戦後70年で迫られる変革
(男女平等の弊害ー北朝鮮のミサイル-内憂外患)
●男女平等の弊害
結局戦後70年は大きな節目になった,明治維新から70年で太平洋戦争になり敗戦から70年でまた大きな変革が迫られる,70年後ごとに大きな変革が起きてくるのが歴史だった。
戦後70年の結果が今現れている,それはいい面と悪い面として必ず現れる
要するにこれもカルマなのである。
戦後は何でもアメリカに負けたのだからアメリカをいいものとして習い取り入れたのである。男女平等とか民主主義の自由だとか権利の主張とかいろいろそうである。
その結果として今がある。
男女平等というとき戦後は教育でも男女平等となり男女が席を同じくするようになった。男女共学になった,これもいいものかどうかわからない,結果的にかえって男性は男らしさがなくなり女性は女らしさがなくなったということもあった
そもそも男女の機能が違っているのだから男女平等というのは女性が男性と伍して働くことは女性にとっても苦しいものでありいいものではなかったのである。
男女平等というとき男性が結婚しないというときいろいろ理由があるにしろ女性の要求があまりにも大きくなりすきだことがある。
女性は男性にとって腫れ物にさわるようなものになりみんなめんどうだから嫌がっているだから結婚しない男性が増えるというとき女性はめんどうだからである。
そして家事も一人暮らしでも困らない社会になったとき余計に一人でいいともなる
そんなめんどうなもなら一人の方がいいとなる
昔だったら女性を召使のようにして使うというかそういう風潮があった,家事が女性の主な仕事であり中流階級でも女中を二人雇っていたのである。
そういうとき女性は男性にとって召使のように見ていたということもあった。
そうなると男性にとっては結婚は必定となる,結婚は今のように女性を特別扱いすることはないからである。それが問題があるにしろ戦後は何でもまた極端になったのである。
いづれにしろ男女共学にしても例えば痴漢でも一緒に電車に乗るから問題が起きる
男女別々の車両にすればいいというのもそのためである。
女性は腫れ物に触るように接していなければならないからだ
女性の要求が大きくなり強くなり男性は小さくなっていなければならない社会になると
男らしさもなくなるのは当然である。
そこにも社会の歪みが生れた,男は男らしくとか女性は女性らしくとかもくなる
だから女性にも異常な人格が増えてきているのかもしれない
女性でもちょっとでも不満があれば離婚するとかなる
結婚しないことで少子高齢化が国力を衰退させるというときそれはいすいろ理由があるにしろ女性の要求が大きすぎて男性はめんどうになる,それに答えられなくなる。
そして家事は自分でしても一人でできる,選択でも食事でもオカズを買えばいいし女性がいらないのである。そうなるとめんどうな女性をかかえることをあえてしないとなるのだ性欲は別な方で処理するとか生身の女性はとにかく男性にとってめんどうであり腫れ物に触るようなものとなっているのである。
● 北朝鮮のミサイルは国難
ともかく現代はあらゆるものが大きな曲がり角にきている,大変革が迫られている
戦後70年の結果が出ている,その弊害が顕著になっている
それはアメリカに負けた結果として日本の主体性が喪失してそうなったのである。
日本には日本独自の国造りがあって良かったのだが敗戦の結果としてアメリカ一辺倒になってしまったのである。
それは教育だけではない,あらゆる分野でそうなのである。
男女の在り方でもそうだし社会そのものの根本的な改革なしでもう日本は存続できない状態になっているのだ。
北朝鮮のミサイルにしても日本では何ら防ぎようがないという,要するに外交とか防衛でもアメリカ一辺倒の時代では成り立たない,何か今日本独自の外交が防衛でも必要だというときもそうである。日本が北朝鮮に働きかける立場にあるというときもそうである。
中国とロシアとアメリカの中で日本が独自の外交が要求されているがこれまではアメリカ一辺倒の外交しかない,だから変革が迫られているのである。
北朝鮮のミサイルにしても防ぎようがない,その国難にもなんら対処できないのである。それはただアメリカ一辺倒の外交しかしてこなかったからである。
そして津浪とか原発事故もやはり大きな変革を迫られる具体的な問題である。
それが自分の住んでいるところにふりかかった大問題である。
これもまた戦後の経済とか科学技術の結果としてカルマとして現れた問題なのである。
個人的にそうだが戦後70年のカルマの総決算みたいなことが起きているのだ。
日蓮の言うように
仁王経に云はく「国土乱れん時は先づ鬼神乱る。鬼神乱るるが故に万民乱る。
賊来たりて国を劫かし、百姓亡喪し、臣・君・太子・王子・百官共に是非を生ぜん。
