日本のあるべき姿ー小国寡民
(日本は島国で資源もないから豊になれないーでも平和であることが肝心)
資源に乏しく、国土も狭い。原材料、食料の海外依存度が高い。人口が減り続けることによる労働力不足。でもそれでいいのかも。所詮、小さな島国日本。平和であるならそれでいい。
日本は石油とかでも資源がない、ロシアなどは石油でもガスでも資源があることで大国となっていた、だから別にドルを使わなくてもルーブルでいいとなった
でも石油でも中東から買うのに他の国はドルで買う、ロシアは石油を買う必要がないからルーブルでいいとなった、つまり富とは紙幣とか貨幣とかにはないのである
いくら紙切れの紙幣を積んでもそれは所詮紙切れになる運命にある
富とは何なの?
資源だけではない、現代では科学技術力が富になる、欧米が力を持ったのは科学技術力である、ヨ−ロッパは特にそうである、アメリカは資源もあり技術力もあり豊かになった
軍事力も豊さを作る、覇権国になり基軸通貨にドルがなっているからだ
日本は科学技術力で世界の競争に負けた、高度成長時代は特別優れた技術力というものでなくても電器製品が売れたから豊かになったのである
その科学技術力も中国であれ韓国に追いつかれて抜かれたともなり貧困国になってゆく
日本はそもそも大陸国家のようには豊かになれない国だった
そして日本は地政学では島国でありそれで300年の鎖国がありえた、そこに300年間戦争がないということは世界の歴史でも奇跡的だったのである
それができたのはまだグロ−バル化していない時代であり外国とかかわらないことでも
それで国が継続できないとか破産するとかはなかったのである
確かに貧しいとしても国自体が破綻するとかはなかったのである
富とは何かとなれば紙幣とか貨幣にはもともとなかった、最近証券の証券化債権化とか起きているという、それも不思議なのだけどそれは単に紙幣を増やしているにすぎずその証券も債権も紙切れだから紙切れにもなるという、いくら証券とか債権とかでもそれは紙幣と同じく紙切れになる、実際の富は現物でありまた技術とかも関係している
だから極端な円安とかなるのは紙幣にはもともと価値がないのだから紙切れだからそうなる
紙幣にしてもカンボジアとかベトナムとかネパールの紙幣をもってきてもそれは本当に紙切れにすぎなかった、それに比べればドルは違っていたのである
だから日本の経済が弱体化すると恐怖なのはカンボジアのようにな紙幣になる
それも恐怖だがそもそも紙幣とか金自体には価値がないのだから大きく変動して紙切れになっても不思議ではないのである
要するにいくら紙幣を紙幣を貯えても安心はない、それは本当に紙切れになる
本当の価値は現物にある、米であれ野菜であれ木材であり石油であれ石炭であれ工業製品であれ現物こそ変わらぬ価値がある、紙幣はいくら貯えていても紙切れになる
だから銀行であれ国であれいくら紙幣を作れるとしてもそれが富にはならないのである
それでグロ−バル化経済で金融で証券でも債権でも操作して架空の虚の富を作り出しているとされる、だからそれせリーマンショックとかなり金融市場の崩壊現象のようなものが起きて来る
つまり銀行であれ国であれいくら紙幣を金を貯えてもそれが富にはならないとなる
世界に売れるもの、車を作れば富になる、また何か世界に売れるものがあれば富になる
その富はどこから作りだされるのか?それは金融の操作では作れないのである
日本はもともと経済的には豊かにれない国であった、大陸だと資源もありアメリカでも馬鹿でかい土地を持っているし富が国に蓄積される
それは中国でも皇帝となれば王ともなれば地下にまで大宮殿を作って墓ともなる
その富が支配者階級に蓄積されてそうなった、今でも共産党幹部は兆もの金が労せずして入るとかなる、それは支配者階級に富が集中するからである
日本はもともとそれだけの富を産めない国だからそうはならなかったのである
ただ日本は大陸のような熾烈な民族抗争もなかったし貧乏でも平和な国だった
鎖国はマイナスともなってもそこで300年間も平和がつづいた、戦争がなかったということは世界史では稀有なことだったのである
それは明治になって日本も世界の戦争にまきこまれて遂に太平洋戦争で3百万人も死んだとなる、こんなことは世界の戦いに巻き込まれなかったらありえないことだったのである日本はアジアの覇権国になろうとして失敗したのである
そんな強国になりえなかったのである、日本は島国で貧乏でも平和な方が良かったのである、覇権国となると確かに豊かにはなれる、それを担うとなるとアメリカであれ中国であれロシアであれその負担は馬鹿高いものとなる
