2023年01月23日

未来の年表が現実化した原発事故周辺 (街中も家が壊され空地が増えたーやめた店も増える)


未来の年表が現実化した原発事故周辺

(街中も家が壊され空地が増えたーやめた店も増える)

ツルハドラッグは拡大している、鹿島区でも二軒になった、原町でも増えた
それは目に見えてわかる、南相馬市原町区でも二軒くらい増えたと見る、イオンの近くと六号線のキクチスーパーのある所にもできた
なぜこんなに増えるのか確かに1000軒から二〇〇〇軒に増えたというのも近くを見ても実感する
一方で通りを見たら家が五六軒壊されて空地になっていた
それは最近のことである、回りもそうだったが街中も空地化しているのである
まず商売している店は何軒なのか、二三軒なのかとなっている
街の通の薬局もやめていた、もう一軒の薬局もやめた、それはツルハドラッグができたためである、そこに客も吸収されたのである
第一そんなに薬局も必要がない、でも新しい薬局が厚生病院の隣にできた
たから薬局は必ず病院の脇にできて薬を調達しているから成りたつ

それにしても店が消失してゆく、家も壊されて空地化してゆく、未来の年表はもう先のことではない、今の進行している、街一軒の自転車屋も主人が死んで今はなくなった
だから自転車持っている人達は困っている
パンクでも直せないとどうなるのかとなる、街でも空洞化してゆく、つまり個人商店は成り立たなくなっている
でも原町区だと新しい店が生まれている、通信できる喫茶店のようものもできている
他に無人の餃子を売る店とかできていたし他にも新しい店ができていた
原町には新しいものができる、でも相馬市となるとイオンが撤退したのは影響が大きかった、何かあの一帯が街の中心とも見ていたからである
あそこで休むのが習慣にもなっていたからである、何か今は街中で休むということがあまりない、あそこはやはり街の中心になっていたのである

外国だと旧市街とか歴史地区があり新市街がある、観光するのは歴史地区の旧市街であるそこに古い城があったりする、相馬市は城下町であり一応歴史地区であり趣きがある
だから入母屋の庁舎にもしたし高いビルもないから城下町の雰囲気があった
日本でも古町と新町があり街でも栄枯盛衰がある
でも現代の問題は新しい街ができないことである、真野川沿いでも場所がいいのに新しい道はできてもそこに店などはできなかった、むしろやめた店もあった、そこにも廃墟の家があり活用されていないのである
街が活きていない、何か死んだ街になって行く駅前の自転車屋も暗くなり灯が灯ってないのも淋しいとなる
相馬市の中村喫茶店などは新しくできたのに藤の花が似合っていたのにやめた
コロナウィルスの影響もあり人が集まりにくくなったこともある
でもやめたのが早すぎた、せっかくあれだけのものをレンガの建物を建てたのにもったいないとなる、それは城下町に合っていたのである
ビートルズの曲を流していたしそれは団塊の世代とかでも昔をなつかしんで集まっていたようである、でも若い人は集まらない、そもそも若い人は少ないし金もないので集まらないとかある、高校生などはマグドナルドとかに集まっている

本当に未来の年表の予想していることは遠い先のことではない、ただいま進行中なのである、この辺では原発事故で双葉とか浪江とか小高でも移住してきた人達がいて新しい住宅地に住んでいる、だから人口的にはそれほど減っていないのである
でも街の通りとかは寂れている、家でも歯がぬけるように壊され消えてゆく
それは最近目立ったことだった、十軒くらいの家が壊されて空地化した感じになる
だから驚きにもなった、街は衰退してゆく、何か商売でも成り立たない、増えたのはスーパーが一軒とツルハドラッグである、そういうチェーン店しか成り立たなくなっている
駅前に農協のスーパーがあったときはまた駅前もそれなりににぎわっていたとか思い出すでもその時小さな店はやれくなったのである
そういう変化が常に社会にはある、でも今度の変化は日本全国に及ぶから違っている

そもそも自転車屋でも街に一軒は必要である、自転車を持っている人でもこれから買う人でも必ず修理とかあるので欠かせないのである
だから自転車屋もいない街というのは生活してゆくのに困るとなる
でも民間だと利益をあげなければやっていけないのでつづかないのである
駅は無人駅だったが高校生の見守り役として市で金をだして人を配置することにした
その人達には金は払われている
つまりこれからは今までのように必要でも維持できないものが出て来る
するとみんなが困るのだから商売でも成り立つように援助しないと保てないとなる無医村のようになる、ここだとまだ近くに市があるからなんとかやってはいける
ただ自転車屋でも簡単にできない、だから自転車屋でも他から来てやる人がいれば歓迎してみんなで市でも支える、それは利益だけではない、必要なものとして維持する

