から様々な欲が消えることは無い。だから具体的にわかりやすいのは女性に対する欲でありそれでも失敗する。その誘惑に負けて失敗するのである。
聖書では女性に誑かされて怪力のサムスンが力を失ってしまった。ダビデは王となり部下の妻を魅力に負けてその夫を戦場に出して死なせてその妻を自分のものにした。聖書でもやはり失敗の記録なのである。日本でわ久米仙人が女性の脛を見て天から落下したというのもそうである。つまりそこで神通力を失ったのである
まず世界史でも日本史でも人間の失敗の記録は歴史である。その失敗を繰り返すのはなぜかとなれば追求していけばそれが常に教訓となる。つまり歴史とは人生でも失敗の記録でありその失敗から教訓が生まれ庶民でも諺は生まれたのである。
そしてなぜそれが今でも通用しているのかとなれば人間自体の欲は消えないし人間はやはり神が食べるなと言った知恵の実を食べたということで原罪になっている。そのとき人間は神から離れてしまったのである。そして人間の力で神のようになる事を望んだのである。そのことからして必ず人間は失敗するようになる。もし神の御意にかなうように生きれば失敗は無いのである。
●人間の欲は消えずカルマとなり失敗を繰り返す
歴史とは人間の失敗の記録とすれば個々のの人生もまたほとんど例外がなく失敗の記録である。それはなぜなのか。そもそも人間の欲は消えないしいくら科学技術が発達しても人間自体は知恵の実を食べて自らが神のようになったというときそのことからして常に人間は失敗するようにできているのである。
そして人間社会というのはいくら科学技術が進んでもまた社会が変わってもなぜ理想社会ができないのか。それは人間自体が変わることがないからである。共産主義がで理想の社会ができるとか熱狂したがその結果は独裁者が生まれ何千万人なのか粛清されて殺されたとか言われる。カンボジアでは200万人が粛清されて骸骨の山の博物館となっている。つまり人間は社会自体を変えることは永遠にできない。そもそもは人間自体が変わらないからである。その欲は消えることはないし共産主義でも内部で権力争いがありそこで粛清されて殺される人が必ず出てくる。
それは何かカルト宗教団体とも似ている。共通しているのは人間の組織化でありその組織で序列化をする。幹部でもその組織は軍隊組織であり一人の独裁者が教祖でもナチスのようになり命令する。それが殺人でも組織化されて正当化される。それがオウムでもあった。そこには優秀な理系の大学を出た人たちがいて高校しか出てない人が上に上がりたくて積極的にサリンを撒いたと言っていた。その内部でも地位を上げるための権力闘争が行われていたのである。それは宗教団体でも宗教だから関係ないとみているが集団化組織化した宗教は共通しているのである。
一人の教祖が神のように崇められ偶像化してその大多数の人が組織化して序列化して軍隊組織になる。それは創価でも参謀とか隊長とか完全な軍隊組織なのである。だから教祖が神のようになり偶像となり絶対化してナチスのように他者を簡単に殺せと言えばその命令に従うのである。そこにカルト宗教でも共産主義者でも恐ろしいものがある。
また個々人でもなぜ人生が失敗であり後悔に終わるのか。例えば若気の至りとか必ずある。若い時のエネルギーが爆発してそれが過ちとなる。そういうこともカルマとして繰り返されているのである。そして人生を振り返り後悔することになる。
そして私も失敗した。私自身もは天才でもない、だから自由に生きたのはいいとしても社会から外れて生きることは難易度が高いのである。なにかおかしな方向に行ってしまいやすいのである。そして小人閑居して不善を成すと必ずなる。やはり一方で社会性を身に着けないと失敗する。それで親の介護で死ぬほどの苦しみを経験したのである。
とにかく人生で失敗したり後悔しない人は居ない。ダビデのような優れた人でも失敗してその失敗が教訓となっているのは人間の世界である。それは人間が滅亡するまでそのカルマは消えることなく続くのである。戦争でももう戦争など無いと思ったがやはり人間のカルマはおわらない。ウクライナ戦争がありやはり人間の業が戦争を作り出すのである。
