2020年09月03日

生活保護はもらえなくなる (国で予算を減らしている‐困窮する老人)


生活保護はもらえなくなる

(国で予算を減らしている‐困窮する老人)


厚生労働省の調査によると平成30年10月末時点での生活保護受給者は209万人にのぼっており、日本人口の約50人に1人は生活保護を受給していることがわかっています。

簡単に言えば、我々が汗水流して働いた税金からです。内訳について説明させていただきますと、その約75%を国が、25%を地方公共団体が負担しています。

生活保護の減額についてです。10月から1580円も減らされ77650円しか生活費が支給されません。これってひどくないですか?生存権の侵害です。

日本の生活保護受給率(総世帯÷生活保護世帯)は、3.24%(平成27年度)で、10年前(平成18年度)の2.26%に比べ約1%も上昇しています。特に65歳以上が占める割合は年々増加し、高齢者人口の2割超が生活保護を受給しており、今後の社会保障費の増加が懸念されています。(数値は、厚生労働省「被保護者調査」より引用)

2030年問題の本質は、2030年には日本人の3人に1人が65歳以上の高齢者という社会が訪れるというものです。



生活保護は最低限の生活を保証するというけど実際はそうなっていない
最低限の生活の保証としてら一か月の生活費10万は必要である、それでもたりないけど
他に医療費とか援助されるからそうなる
でも今生活保護は相当に厳しい、最低限の保証がされていない
その条件も厳しくなっている

●年金を少額でも支給されていると生活費の援助がない

●医療費も全額負担してもらえない

4万もらっていたとしても5000円とかしか生活費がもらえないとか制限されてしまう
ただこの計算は人によって違うから一概に言えない
いろいろ事情があるからそれを考慮する

ともかくもう最低限の生活保証がされていない、ただ自治体によって一級市とか格付けがありそれによって支給される額が違ってくる
県庁とかある都市や大きな都市は一級になるから額が違ってくる
福島県だと福島市は一級都市になる、何かこういう差別があるのも何なのだろうとなる

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他の県もこんなふうになっている

約75%を国が、25%を地方公共団体が負担しています。

国で負担しているとなるとなぜ自治体で差別しているのか?別に物価が安くなるとはならない、今は地方と都会では物価は同じである、この差別は家賃などを考慮したものなか?ただ自治体の割合が少なすぎる、ということは国の財政が豊かなら生活保護もそれなりにもらえるとなる、でも生活保護の予算は減らされているから実際は相当に苦しい
もう生活保護だけでは最低限の生活もできない

現実に4万の年金をもらっている人でも5000円とかしかもらかない、交渉してももらえない、77650円で生活できるだろうか?最低でも10万は必要だろう
それでもたりない、もう食べることすらできない状態になる
生活保護自体崩壊しているのかともみる
もし10万でももらえるなら生活保護として成り立つけどそれが成り立たなくなっている
そして国の財政も苦しいからこれからも減らされる
つまり生活保護は国で減らしたら75パーセント出すとしたら国で出さなければ成り立たないとなる、自治体で25パーセントではたりないからだ

総数でみると、最低生活費以下の世帯割合は、13年に15・9%だったものが、16年には14・1%と落ち込みます。母子世帯では、13年は85・5%、16年では65・5%です。(表)

この家に住む菅井敬子さん(68才、仮名)が「電気代がもったいないから」と夜間も消灯を続けているからだ。

敬子さんは毎日、夕方頃にスーパーに行き、店員が食材に5割引のシールを貼るまでじっと待つ。今年の暑い夏もクーラーはほとんど使用しなかった。

下流老人とは、生活保護を受ける生活レベルで暮らす高齢者、およびそうなる恐れのある高齢者のことです。現在も増え続けていて600万〜700万人いると推定されます。今の日本には、かつては大多数だった中流は存在しません。ひとにぎりの富裕層と、大多数の貧困層というのが実態です

浪江の人たちが入っている復興住宅で夜に電気をつけない人がいるという
浪江だと原発事故の補償金をかなりもらっているともみたがもう事故から10年もすぎると金でもなくなっている人が増えて来る
そして現代の貧乏とは必ず電気、ガス、水道が止められるのである
そういう人たちが全体の5パーセントもいるということはその人たちぎりぎりで生活している、こうなる人は最低限の生活をしている
それでその電気代とかをとりたてる委託された人がいて嫌でやめたという報告があった
こういう人たちは毎月月末に電気代、ガス代、水道代が払えないのである
そういう人たちが5パーセントいるということはかなり多い、一割にならなくてもそれだけいることはいかに目に見えないが日本人が貧困化しているかの指標なのである 

確かに現代の貧乏は見えにくい、ボロを着ているわけでもない、物乞いしている乞食がいるわけでもない、貧乏は見えにくいのである
貧乏は戦後まもなくでも戦前でも江戸時代でも見えるものとしてあった
戦後焼野原から育った団塊の世代などは本当になにもないところから始まった
水道はないから近くの井戸から水をもらっていた、電気は裸電球一つとかでありトタン屋根の家で冬は風がうなっていたことを思い出す、私の家には本は一冊もなかった
鉄腕アトムとかの漫画を読んでいた、それも買ったものではない、貸本屋から借りていたのである、つまり本でも漫画でも買う金がなかったとなる

貧乏という時さらに戦前でも子守りして学校に行けず文字を覚えらられないという女性がいた、明治生まれで手紙を書けず頼んでいた人がいた、字が書けなかったのだ
それで小説を読んで字を覚えたとか言っていた
それは後進国でも今でも学校に行ける人は恵まれた人だとなっていることでもわかる
人間はもともと戦前まで貧乏な国だったのである、私の母親は原町紡績で糸取りを十年していてその時のオカズはつけものとかであり沢庵とかであり後は味噌汁だけだったとかある、なんでも休憩時間の30分の間に御飯を早食いして死んだと聞いた
そのことが良く呑み込めなかったが遊びたくて飯を早く食べて体を壊したらしい
休憩時間が短いからそうなったのかとなる

