2022年11月30日

冬の菊が似合うもの(葉牡丹、冬桜、冬薔薇) (磐長姫のことなど)


冬の菊が似合うもの(葉牡丹、冬桜、冬薔薇)

(磐長姫のことなど)

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冬桜農家の古りて石の蔵

世も変わる家新しく冬桜

この家に仕事場あれや冬の菊

細工する仕事やここに冬の菊

同じ道今日も行きにき冬の菊

冬の菊夫に仕え歳古りぬ

墓守る我が一人かな冬の菊

葉牡丹や磐長姫を想うかな


石ここに置いて幾年なじむかな葉牡丹植えて冬の日暮れぬ

冬の日に誰と逢うべし静かなる昔のことを語るもよしかな

冬の薔薇五六輪の蕾見ゆ咲きしを待ちぬ我が庭にあれ


俳句は写生だというとき一見何でもないようなものでもそこに俳句になるもの詩になるものがある
そこは農家なのか畑仕事をしている人がいる、だから納屋みたいなものがあり道具類が置いてある、そこに冬の菊が目立たないように咲いている
冬の菊というとき何か質素な夫に仕える妻のようにも見える
木工の仕事をするものも合っている

葉牡丹は岩長姫に似ている、見映えは良くないが体が丈夫で農作業などができる女性だとなる
庭の石は何かここになじむにも時間がかかる、何でも人でもそうだし時間をかけないと信頼関係は作れないのである、そして老人になるともうそうした時間がないのである
だからかえって死者が親しくなる、死者でも家族だったら長い時間を一緒に暮らしたからである
だからわからないのはら熟年離婚なのである、これも増えている、でも68歳とかで熟年離婚して親しい信頼関係が作れるのか、おそらくその人は元気だから不倫だったのかもしれない、その年でもそういう人は現代ではいる、ともかく元気な人は元気であり老化して弱る病気になる人もいるが今は元気な老人が結構多いのである
何か老人が若返り性欲も復活してそれで夫婦の仲が悪くなったという映画を見たことがある、その人はそういう人かもしれない、だから元気すぎることも困る面がある

人間は近くでも良く見ていないのである、灯台下暗しなのである
いづれにしろやはりそこに何らか暮らしが仕事が生業がないと自然でも活きてこないのである
だから空家が多くなるとき淋しいものとなる、その家は医者としてこの辺では常に話題になる人だった、でもその人のことを語る人もいないのが不思議なのである
それはその人とかかわった人も死んだことにもよるがこれも不思議だとなる
ただその人の残した家がありそこは空家化して庭には紅葉が映えている
でも地震で壊れた部分を屋根瓦など直していないから荒れてくる、一部は屋根瓦から草が伸びている、そしてその家の一人息子も死んだのである、その子供は東京にいるがこの家はただ放置されるだけなのかとなる
これももったいないと思う、ただそうして空家化しているのは原発避難区域だったら空家だらけであり空家の街にもなっている

とにかく誰か住んでくれとなる、でも人が移り住まないのである
小高だったら原町に住んでいる人が多い、浪江の人も住んでいる
この空家問題は大きな問題である、街の中でも空家が目立つのである
それが活かされていないのである、ただ持ち主がいて勝手にはできない
でもそうして放置されている家でも土地でも何かただ迷惑になるだけである
ただすぐ近くの街中の空家が数日かかって壊された、そこは空いた土地になる
そういう時隣の人が利用しやすいのである
土地を買う手に入れる時簡単にできないのはいろいろ事情があるのでできない
でも隣の人だと利用しやすいとなる、私の隣でも空家であり広い庭がある
だから庭を利用したいとなるか持ち主がいて事情があってできないとなる

原町へゆく高平の農家の庭が広く椿と冬桜が咲いていた、石の蔵もある
そこの家は古い、冬桜はいいものだと見た
やはり家でも庭でも人が住まないと活きてこないのである
空家一千万とかなるのも恐ろしいし温泉街が廃墟化したり日本が縮小してゆく時
空家や耕作放棄地が増大している、そのことが大きな問題なのである
全体に縮小寂れていく、その極端なものとして原発事故で町や村自体が廃墟のようになっていることなのである、これは回復できないように思う
一旦あれだけ荒廃するともう回復できないように見える
ただ老人だけが残ってどうしても復興できるように見えない、墓場のようになってゆくのかともみる、外国人でも住んでくれともなるかもしれない、なにかいい方法がないのである

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木花之佐久夜毘売とともに天孫邇邇芸命(ににぎ)の元に嫁ぐが、石長比売は醜かったことから父の元に送り返された。大山津見神はそれを怒り、「石長比売を差し上げたのは天孫が岩のように永遠のものとなるように、木花之佐久夜毘売を差し上げたのは天孫が花のように繁栄するようにと誓約を立てたからである」ことを教え、石長比売を送り返したことで天孫の寿命が短くなるだろうと告げた。

『日本書紀』には、妊娠した木花開耶姫を磐長姫が呪ったとも記され、それが人の短命の起源であるとしている。

また『古事記』において大山津見神の娘で、須佐之男命の子の八島士奴美神と結婚する、木花知流比売(このはなちるひめ)は石長比売の別名であるとする説もある。

この神話でも事実に基づいている、今でもそういうことがありうるからである
農家だと磐長姫のような女性を嫁にした方が仕事ができるからいいとなる
でも男性は美人の方を好むからこういう問題が起きたし今でも起きている
ここに大山津見神というのが出て来るがこれは郷土史の方で考察したようになぜか相馬地域に多いし他でも思った以上多いのである


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