2019年12月08日

新しい産業が起こらない、フロンティアがない、投資先がない (停滞社会、中世社会へ逆行か?)


新しい産業が起こらない、フロンティアがない、投資先がない

(停滞社会、中世社会へ逆行か?)

世界史をふりかえると大航海時代とかアメリカ大陸発見からフロンティアがありヨ−ロッパは栄えた、オランダで航海するには危険であり沈没すると大損になる
でも成功すれば大儲けになる、それで株式会社として共同で出資して成功すれば株の配当でもうかる、オランダそうして栄えた
東インド会社とかを作り成功した
大航海時代はそうした世界がフロンティアとなっていた
その最大のフロンティアがアメリカ大陸だったのである

スペインは略奪国家だったけど南米で富をえた、ただそれが継続しなかったのはただ奪う国家、海賊国家だったからである
次にイギリスは自ら産業革命を起こして七つの海を支配した
それはただ奪うだけではない技術革新があった、今のITの技術と同じである
アメリカが開発したのでありそれで世界を支配する
鉄道の発祥の地はイギリスだったのである

日本では江戸時代までは新田開発でありそれで人口を増やした、一番栄えたの元禄時代だったのである、それは地方でも同じだったのである、葛尾村にも元禄の碑があったし相馬市の新田にも元禄の碑があった、この辺ではめずらしけど元禄の碑があるということはやはりこの辺で盛んに新田が作られたということなのである

明治になると個々人の家で零細な絹織物などの手仕事が大規模な産業となった
絹織物は養蚕農家を日本全体で作りだした
今でも兜形の家はいたるところに残っている、そこは養蚕がされた場所なのである
その絹織物はアメリカに輸出されたのである
原町の原町紡績(原紡)はこの辺では有名である
私の母はそこで糸取りとして十年働いた、それまでは農業が中心で現金収入は得られなかった

特に女性はそうだった、だから女性に働く場を与えたということで大きな変化だった、女工哀史とかあるけど全部がそうではない、そういう面はあったにしろ農業しか働く場がない時代から脱出したのが養蚕と絹織物産業だったのである
その後私の母は東京で女中になった
この女中もその頃女性の働き場だった、電化製品などないかである
それで中産階級でも二人も女中を雇ったいたのである
それだけ家事自体の労力がかかっていたのである
第一洗濯板で洗濯するだけで手間なのである、それはフランスのセーヌ河でも選択する女性がいた、それがルーブル博物館に絵として残っている
インドでは洗濯するカーストがあった、洗濯自体一仕事だったのである

戦前まで依然として農業に従事する人が8割とかの社会だった
そこでいかに農業で苦労したか?農民詩人を見ればわかる、食うや食わずであり小作が過酷でありその恨みが残った
その後戦争に負けて日本は焼野原になった、そして引揚者が開墾者となりやはり農業で生活しようとしていた、それも過酷で半分はやめた
でも戦後十年くらいから電機製品が世界で売れて高度成長時代になった
その後日本は電器製品から自動車産業が輸出産業となった
でも失われた30年となり日本が経済は停滞した
IT化にもおくれてスマートフォン時代にも乗り遅れた
そして新しい産業が起こらない、そして今は株が上がっていても好景気感はない
それはなぜか?歴史をみても新しい産業が起こらないとういことである
日本はITでは後進国だからである

そして自動車産業も衰退しつつある、そもそも自動車が自動運転化すると車の使い方が根本的に変わり車自体の数は必要ないという、車を実際に利用しているのは4パーセントであり家で使わないのである、ただ高い車を使わずに置いてある度合いが高いのである
ここでもAI化とかでかえって雇用する人が減ってゆく、人はいらなくなってくる
新しい産業は雇用を増大させるがAI化はかえって雇用する人を減らすのである

そして今金はどこでも余っている、その使い先が投資先がないのである
大企業でも膨大な金を留保している、それを社員の給料にもまわさない
保留しているだけで金が回らないのである、それだけ投資できない、保守志向になっている、銀行でも金が余っている、でも投資先がないのである
それで投資信託などを売りつける、それはゆうちょでも農協でもアメリカのゴールドマンサックスなどの餌食になっているという、投資信託とはそういうアメリカの頭脳となる人達が作り出したものでありそれで日本の金融機関から金を奪われるだけだとしている
金融とは金を右から左に回して差益でもうけている詐欺のようなものである
投資ではなく投機なのである、円高差益でかせぐFXのようなものである
だからもう地銀とか金融機関は必要なくなっている
かえって追い詰められているからそうした詐欺商品を売りつけるから害毒になる
それは医者がいらない薬を患者に与えて製薬会社と結託してもうけているのとにているのである
つまり社会に有効に働かない時、その人間は害になってくるのである
会社でも害悪として社会に働く、むしろそこで働くことは社会に害悪をもたらすだけだとなるから怖い存在になる

その仕事が害悪になるというとき例えばアフガニスタンで大麻を売らざるを得ない、栽培しなければならないのは食べるためにそうなっている
職がないからそうなったのである、メキシコで大麻でギャングがいるのはそれしか仕事がないからだとなる、それを簡単にやめさせることができないのである
だからそうして戦争でも失業者のために兵士にさせて仕事を与えるとまでなる
ナチスは失業者救済のため兵士にして戦争したとかなる
失業者が大量に出ると戦争にもなるのである
なにしろ追い詰められた人間は一番怖い、何でもするようになるからである
今日食べるものがないとしたらわずかの金でも殺す、そういう人に出会ったら最悪だとなる、でもそういう人が増えることはその社会はアフガニスタンやメキシコの麻薬社会にもなる、食べるために善悪もなにもなくなってしまうのである

だからこうして新しい産業も起こらないとか日本でも衰退してゆくばかりとなると非常に危険な状態になってゆく、それが金融機関にも現れているし社会が不安定になり犯罪も増えて来る
でも日本の場合は米が余っているとかとても食料不足になるとは思えない
アフガニスタンなどは食料すら確保できないから絶望的だからテロ国家になっている
ただ世界的に見て新しい産業はもう起こらないのかもしれない
AI化があってもそれは人力をますます減らすのであり今までの産業とは根本的に違うからである

するとどうなるのか?中世のような停滞社会、ゼロサム社会になる
そこでは何か内面性が追求される、精神世界の開発になる
第一パソコンとかITとかAI化は頭脳と関係して物つくりではないからだ
それに日本では追いつけなかったのである、物つくりが得意でもそうした頭脳となると苦手になる
ただ未来はどうなるかわからない、必ず予測しえないことが起きるからだ
津浪とか原発事故でもそうだった、予測し得ないことが人生では起きる
まず70年生きたら必ず戦争であり大災害であり何か大きなことがそのサイクルで起きているからだ
明治維新から70年後に太平洋戦争があり次に70年でまた大きな変化に見舞われている何か2019年も終わるけど2020年は本当にその節目であり大きなことが起きる
そうして時代が変わるのかと思う





posted by 老鶯 at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済社会労働問題
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