欧米側からしか見ない世界の紛争など
(ロシアがあれほど強行にウクライナを攻めているのか?)
どうみてもプーチンは悪い奴だ非情だ、正常じゃないとかなる
それが映像のインパクトが強すぎるためである
子供が死んだとかビルが破壊されるとかその映像が強烈すぎる
するとどうしてもなぜこんなことをロシアはするのだ、プーチンはなぜこんにしてまで破壊して殺戮するのだという印象になる
だから人間は確かに不満があったり恨みがあったり憤りもある
でもそのことを全面に出して暴力になるとまた違ったものになる
その仕返しの暴力が強烈な印象となりいくらそういうことが恨まれて同然だとかあっても賛同しにくくなる
とにかくウクライナのロシアの攻撃を見たらロシアが悪い、プーチンが悪いとしか見ないのである、それなりの正当性があってもそうしか見れないのである
実はウクライナにおける反政府デモというものは、私が2008年まで3年間、日本のウクライナ大使をやっておりましたけれども、その時に経験した色々なウクライナの政治状況と比べて、明らかに異なる点があったんですね。それはどういう事かというと、非常に暴力的なデモであったということなんです。暴力的なデモであったという、その一つの原因はですね、2013年から2014年にかけてかなり力を得てきた右派勢力というのがあるんですね。この右派過激派勢力が、いわゆる民主化と称するデモ、反ヤヌコビッチ大統領デモに参加してきたということですね。それでデモが相当暴力化したという事情がありました。
馬渕睦夫が語る虐殺とウクライナ問題の真実
ただここでも時系列でみればそれなりの理由があっことを理解する
これは一連のアラブの春とかオレンジ革命とか民主と自由の戦いとして起きたものの継続だったのである、でもその結果として起きたことはその国民が悲惨なものになっただけである、特にシリアでは国が戦場になりバラバラになり破綻した
その時テレビで女性が売春婦になって金を稼ぐほかなかったと嘆いていた
それで民主とか自由の運動にのせられたのだとか言っていた
それはアメリカが入ってそう仕向けたのである、ネオコンとかが工作していたのである
内戦状態になりシリアでは難民化した、民主とか自由を得るということがいかにも正当化されたが実際はアメリカとヨ−ロッパとかロシアとかの争そい場として国が荒廃してしまったのである
それでイスタンブールにいたとき名古屋の人がシリアに行ったのである
そこで盛んにシリアの人は素朴でいいと感心していたのである
その時シリアはロシア指導の社会主義国家だったのである、その時別に人々は平穏に暮らしていたのである、それは別にそのままで良かった
民主とか自由の革命など必要なかったのである、別に圧制でもなかった
そこに争いをもたらしたのがアメリカとかヨ−ロッパの勢力だったとなる
何か自由と民主とかいうとそれが絶対的善のように見える、でも必ずしもそうではない
それが外国の勢力争いに利用されるときはそうではない、その国の人自らが要求するならいいが外国勢力が入ってくるとそうではなくなる
ウクライナでもクリミアでロシア系の人々が迫害されるとかあった
そこでアメリカのネオコンとかジョージソロスとか投資家とかが入ってきて国内を二分させる争いに加担したのである
なぜならそれまでは反目があっても殺し合いまでにはなっていなかった
それなりり融和して暮らしていたからである
そうして殺し合うまでになったのはアメリカとかの工作員が入ってきて分断したからだとここでは説明している
それが見えたのはやはり日本の大使としてウクライナに駐在していたからわかる
外国のことは結局そこに暮らした人が実感としてわかるのである
私は外国のことなど50まで行ったこともないし知らなかった
外国を旅して多少知ったというだけである、ただ生の情報というか人から直接聞く情報は確かなものがある、シリアの人達が素朴だったというときラオスの人達も素朴だったと外国人が言っていた
この素朴だったということは貧乏でもそう感じるものがあった
それは日本が明治に外国人と接してそのイギリス人がこのように素朴な人達に我々の文明を入れることが本当に幸せにするのかと自問したことと似ている
日本人も外国人が来て欧米化した時、日本的良いものが失われたからである
欧米の文化が文明がすべていいものではない、日本の良さもあったがそれを否定したことが問題だったのである
明治から戦後は戦争に敗れてアメリカ化したことも問題だった
そしてすべてアメリカ的価値観になった、金しか求めるものがなくなって日本は人情すらなくなった、すべてが金であり金しか価値を見ない日本人になったのである
それはアメリカ人と同じになったとなる、日本人がもっていた良さは消失したのである
もちろん日本人がなんでもいいとかならない、でも欧米人のもたらすものが何でもいいとはならない、それを日本人がもっていた良いものを否定して欧米人が持っているものが何でもいいとしたことが失敗だったのである
だから内村鑑三などはキリスト教を受け入れるにしても日本的伝統の武士道を重んじたキリスト教ともなった、外国の宣教師に学ぶべきではないと言っていたのである
欧米人がもたらすものがすべていいものとはならないのである
確かに民主とか自由はいいものであり必要である
でもそれは日本人自身が消化するものであり欧米人に押し付けられるものではないのである、結局アラブの春とかシリアの悲惨さは実際は欧米とかロシアとか外国勢力に分断されて攪乱されるだけのものになった、そこで国は分裂して難民化して悲惨な結果になったからである
このことは日本を肝に命じていた方がいい、日本も外国勢力が入り二分三分化されて国がばらばらになりシリアのような悲惨な結果になるかもしれないからだ
日本はアメリカでも中国でもロシアでも入ってきてシリアのようになるかもしれない
そういう世界の圧力がかかる場になっている、その時国が二分三分して分裂することが
悲惨なたとになるのである
明治維新ではそういう分裂の危機があったが一応内乱もあっだがまとまったことで悲惨な結果にはならなかった、でもアメリカに負けけ弱小国になったとき日本は大国化した中国の隣でありロシアも隣国でありそういう分裂の危機が高まっているのだ
だから日本人自体がそうならないようにまとまることが第一となる
そのことを余程心がけていないとシリアであれウクライナであれ悲惨なことにるなことが目に見えている、ただ日本がそういう位置にある
そういうふうになることがありうる国となっているのだ、ただ日本がまとまれば強さを発揮する、日本はそもそもそういうふうにまとまると強い国だからである
それが悪い方にまとまったのが太平洋戦争だったのである
一億総玉砕とかなったのである、でも良い方にまとまれば外国勢力に分断されないものとなる、それがこれからの肝心なことになる
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