2018年02月03日

経済社会の構図 (景気がいいのに金が回らないのはなぜか?)


経済社会の構図

(景気がいいのに金が回らないのはなぜか?)


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経済を考えることは社会の構成とか社会全体を見ないとわからない,経済学とは社会学であり社会全体を見る学問である。
社会全体を見ることが現代社会ではできない,だからどんな人が社会を分析してもできない,それほど巨大で複雑だからである。
だから自分がここで分析したとしても社会の一部のことである。

ただ最近なぜ景気がいいのに賃金が上がらないのかと消費が伸びないのかとかなぜ銀行に金をあずけても利子がつかないのとか盛んに言われる
金の行き場がない,銀行でも有望な投資先がない,金を借りてくれる会社がないから金利は下がる,金が借りて事業を起こしたいという人がいれば金利はあがる
銀行は金貸しが商売なのに金を貸さなかったらなにする所なのだと政府から批判されるのもわかる

そしてもう銀行に金を預けただけで事務費などがとられる,預金したらかえって銀行から金をとられる,また投資信託などをすすめられて手数料がとられる
銀行は証券会社の子会社か支社になったとなる、現実に地方銀行には証券会社の人が出向して銀行員の一員として働いているのである。
マイナス金利も銀行を追い詰めたからそうなったと言われる

今景気がいいから会社がもうかっているといってもその分配が問題になる
経済が分配が大事だというとき利益の配分が株主とかに吸い上げられて一般の人に従業員にも回らない,賃金は上がらないからだ,すると消費も伸びないのである。
ただほんの一部の人に株主に株が上がり金がまわる,それより世界的にみると数パーセントの人に世界の富が集中して吸い上げられているそして格差社会になっている

金があっても金が有効に配分されない、分配されない問題なのである。
会社は利益をあげることが株主から要求されて株主優先になり従業員の賃金にまわらないそして利益をあげるために賃金の安い外国に工場を作ると国内に金がまわらない
会社は賃金を安くして利益をあげなければならないからそうなる
その圧力が強いから会社は会社員の賃金を上げることができない
利益を上げるというとき会社であり会社中心の社会が現代である。

例えば税金は会社が払う,国にも払う,法人税として払う,その金が公務員の給料になる公務員は利益を追及する必要がない職業である。
その公務員とは福祉とか医療とか安全とか警察とか自衛隊とかの国家公務員とかになる
その人たちは利益を追及しないし利益をもたらさない職業なのである。
今はこの公務員にかかる費用が膨大なのである。
少子高齢化で余計に福祉とか医療とかに金がかかり財政を圧迫して危機的状態になっている
そもそも会社が利益をあげて税金を払っている,それがなければ成り立たない職業なのである。公務員の仕事が肥大化すれば財政を圧迫するのは当然なのである。
なぜなら会社のように利益をあげないことを追及しているからである。
利益をあげているのは会社であり公務員はそこから税金をもらって運営しているからだ
またみんな会社員だというとき会社員は給料からそうした福祉とか医療とか安全のために警察とか自衛隊に金を払っている
でも公務員は利益を産みださないのである。

今金がまわらないというとき銀行にあづけても投資信託をすすめられて手数料とられるだけだとか証券会社でもそうである。確かにもうけている人はいるし株は上がっている
でもそれは全体からすればほんの一部なのである。
それより今はみんな株でも投資信託でももうからないから銀行に金をあずけても利子をつかないからビットコインの投資でバブル化しているという,ビットコインにはそういう事情があったのかと納得した,金があるのだかその金が有効に使えない,消費できない,回らない,分配できないということにあった
経済は分配が大事だという人がいたが現代経済の問題はそこにあるから納得する

現代の資本主義が限界にきているとか常に言われるのは投資先がなくなっている,投資してもうけることができない,投資信託とかでファンドで金を集めてもその投資先がない
もうけ先がない,それで投資を基本とする資本主義がゆきづまったとなる
金融関係者だけに巨大な金が吸い上げられているだけだともなる
世界の富が数バーセントの人ににぎられるというのはもう資本主義が機能しなくなったのである。
そこから資本主義は破綻してゆくようになる,格差社会でモラルも荒廃してゆく
投資マインドを持てというけど投機マインドしかもてないようになっている
金を右から左に移してその利ざやを稼ぐだけであり投資ではない,それFXなどで顕著である。
そうなると投資ではなく投機に走る,ビッドコインもそうである。
何か将来有望なものに投資するのではない,そうした有望な会社に投資するのではない
ギャンブル的投機になっている,そして胴元だけがもうかり格差社会になる
するとこれはいかさまだと一般の人の不満が爆発することになる
資本主義のシステムがもう機能しなくなったからでありもう崩壊してゆくとなる

自分が経験したことは奇妙だが有効に金が分配されたともなる,というよりは分配を強いられたのである。
泥棒にも大金が流れたり銀行や証券会社の投資信託として手数料がとられたり生活困窮者に金をくれたりした,それは金を回した分配したことにもなる
その金は有効に分配された,このことから考えると現代の経済の問題は分配がうまくいっていないことにある
会社がもうけても会社員の賃金が上がらないとか公務員などの税金に吸い上げられて金が有効にまわらない,そもそも公務員の仕事は医療とか福祉に安全に金がかかればそれは利益を上げないものだからそうなる,そういう仕事は利益を追及できないのである。
ここの支出を減らせば財政的に楽になり他にまわる,こういう所にだけ金が増大して回すと社会全体の経済は疲弊してゆく,国家破産にもなる
少子高齢化社会はまたそうなることを強いるから全体の経済も良くならない,金がまわらないのである。

投資というとき何か将来にむけての未来に向けての投資になる,教育も投資でありそれは今の成果ではない,未来に向けての成果のためである。
個人的にも勉強でもそれは未来に向けての投資である。教育投資は先が長い投資なのである。地味な研究などもそうである。
その成果があがるのはようやく老人になってからだともなる
いくら医療とか福祉とか老人に投資しても国の未来はないともなる
それが少子高齢化になり投資先が医療とか福祉とかだけになるから国自体が疲弊して全体の経済も良くならないということはある

posted by 老鶯 at 09:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済社会労働問題
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