戦前になると味噌汁とタクワンとか一汁一菜とかなる
だからそんなもので良く仕事できたと不思議になる
今の最低限の生活でもサシミなどを誰でも食べているからだ
私の父親は明治生れで最後に病気になりサシミを食べれるようになったが食べたくないと言って死んだ、その頃豊かになったのだが病気になり食べることができなくなっていたのである、バナナは田舎では売っていなくて仙台市まで買って食べさせたのである
そういう時代と比べると生活保護でもまた最低でも現代は豊かだとなる

隣の人は私で貸していたが店を出してたが売れるわけでもなく品物もろくなものがなく餓死したようである
家賃が払えないでわずかの金をもってきただけである
ただこの人には息子がいたしそこには金はあったが嫁が悪くて見捨てたとされている
その事情は子供だったのでわからないがまだ幼児だったかである、餓死した人は結構いた時代があった
でもやはりその時代とは違うから比べることができない、もう現代の標準の生活自体できなくなっている,携帯は老人でも必需品であり電気代から水道代からガス代がかかる
それをまかなうだけで今度は食料に回す金がなくなってくるのだ

ただ本当に貧乏な時代のことも忘れられた、私は子供時代のことを思い出して貧乏をイメージするが今の人はもうできない、だから子供時代の生活は不思議だった
炭が燃料であり卵を食べられなかったという時代でもあった、ただ農家の人はニワトリを飼っていたから食べていたからかえって農家は恵まれていたとなる
貧乏になると御飯に醤油をかけて食べるとかもあった、オカズがなければそうなる
こういう貧乏から比べると現代は最低限でもいいものを食べているとはなる

奇妙だけど人間は本当に貧乏になるとつまり電気、ガスとか水道を使えなるともなる
電気は石油とか石炭を燃料としているがそれは外国から入ってくる、輸入しないと買えないものである、でも日本が貧乏になれば買えなくなるのである
電気はただ生まれのではない、燃料が必要でありそれが日本にないとしたら電気を作れないのである、ソーラーパネルとか風力発電があるようになってもそれでは工業用にはならないからである

このように現代の貧乏は電気、ガス代、水道代が払えなくなる、それが貧乏として一番切実に現れている、そうして家に住めなくなったり家賃が払えなくなったりする
でも戦前とか戦後まもなくは水道もない、電気もない、ガスもない生活していた
本当に竈があり木材を燃やして米をたいていた、原始的な生活でもあった
裏には水が流れていてそこで洗濯していたというのも今ではそんなことをしていたのが思い出せなくなる
だからそういう時代は家事に時間がかかる、今なら電機製品で一人でもできる
それて東京では中産階級でも女中を二人雇っていたとかある
私の母親は原町紡績で働いた後は東京で女中で働いたからである
二人の女中が普通の家庭ですら必要だったのである、それだけ家事に労力がかかったのである、だから女性の仕事は女中にもなっていたのである

いづれにしろその時生活保護もなかったようである、だから乞食が多かったのである
そもそも生活保護とはなになのか?
市町村があったとしたら困っている人をみんなで助け合うという趣旨である
そうなるとその困った人が何でそうなったのかとかみる、ギャンブルで身をもちくずしたとかなんとか事情がいろいろありそんな人を助ける義務があるのかともなるからである
だから今でも生活保護を受けるとなると審査が厳しくなるのである
要するにみんなで困った人を助ける気持ちをもてるかとなるからだ 
そしてしこの人が本当に困っているのかとなると見分けるのもむずかしいのである
ただこの人は本当に困っている、そういうふうに同情されればみんなで助けるとなる
自然災害のときなどはそうである、原発事故でもそうだった、こういうときは同情されやすいから援助もされる
ただ国家で援助するとなると大きくなるから見えなくなる、それでも自治体から25パーセントと出ているから回りの眼が厳しくなる、田舎ではとくにそうなる
でも生活保護は国で75パーセント出していることを注意すべきである

地方自治体でも地方交付税とかあり市町村の財政は国が大きく関与している
だから国自体が貧しくなるとその影響は日本全国に及び生活保護もできなくなる
そもそもいくら福祉でも税収が入らなければできない
ただ生活保護が必要なのは犯罪者になるのを防ぐことだというのもわかる
もうこうして貧困化してくると犯罪が必然的に増える、そして治安が悪くなるから余裕がある金持ちにも影響するのである、もう枕を高くして眠れなくもなる
だから格差社会は怖いものなのである、そのことを金持ちは自覚しない、すると害が金持ちに及んでくる、ただ確かなことは国自体が貧困化することが福祉にも金を回らないということでありするといかに国を豊かにすることが問題になる
貧困は一部の人の問題ではなく国全体の問題であり国が豊かにならないと解決できないともなる

いづれにしろ生活保護はこれから氷河期世代とかが老人になったときもう成り立たなくなる、経済が停滞してゆけば余計にそうなる、そんな財源がなくなるからだ
生活保護を受ければいいというがその内容は今や最低限の生活保証はされないことを知るべきである、生活保護はもう最後のセーフティネットにはならない、
そして年金も微々たるものだとするときどうなるのか?
それは恐怖の時代になる、犯罪者が増えて治安が悪くなり暴動のようなものも起きて来る金持ちでも襲われるから貧困者だけの問題ではないのである

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