2019年06月11日

海老村の大工の善次が経験した怪異はやはり津波のことだったのか? (津浪で死体を処理した日下石のばあちゃんもショックで後で死んだ)


海老村の大工の善次が経験した怪異はやはり津波のことだったのか?

(津浪で死体を処理した日下石のばあちゃんもショックで後で死んだ)






円光塚よりいず。転々として大いなること茶銚のごとし

また垣の如きもの路に横たわる。善次中刀をぬきこれを切って
通行す、・・・・

転々として大いなること茶銚のごとし

これは津浪で流される様を表現したものではないか
津浪によって転々と大きなものでも日用品でも流されたからである

垣の如きもの路に横たわる

これは垣とは壁だとか垣根であり津浪で流されて道をさえぎった様を言っている。
これも津浪の被害をその様子を知っていて記されたのかもしれない
ただ本当に津浪の被害のことは資料がないから知りえようがないのである。
これも謎である

日下石で聞いた話ではばあちゃんが磯部から流れ着いた死体を積み重ねて処理した
でもそこで心労も大きくまもなく死んだという話である
磯部は2000人住んでいて250人死んだとか悲惨だった
完全に村は壊滅して跡形もない、その後はソーラーパネルが敷き詰められた
あそこで農家の人にここに死体が流れ着いたんですよと聞いた
墓地で語ったばあちゃんはぎりぎりで助かりそのことを語った


その後善次病死して棺を出す。時に大原村の森の方より黒雲持ち上がり棺をつかんで
雲中に入る。宝蔵寺の僧これを聞き走り来りり七重の袈裟を雲中に投ず。
声ありて曰く、「おいか」と。

棺おく雲散じ空晴れてこれを葬るという。是の世に希有のことなり。
知らず「おいか」とは何の言なるか。
ある人いふう葬礼の諸品を海水に洗えばすなわちこの怪異ありと。

大工の善次がなぜ死んだのか?これも謎である
つまり怪異ありとは磯部のばあちゃんが死体を処理してそれで死んだのと状況が似ている何か異様な状況がそこにあり死んだ、それが津波で死んだ死体を見たのかもしれない

ある人いふう葬礼の諸品を海水に洗えばすなわちこの怪異ありと。

これは津波で死んだ人のことだったのか?

大原が関係しているのはその時、相馬氏は大原から小池の方に進出した
海側はまだ中世時代の館があり入り込めなかったのである
八沢浦の柚木は相馬市になっているけどあそこが鹿島(北郷)の境だったのである

「おいか」これが何を意味しているのか?

これがわかれば何かヒントなり謎が解けるかもしれない
ともかくあれだけの被害と人間が死んだのだからそれで祟って死んだということも信じられないことではない、死体の山になったのだからショックだったのである

それが、生まれ故郷だしここで頑張ると言っていた人たちが、一人欠け、二人欠けしていく。

 出る、のだと言う。

 夜、寝ていると足元から津波で亡くなった隣人たちが這いすがってくるのだと。

 とてもじゃないが、こんな幽霊が出るところで暮らしてはいけないと、集落には誰もいなくなった。

 ともかくあれだけ人が死ぬと何かしら怪異があっても不思議ではない
それを簡単に迷信だとかなんとか片付けられないのである
死者の霊が海辺に被害の地に漂っているという感覚になるからだ
ただ今はソーラーパネルとかになって磯部でも全く昔の面影は何一つ残っていないのである


posted by 老鶯 at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震津波関係
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