2022年12月07日

あらゆる所で継承継続ができなくなる (少子高齢化による(未来の年表)の衝撃)


  あらゆる所で継承継続ができなくなる
  
  (少子高齢化による(未来の年表)の衝撃)

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未来の衝撃という本が話題になっている、これは本当に現実化しているからである
それはもう確実に未来がそうなると予測できるから単なるSFの空想でもないからショックなのである、それでこの辺が原発事故で極端な現象として現実化したことを書いてきた
農業しているのも65歳以上の人が8割とかである、そして耕作放棄地でも膨大なのである、近くで小さな畑で野菜を作っていた女性が72歳で脳梗塞になった
その前の畑の人は腎臓が悪く透析をしていたが60代で死んだ
隣の畑をつづけていた人は娘に車に乗せられて這って仕事していた
80代でありでもつづけられなくなった、そこは草ぼうぼうになっている
つまり隣の畑が放置されると困るのは草がすぐ生えてきて影響するからである
だから田舎では草むしりが日々の仕事なのである

その女性は苦労したので普通の人より10歳くらいふけていた、そして煙草を吸っていたそれが血管に悪かったのである、でもストレスが絶えずありやめられなかったのである
まず煙草とか酒は体に良くない、私は30歳くらいでやめたかさ良かった
その女性は知っている人を私の同級の人がやはり脳梗塞になり片足が悪くなっていたのを見ていた、脳梗塞は再発するんだよとか言っていた、そうして他人を見ていた人が脳梗塞になったのである、だから他人の心配するより自分の心配が先だとなる
なぜならかえって自分の健康管理していない人は誰かの世話になったり他でも迷惑をかけるからである
脳梗塞も多い、同級の人はすぐに病院に行ってカーテルを入れて助かった
南相馬市には新しく脳出血のセンターのビルができた、そこには優秀な医者がいたからである、若い医者でも習いに来ているからである、だから助かったのかとなる
でもその女性は脳梗塞の症状があっても専門の病院に行かなかったのである
医者が見抜けるはずだったができなかったのである

いづれにしろ8050問題とかは始まっている、その女性は入院している、50代の息子が病院に行ってみている、ただ脳出血では意外すぐには死なない、心筋梗塞では死ぬ
だから10年くらい介護している人を知っている、その苦労も大変なものだとなる
リハビリをすればそれなりに回復するのである、長嶋茂雄も脳梗塞になった、でもそれなりに回復している、これは脳の部位で体の影響が違ってくる
こうして増えるのは老人と病人なのである、子供など近くでも見かけないのである
まず少子高齢化の問題はあらゆる分野で継承継続ができなくなる
私の住んでいる街でも一軒しか自転車屋がない、その人も60代後半であり病気でもあるそれでもつづけている、自転車屋でも技術者だから簡単にできない、他でも原町の自転車屋でも老人だった、そして老人より若い人がしている自転車屋に行けというとき自転車の技術も進歩しているからついていけないからである
自転車は後で必ず故障とかで世話なになるから通販はできないのである
またいつも利用していないと隣の原町で断れらたとういことがある
だから自転車屋が今一軒しかなくそこがなくなると困るとなる
そこでも継承する人がいなくなるのが問題なのである

それより田舎だと広いから山の村でもその村自体を維持するのがむずかしくなる
より不便な所だと限界集落になりもう老人しか住んでいない、継承する人がいなくなるのである、祭りでも若い人がいなくて継承できないとかの問題がすでにでている
すると歴史と文化も継承できなくなる、村というとき江戸時代からでも長い歴史がある
そしてその村にあり石一つでも何かいい伝いとか伝説とかあ村の人とともに活きていたのである、庭が人間化しているように村の自然も人間化している、だからそこに人間が住まないと荒寥としたものとなる、それは家の庭の石とも似ているからである
人間化した石になっていたからである、そういうことでも継承がなくなるとき淋しいものとなる、村自体が消失してゆくことは歴史でも文化でも継続できないということである
これはかなり深刻なことである、そこで失われるものが何か、それが原発避難区域で問われているからである、先祖とのつながりも絶えることにもなるからである

もう過去の経済成長させるとかの問題はない、今あるものを継承継続させることが問題でありそれができなくなる問題なのである
自治体自体が維持できなくなるというのもそうである、半分以上が維持できなくなるというのも深刻なのである、この辺では原発事故で避難区域には老人だけが取り残されてそうなった、もうそこにいくら新しい施設とか建物を作っても肝心の人が住んでいない
立派な学校を建てても肝心の生徒がいないのである、外から通っているとかなる
また老人ホームでも人手がたりないとかで青森に送られたとかもある
つまりあらゆる分野で継承継続が問題になるのである、IT技術者が70万人不足するとかもそうである、そうなると通信のインフラも整備できないとなる
老朽化したインフラでも直すこともできないから橋を壊したとかなる

そうして空家が800万軒とかにもなる、近くの街中の家も一軒取り壊された
他には壊されないで利用されない空家が近くに何軒かある
原発避難区域では空家だらけでありゴーストタウンにもなっている
それで最初は復興を盛んに言っていたが残されたのは老人だけである
だから小高からとか原町に移住した人が多い、立派な家を建てた人も家を放置して原町に住んだとかなる、また原町だけではない鹿島だと新しい家が建っているから救われているそれはおそらく地元の人でない、原発避難区域から移ってきた人達なのである
だから原町とか鹿島でも相馬市でも新地でもそういう人が新しい家を建てて移り住んでいるのである
つまり集住化が起きているともなる、とても復興はできないとなりそうなったのであるこれは全国的に起きていることでありここだけではない、でもここは極端な現象となって現れたのである、これが日本の衝撃的な未来なのかともなる

その対策はどうするかとなるともう分散しては住めない、集住して住むとなる
ただそうなると継承して継続してきた村とかが失われる、それも大きな問題なのである
都会からすると痛みをも感じないかもしれないがそこで多様の生活が歴史でも文化でも失われ何か精神的には貧しくなるのである
でも現実問題として優先されるのは歴史とか文化でなく日々の生活を成り立たせることだからどうにもならないともなる
その解説は簡単にできない、それは個々の問題ではなく全体の問題だからである
日本全体の問題であり縮小してゆく社会をどうするかとなるからである  

「後継者難倒産」が過去最高水準に

これはあらゆる分野で起きている問題である


posted by 天華 at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事問題の深層
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