●事業に失敗した人ーその動機が優秀であること示すため
なぜその人は事業に失敗したのか。特別誰も取れない資格を持っていた。だから会社でも収入が高く別に事業などしなくてもよかったのである。でもその人は常に優秀だと言われたから事業しても成功すると思っていたのであ。事業を起こした動機が私は優秀だから成功すると信じていたのである。でも会社で技術者として働くのと事業を起こして経営するのとは相当に違っていたのである。
でも動機からして自分の優秀さを示したいからしているというのも問題だった。そんな動機で事業をして失敗したら周りの影響も大きいのである。そして借金して苦しんでいる。そんな人が私が苦しんでいる時来たから最悪であった。頭の中が借金で一杯の人が人を助けることなどできない。だから事業でも簡単に起こすものではない。自分が優秀だとかみんなに見せてやるのだとかで事業を起こしたらそれがどうなるのかそれを考えるべきだった
ただ人間というのは常に他者より比べて優秀だということを争っている。その人は大工さんとして他にも庭仕事とかで優秀なのにそれではそれで満足はしない。だからまた別の事業をしてそれも原発事故などがあり無駄になった。
その人の事業を起こす動機もまたやはり自分が優秀だということ示したいためにそうしたのである。何か学校では優秀だとならず劣等感を持っていた。そのために大工でで優秀なことに満足せずやらなくてもいい事業をしてそれも無駄になったのである。
とにかく人間は自分は他人他者より優秀だということに非常にこだわっているのである。それで私の家族の一人は優秀だったにしても死ぬ間際に俺は優秀だったと言って息を引き取ったのである。それほどまでに優勝だということに拘っていたのである。
それで悲惨だったのはおそらく認知症になってそのことでなんとなく馬鹿になったことを気づいていた。だからこそそういったので俺はバカではないということでそう言って死んだのかもしれない。
ともかくこのように人間は異常に他者と比べて優秀だということを示したいのである。またなぜ組織を作り集団を作り集団になるとき必ず会社でもそうだが上下関係ができて序列化されそれは人間の業でもある。だからこそ人間はカルマ人を繰り返すから同じようなことを歴史の中でも繰り返すことになる。
●出世の意味
だからこそ聖書でもギリシャ神話でもほかの神話であれそれが現代まで通用しているのはまさに人間の原罪でありそれが消すことができないから継続しているのである。このカルマから脱することは不可能にもなっている。宗教の本来の意味は全く無視されて世間から脱して出世なのに栄誉栄華の地位を得る為に出世するということになったことでもわかるある
カルト宗教などはまさにこの世で出世して栄誉栄華の生活を送りたいというだけである。本来の宗教とは何の関係もない。だからそうした正反対になっている場で組織集団化している中でいられる人はすでに何か全く偽善の中にある。普通のまともな人ならとてもそんな中にいることできないはずである。
でもそれが多数となっているのはやはり繰り返される人間の業がカルマだともなる。
ただ理解しているのは御利益であり得するということでありそれはそれだけは常に誰でも理解する。発達障害の人でも理解している。利に敏いのである。それは直感的に日々の生活の中で計算もできないのに理解しているのである。だからそこでは実際考えることは必要ない。ただ御利益になること得することだを説けば誰でも即座に理解する。考えることもないからあれだけ人が集まるのである。
タグ:共産主義の失敗 原発事故の失敗 カルマは繰り返す 事業の失敗の原因 出世の意味 歴史は失敗の記録 聖書も人間の失敗の記録 老人は誰でも後悔する 個々人の失敗と後悔 人間のカルマ【業】は尽きない 繰り返される戦争 神話も現代に生きている プロメテウスの神話の意味 集団組織化序列化する人間の業
【宗教 哲学 思想 人生論 国家論の最新記事】