日本はそもそもそんなことできる国ではなかったのである
結局老子が2000年前に説いた小国寡民が平和なのである、大国化することが平和にはならない、日本はもともと小国寡民の国だったのである
だからこそ平和な国でありえたのである、それは地政学的にも島国で恵まれていたからである、海に囲まれていて海が自然の防衛を担ったからだとなる
大陸だとどうしても陸地がつづいているのだから国境争いがあり戦争が絶えなかったとなるからである
いづれにしろ紙幣に貨幣に本当の価値がない、だからこそ極端な円安にもなる、でも資源の価値はそんなに変動しない、石油が一時安くなってもやはり回復した
つまり石油の価値は基本的にはなくなることはない、多少の変動があっても価値がありつづけるのである、そこに資源がある国は強いとなる、アメリカが強いのは資源国でありまた科学技術に優れているからだとなる
日本は資源もないのだからどうしても大国にも強国にもなれないのである
だからどうしても独立志向でもアメリカか中国に従属するほかない国だとなる
ただ従属する国を選ぶだけでありとても太平洋戦争のように覇権国になることはできないそれは歴史か証明したのである、中国でも十数年前まで後進国だったのにみるみる巨大化した成長したことに驚く、中国とはそもそも国自体が巨大でありそういう潜在力があってそうなったのである、日本にはそうした潜在力がポテンシャルがなかったのである
つまり身の程を知れということであり日本は過剰に日本を誇大化して見ていたのである
それが太平洋戦争でアメリカに打ち砕かれたのである
ただ明治維新で世界に伍するようになったことは不思議だとなる、鎖国から一挙に世界の国と伍するようになった、でもそこには相当な無理がありそれが太平洋戦争で破綻したのである
日本は日本なりの道がある、それが何になるのか、とても覇権国になどなりえない国なのである、だから問題は覇権国を選ぶ従うことだともなる
それが悪いともならないのである、だからかえって問題があるにしろアメリカに負けて従属してもそれが豊になることでもあったからだ
とても日本は覇権国家にはなりえないのである、ただ平和を維持するにはどうするのかということが問題なのである、自ら覇権国になることではない、そんな力はない
すると中国側につくより欧米側につくほかないとなる、そこでは一応自由は保証されるとかなる、ただ覇権国には従わざるを得ないともなる
でも中国に従うよりはましだともなる、そこには確かにいろいろな問題があり簡単には言えない、でも中国に従うと自由などなくなる、完全な属国となり自由は奪われる
日本はそうした選択を強いられる、日本が覇権国になれないのだからどうにもならないとういことである
経済でも食料などでも自給することである、それはウクライナ戦争とか何かなると食糧を入ってこないからである、アメリカではトウモロコシをとれても食糧として輸出しない
餓えている国があり人達がいても安くは売りたくないからエタノールにして売る
つまり世界ではアメリカは人権とか人道とか言っても上辺だけであり自国の利益優先なのである,グロ−バル化経済というのはこうしてリスクがある、互いに助け合うことではない、どこでも自国優先なのである、まず自国民を食べさせなければ国が成り立たないからである、だから食料を他国に頼ることがいかに危険であるかが今回の争乱で証明されたのである、他でもなるべく自国で供給する体制を作っていることが安全を計る防衛にもなるそれは軍事力だけではないのである
本当に武力だけで平和が守れるのか?中国の防衛費はすでに日本の十倍である、そういう国と戦えるのかとなる
貧困化している日本にそんな財力はもうないのである、すでに自国防衛自体が不可能なのである
最右翼の人が日本は侍の国だから戦う精神をなくしたら終わりだとかいうけどそれは時代錯誤になる
そもそも刀で戦う時代ではない、ミサイルとか核が飛んでくる時代に戦争ができるのかとなる
軍事力を増強してもそれが防衛になるのか疑問である、ただ防衛としても食糧自給とかはできるのである、食糧自給できなくなったら戦争にもなる
だから自国でなるべく自給する体制をしておくことが必要である
タグ:日本の選択 小国寡民 円安はなぜ 日本の防衛 富とは何なのか 紙幣は紙切れになる 石油の価値は変わらない 資源国は強い 平和を守る 日本は覇権国に従う他ない アメリカと中国支配の選択 食糧自給は不可欠 現物に価値がある
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