2022ー新年の短歌10首―白鳥と蔵王
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大きくすると後ろの白鳥は確かに若鳥である、灰色の羽根だからである
八沢浦では一番蔵王が大きく見えるのが不思議である
蔵王がこれだけ大きく見えるのは福島県ではここだけになるから貴重である
また鹿島区の右田区からも見えるようになったのは防波堤が高くなって見えるようになった
この葉牡丹の鉢は鹿島区の「森の花屋」さんで作り売っていたものです
グーグルクロムだとクリックしても大きく見えないので注意
雪厚く閉ざす蔵王の崇高に白鳥の飛行朝に映えにき
白鳥の若鳥も飛ぶ連なりて新年や蔵王の映えし八沢浦かな
新年に轟く波音打ちよする白波にそまた我が走るかな
新年や色様々に花活けて調和をかなづ我が家栄えぬ
土地土地に栄のあれや新年に命の限り尽くすべきかな
葉牡丹の紫深く氷張り我が家につとむ女(ヒト)にあるかな
あらたまの年の緒長くなほ生きむまだ知らずして見るべきものあり
虎年や我が老いにしも内にこそ力の満ちて大地を行かむ
ふるさとはなほ荒れにしも新しき芽のいでくるや育つべしかな
新しき道に小花や枯芒老若男女往き来するかな