秋の日、柿(寝そべる牛)
秋日さし牛の寝そべり木の根っこ
秋日さし牛の寝そべり山を見る
牛数頭寝そべり陽さし柿なりぬ
墓地ありて昼の静かに残る虫
牛と木の根っこの写真がとれた、ただ夜の状態のままにしていたので失敗した
カメラはいろいろとめんどうである、自動にしていればきれいにとれた
ただこれは写真になる絵になる景色だった
これも一回見逃すとあとはとれなくなる、つまりここに牛がいつもいるとは限らないからだ
木の根っこは自分の家の庭にも置いた、飾りとして置いた、木の根っこと牛はあっている木の根っこは何か残ろうとしているものである
根っことして残るものを象徴している
それは何か死者をイメージしたり歴史でも古いものを残ろうとする
木の根っこは大地に深く根を張っていた、だから根っこだけでも残ろうとする
残る意志を感じる、それは老人にも見える
ともか臥牛山とかあるのもわかる、牛と山は相性がいい、どっしりとして動かないからだ
ここは原町の郊外であり原町は広い、野馬追の馬もこの辺では飼われている
牛も飼われている、ただ原発事故以後は減った、やはり放射性物質の汚染が影響したからだ
今日は秋晴れであり気持ち良かった、丸森に行こうとしたが遠い、原町くらいだと疲れないのである、飯館村まで行ったら疲れて一週間くらい疲れがとれなかったからだ
それだけ体力が弱ったのである
まだ残る虫は鳴いていた、もうすぐ冬である、今日はあたたかい、明日もあたたかいから出かけるにはいい時期である