鹿島小学校へ行く踏切で南相馬市の土木課の人と話す
(そこは車が増えて接触事故が多い)
小学校への地下道
予定されていた道
すぐ近くの鹿島駅からの鹿島小学校へ行く踏切は狭く車が震災以後多くなり何回か接触事故を見たし自転車でぶつかるのもみた、やっとすれ違う幅しかないからだ
それで土木課の人が来てそこを見ていた
それで私は説明した
なぜすぐ近くにトンネルを造る工事をしたのに止めたのか?
そこは30年前とかこの辺か区画整理して住宅地とした場所だった、新しく家が建ちそれでまっすぐな道を作りトンネルを作る予定だったのである
でもそのトンネルは作られなかった、その理由はわからない
その時は今のように車が通らなかった
最近必ず小学校へ子供を車にのせてここを通る、それも震災以後鹿島に住んだ人が増えたからである、踏切に行く真っすぐな道はほとんど車が通らなかった
そしてそれは昼間でも通っている、土木課の人は昼間に来て見ていたからである
ひっきりなしに車か通っていた
何か土木課の人はその踏切の道路を広げればいいとか言っていた
確かにそれなら簡単かもしれない、でもJRがすることになるから交渉が必要になる
この工事が楽だとしてもやはり相当な金がかかるからだ
ただ鉄道の問題は鉄道だけの問題ではない、街全体とかかわっている
それで駅の外の立派なトイレは市で設置したものである
それを毎日障害者グループのアサガオの人が掃除している
そその費用も市で払っている、それから高校生の見守り役を駅に配置したがこれも市で金を払っている、でも駅の業務はしないということでJRと交渉して契約して決めたのであるまた駅の掃除は商工会でもしている、それはJRで金を払っているのである
このように市とJRは協力しないとできないのである、ただここでは自転車と車が接触してぶつかったりまた車同士が混んでぶつかったのを見ている
大きな事故にはならないがそういう事故は起きやすいのである
そしてそこから六号線に出る地下通路は都会並みに立派であり実際利用しているのは通学する小学生だけなのである
わざわざ地下通路を行かないで自転車でも横断道路で信号待ちしているからである
だから前からあれは無駄だと思った、何も高架橋でも作れば安くできた
あれは相当な金を使った大工事だったからである
何か公共事業には前から言われていたが無駄が多い、それは市民にとって必要なものだからしているとは限らない、建設土木会社に仕事を与えるためにしているというのもある
それで無駄でもそうするのである
オリンピックでもゼネコンのために仕事を与えるためともなり除染の莫大な費用も除染が必ずしも必要でもなくても6兆円とか途方もない金が使われたのである
それがとても全部有効だったとは思えないのである
そこで地元でも暴利をむさぼる会社がいて逮捕までされたのである
それからリニアなども今やそういうものが本当に必要なのかとどうかもわからない
それより原発だってそうである、それが本当に必要なものかどうかわからないものだったのである
結局高度成長のときは道路でも建物でもインフラ整備が不可欠だったのである
それが過剰になった結果仕事がなくなり地方に公共事業を与えるともなった
そこで大きな無駄が生まれたのである、過剰投資が生まれた
そしてそういう無駄なものに金を使う結果となり金が有効に回らなくなったのである
ただこういうことは本当に地元でないとわからない
南相馬市だったて広いのだからその狭い地域で暮らしているからそこに住んでいる人しかわからないことなのである
ただ車を利用する人はここは狭くて混んで嫌だなという自覚はする
でも利用しない人はわからないのである、こういうことが本当に多い
鉄道の駅が無人駅化する、でもそれに抗議もしないのは利用する人が少ないからである
車ばかり利用して電車の乗り方さえわからなくなった人が多いからである
そうなると別に無人駅化しても関係ないとなり無関心だからそうなる
またそれだけの費用をJRでは乗客が減ってかけられないからそうなる
ただ鉄道は鉄道だけではない全体とかかわるからこういう問題が起きて来る