良く自転車を使う人は近くに買い物できる場所があればいいとかしきりに言っていた
その人は老人であり今度は脳梗塞とかなり歩くのもままならなくなった
だから近くに店があれば簡単な買物はまだできた、一応短い距離なら歩けるからである
でもそんな店はない、自転車に乗れたらスーパーまで買い物できた
でも自転車に乗れなくなったらできない、すると昔のようにすぐ近くに店があれば買い物でもできるし頼まれたものを配達もできると奈々、配達でも近くのだから届けるという感覚になる、戦後まもなくは隣に店があり隣近所の人が買い物して成り立っていたのである私の家でも店をしていてそうだった、その時は何でも万屋(よやずや)のように置いていたのである、だから近くだったら例え足が弱っても買い物ができるとなる
また届けることもできるとなる、何かその頃配達もしていたし自分が子供の時配達させられていたからである

老人になると意外に近くが大事になる、知っている人は病気になり車にも乗れなくなり
自転車にのってよるかとか言っていた、それで元気な時、親しい女性が買い物してくれていた、でもその女性が脳梗塞になりできなくなった、また仲も悪くなった
隣の市に娘が住んでいても一週間に一回しかこない、だから困っている
つまり一見車があるが手間になる、介護とか病気になったときなど近くがすぐ行けるからいいのである、でも今は近くが遠くなり遠くが近くなっている時代なのである
でもこれは高齢化社会には向いていないと思った
近くで用を足せるのがいいのである、車に乗れなくなったら困る、買い物すらできなくなる、車社会になったのも高齢化社会になると向いていないとなる
脳梗塞になった女性はもう二三百メートルの距離にあっても来れない、今までは自転車で来ていた、自転車にものれない、歩くとなると相当な距離になり来れない、家内なら歩けても歩けなくなったからである
すると近くが頼りになるのが近くに頼る者がないとなる、人でも病気とか介護になると近くが便利なのである、でも車社会とか広域社会になり近くに何か頼りになるものがないのである

今になるとこうして車社会であり広域化社会の負の面が現れてきた
車社会でも負の面が現れてきた、そうは言っても歩けなくなっても息子の車で来れるのだから車があることはありがたいとはなる
車社会になったことで近辺の店が成り立たなくなり巨体中央資本のイオンとかチェー店が増えた、つまり車社会の影響がどれほど大きいものだったかわかる
シャッター通りになったのもそうである
なぜなら車だったら郊外でも簡単に行けるからである、かえって街中は車の駐車場もないので行きにくくなったからである、それで人が車に乗らなくなると街を歩く人達が増えると活性化するというのもわかる、極端な車社会が現代の状況を作ったからである
でもそれは簡単にはできない、そういう社会になったときその社会に適合せざるをえないからである、でも車社会も行きすぎたものだったということを反省すべき時期になったとも言える

これだけ少子高齢化になると社会自体もまた変わることが望まれる
その社会は車社会とか広域社会とはまた違ったものになる
近くで用が足せるとか昔の時代を取り戻すともなる、病気とか介護とか老人になるとそういう社会が良かったともなる、車が運転できなくなるともう足がなくなる、そして近くでも疎遠になり助ける人もいない、孤独死とかも増える、だから時代も逆戻りすることもある、これだけ老人が増えたら老人向きの社会にもしなければならない
そんなことはいいと言っても現実問題としてそうなる、若者向きにしても若者自体がいないからである、そしたら商売にもならないのである
まず子供とか若い男性でも女性でも中学高校生はいてもその上になるとなかなか見かけないとなる

原発事故で避難区域になった町や村はもう自治体が維持できない、それは未来の年表が現実化している場所である、飯館村にしても一割以上が村外から来た都会からの人達であるでもその人達も年の人が多い、つまり老人になる人でありそれはやがて病気になり介護される人にもなる、今特別養護老人とかが順番待ちで入れないのは別に建物があり部屋は余っている、でも肝心な働く人がいないのである
それは飯館村などでも公共の施設が学校でも多額の金を補償金使って建てても生徒が五六人とか子供がいないのである、ここでも介護する人がいないとかなり青森の施設に送られたことがあった、どこでも人材とか働く人が減ってゆく、そして社会自体を維持できなくなる、その未来の年表がここではすでに具体的なものとして現象化している
どこでも後継者がいなくなり何でも維持できなくなる、ここでは自転車屋がなくなったということで現実化したのである






posted by 天華 at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題の深層
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