天地怪異し、二十八宿・星道・日月時を失ひ度を失ひ、多く賊起こること有らん」と。
国土乱れるのは鬼神だとしている,賊とは国をおびやかすもの,北朝鮮とかである。
臣・君・太子・王子・百官共に是非を生ぜん
これは上に立つもの政治家,官僚や経済界の指導者とか資本主義社会で暴利をむさぼるものとか格差社会になりそうしたものへの反発が大きくなり社会が乱れる
金持ちから盗んで当然だとかもなり金持ちも危険になる
天地怪異しとかはこの辺に起きた津浪とか地震とか原発事故だったのである。
国難が内部からも外部からも起きてくる,それに対処するにはどうしたらいいのかとなる日蓮だと法華経を信じろとなるが創価などは宗教と何の関係もない,利権とご利益を目指すだけのカルト団体である。
つまり国難の時日蓮系が出てくる,太平洋戦争でもそうだった,日蓮の思想が戦争の理論的なものとして利用されていたのである。
これをすべて現代にあてはめることはできないのである。
時代的に必ず同じようなことが起きるのは歴史もカルマの繰り返しだからそうなる
でも同じようでも時代によって違ったものだから日蓮の言っていることは現代にあてはまらないのである。
●右傾化するのは日本独自の道を見いだすため
ただ日蓮の国粋主義とか国学とか神道系が国家神道化したようにそういうことが起きてくる。つまり明治維新のようにそこに争いも起きてくる
現代は鬼神乱れる時なのことは確かである。
それは個人的にも経験したことを書いた,自分の家が介護状態になったとき狂気のような鬼神が現れたのである。弱者になったとき信じられない人が来た,泥棒がくる,借金した人がきて脅迫する,それは金に狂った人達だったともなる,それも現代の世相である。何かわからないがそれは本当に鬼が自分の家を荒し回ったのである。これせ自分のカルマだといえばそうだった
金のためにすべてが狂わされている,この辺は原発事故の補償金でもめて分断された
人間は金のために狂気化しているのである。
国が弱体化すると鬼神が乱れる
これは家でもそうであり国でも同じである。弱体化した国がどうっないるのか?
それは世界の大国からでも強国からでも内部からでも食い荒らされるのである。
鬼神が跋扈して乱れに乱れるのである。
弱者化することはそれだけ怖いことなのである。それは国にもあてはまるのである。
国が弱体化するというとき軍備力のことではない,国自体が内部から乱れることなのである。
だから明治維新の大改革,戦後焼け野原からの復興,そして今度は戦後70年で日本は大改革が迫られている,だからどうしても右寄りになるし右に同調する時代である。
アメリカ一辺倒時代から離れるには精神的にもそうなるからだ
日本はアメリカ一辺倒であり精神さえもそうなっていた
日本独自の道を進めなかったのである。だから日本独自の道を鼓舞するとき右寄りになる
日本精神を復古させることが維新になる,明治維新に the Meiji Restoration という「回復」と英訳されている,維新というのはすべてアメリカ流にすることではなかった
古来からある日本精神の復古の意味があった
だからそういう日本精神の復古とともにあらゆるものの改革が制度でも望まれているのである。それは戦後の焼け野原となった時代や明治維新の時と同じなのである。
もし日本が改革できなかったら衰退して三流国になり中国とか今度は他の国の隷属国家となる,そういう大変革が望まれている時代だとなる
ではそれを担うのは誰かとなると今の若い人だといときそれだけの気概とエネルギーがあるのかとなるとそうは見れない,そういう自覚もない,ただ本当にそういう危機が目に見えるとき北朝鮮からのミサイルが本当に落ちてきて多数の死者が出たりしたら目覚めるかもしれない,日本は本当に危機を体験しない限り目覚めないからである。
それでもなぜこれだけの原発事故の被害があったのに原発がとめられないのか?
それだけの危機を体験したのに日本国民は原発を止められないのか?
それはすでに原子力文明となっているからなのか?
つまり今の文明に核は兵器としても必要であり核なしでは国が成り立たないということがあるからやめられない,それは滅びに通じている
人類自体が核を捨てられない,そのことが人類滅亡になってゆく
男女平等の履き違いもやはりそれは単に男女の問題だけではない社会全体の問題として生れているのである。国家の問題としても生れているのである。
確かにだから国家としての存立こそ優先されるべきだという「心に青雲」の都築詠一氏のような思想傾向が強くなる,死んだけどやはりそういう人の思想の影響は大きくなる
それは戦後否定されてきたことである。国家とは悪いものだと敗戦の結果否定されてきたからである。それも北朝鮮から実際にミサイルが飛んでくるとなると見直さざるをえないのである。