空地空家が増えるー秋がなくなる
(夏の月、涼しさ、夏の夜、夏燕)
ソーラーライトに照らされるノウゼンカズラの花、ソーラーライトは電池交換しなくてもいいからいい。
こうして個人用に使うのには便利である。
海寄りの風のすずしや夏燕
我が汲むや夜風涼しく井戸の水
4軒ほど消えにし家や夏の月
利用せぬ空地の増えて夏の月
大きい家屋根に満月夏の夜
ノウゼンのソーラーライトに照らされて家を守りてなお我が生きむ
自分の家の周りが四軒ほど消えて空き化した。四軒となると結構広い。一軒は前から空き地化していた空き家化していた。理髪店だった。隣は建具屋の人だったらその後はタクシー運転手の家だった。一番広いところは農家だった。今壊された家は借りていた家でありその人は近くに新しい家を建て移っている
それにしても空き家が増えて空き地が増えてくる。近くに人一軒だけ子供がいるようだが子供というのは見かけないので神社はあったがそこにわんさと子供は集まって遊んでいたが今は一人も遊んでいない。本当に子どもというのは見かけない。ただ幼稚園とか小学校とかにだけ見かけるのである。
ということは将来を考えれば本当にさらに跡継ぎもなく空き家が増えて空き地化してくる。
そしてその空き地化したところに井戸水を毎日汲んでいる。すると月が輝いている。すでに秋になっていても夏である。秋がなくなるというのも分かる。それだけ暑いということである。
大きな家の屋根の上に満月が輝いている、なにかそれが姉のようにも見えた。姉は太っていておおらかな性格だったからである。
だから大きな月が似合っている。人間は家族でも死んでも形がなくなっても愛は消えないことを感じる。ただその愛は自分に対してだけの愛だった。すでに死んでからもう13年とかなる。それだけ月日が過ぎるのが早い。この13年間はあまりにいろいろなことがありすぎたのである。
とにかく何か私の家も大きいから大きな月がふさわしいとなる。そもそもこの家は私の母と姉が作ったものである。
今日はスーパームーンであり地球に月が接近して大きく見える
晴れているからきれいに見えるだろう。
とにかく暑くて今年は遠くに出れない、陽射しをあびると熱中症になる危険がある。ただ毎日海の方に自転車で走る。海からの風は涼しい。特に夕方は涼しい、その時だけ秋を感じる