金融資本主義化グローバル経済の終わり
(実体経済と乖離した市場は賭博場ともなった)
金融資本主義を貫いて働いている人って、なんかつるんとした人が多いんです。なんかそれぞれのクセとか、趣味趣向とか、そういうものがなくて、つるんとしている感じ。その人は、多分100万円の絵よりも1億円の絵は100倍美しいっていうふうに思う。「俺はこんな絵が好きなんだ」とかいう趣味嗜好の引っ掛かりがなくて、つるんとした人が多い。
資本主義のこれから−その2 金融資本主義の本質は「手段の目的化」。
●実体経済から離れた金融資本主義
なぜグローバル経済というのはわからないのか。それは規模があまりにも巨大化したのである。
それはとても日々の生活からかけ離れたものとなっている。
エコノミーの語源が家計だということでもわかる。
とするとその規模はとてつもないものとなる。日々の生活だと買い物でも100円とか1000円とかである。そして100円でも損したとかなるのは実感なのである。グローバル経済というのは株式でもファンドは日本の国の予算の2倍のお金を動かしているという。そのファンドの会社の人は千人くらいだと言う。その人たちはプライベートジェット持っていて世界を駆け巡っている。
そんな天文学的な金を持って株式市場わ動かす
だからなぜ日本が物価高で苦しんでいるのに株だけが上がってくるのだろうか。どこで日本が景気がいいのいいのだろうか。
それがまるで理解できないのである。つまり実体経済と金が動くだけの金融資本主義があれただ金融資本主義によって金が巨額の金がAからBへまたCへ移動してるだけなのかもしれない。金余りであり金の行く先が投資する場がなくて移動している。アメリカが国債などで債務不履行(デフォルト)が迫ったので日本へ一時的にファンドの金が移動したのかもしれない。ファンドの金が日本の国の二倍もあるとしたらその金が動いたらその影響も大きのである
●貨幣や紙幣は支配する道具
いずれにしろグローバル経済になると天文学的な金になりとても日々買い物して100円とか千円感覚で実感する経済とはまるで違ったものになる。ただそうして金を動かして儲ける人たちがいる、その人たちは世界で千人くらいだとしている
でもそういう人たちでもやはり背後に政府とかの権力お援護がないと力を持てないだろう。そこにアメリカの軍事力がありドルが世界の基軸通貨となった。
でもアメリカだけが得をするドル決済に反対する国がロシアでも中国でもあって不思議ではない、もうけを独り占めするのかとなるからである。
要するに世界のギャンブル場になったのが現代のグローバル経済でありその賭博場で儲けているのが千人くらいのファンド会社の人間なのかもしれない、その人たちは何ら生産に物つくりをしているわけでもない、ただ賭博場で金を動かしているだけだとなる。
それは八百長だとなりロシアでも中国でもグローバルサウスでも対抗するようになったのは当然だとなる
結局金というのはそもそも支配する強力な道具なのである。
それで七つの海を支配した大英帝国がポンドを世界基軸通貨としたのでありドルもまたアメリカが世界帝国となり支配するからドルが基軸通貨となったのである。
貨幣というのは必ず皇帝とか王様の肖像が刻まれていた。つまり皇帝が王様がその地を国を支配するというシルシだったのである。
それでオスマン帝国のテレビドラマを見ていてエジプトに派遣された地方長官が勝手に自分の肖像刻んだ貨幣を発行したのである。そのためにその地方長官は殺害されてしまったのである。これからわかるように貨幣でも紙幣でもそれは支配する道具としても機能していたのである。だからそもそもグローバル経済でも公正な市場などないのである。
そして今や資本主義自体が行き詰まっている。なぜただ巨額の金を右から左へと移すだけで儲けているのか。それは実体経済とは関係ないのである。これまでは何か経済というとき実体経済であり江戸時代でも何万石とか米のとれる量が多いで経済は計れていた。だから実感としてわかりやすいものだったのである。
●マネーゲームと化した株式市場
それでなぜ今金融証券銀行などが採算が取れなくなったのか。実体経済とから離れて証券とか債券とか金とかが動いている。でも実体経済とは違ったものでありマネーゲームのようになっている。それで銀行で働くような人も何か働く生きがいというかは喪失してしまった。
それで銀行をやめて農業をするようになった人もいたのである。
今や証券とか銀行に勤める人は胡散臭い人に見られてしまっているのである
投資にしても直接ものづくりをしている人に買う人は投資する。
クラウドファンディングが生まれて銀行はの役割は喪失しつつあるのである。銀行もメディアであり仲介するものであるということがあり直接作る人にものづくりする人に投資する方法はインターネットで生まれたとき銀行の役割もなくなるともなる
金融関係で働く人が何かこのように実際の物つくりとか農業とかでえる労働の充実感を得られない、金を得ても実感として何か作り上げるとか育てるとかしないので架空のバーチャルな世界で数字の世界で抽象的な世界で生きているからつるんとした個性のない顔になっている。何か実生活で手ごたえのあることしていないからそんな顔になったのかとなる
つまり人間でも人格でも作るのは仕事になる。それで職人気質とか生まれたのである。
いずれにしろグローバル経済とかはとても実体経済から離れているから乖離しているからそこに起きる問題が大きいのである。
そして資本主義が金融資本主義のようになってゆくときモラルもう消失して資本主義は終わりになるのかまた変容して新たな資本主義になるのかそういう一つの大きな時代の区切りにきているのである
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