2017年06月12日

田んぼが回復しないと復興を感じないのはなぜか? (田んぼと蛙は生態系で一体化したもの)


田んぼが回復しないと復興を感じないのはなぜか?

(田んぼと蛙は生態系で一体化したもの)


農家としては花を買って来て植える方をオススメいたします。『地力』とは地力が高いか低いかで野菜や果物の実の美味しさや大きさが決まります

田んぼは約2年作らなければ、床!、トラクターが剝くところより深く入りますのでトラクターは煮え込んでしまいます。
上部から50cm位で床、即ち足が入らない所を床と言います。
これが崩れると大変なことになります。
正規に作った稲でも毎年、下草、雑草を田んぼに入れればこれが肥になります。
休耕田は最低の田んぼですから、誰も作ろうとはしませんし、草の管理が1年大変なのです。

1年放置しただけで樹が生えてきますし
草も当然生えますので
休耕田の管理は面倒なものがあります。


休耕田は最低の田んぼですから、誰も作ろうとはしませんし、草の管理が1年大変なのです。

こういうことだったのか、田んぼの方が回復がむずかしかった、だから畑は原発事故以後もすぐに作る人はいた、田んぼはそうはいかなかった
飯館村は田んぼがほとんど回復していない、無惨に表土がはがされている
田んぼも肥料が必要であり肥料がなければ米でも育たない
それで右田の部落が橲原(じさばら)に肥料となる草刈り場の山を10町とかもっていたのである。そこに今住宅を建てて右田の人が移転しているという。

農家で苦労しているのが肥料なのである。それで角田の方に言って鶏糞を買って畑をしている人がいる、それは趣味の畑である、畑は趣味でもかえって金と労力もかかるのである
田舎では田んぼがない、田舎が考えられないのである。それはもう自然景観と同じとなり心も一体化している、田んぼは田舎では単なる米がとれるということではないのだ
オーストリアとかアメリカでも米は作られている、北海道でも作られている
でも日本の本州の田んぼはもう米をとるというだけではない、一つの心の原風景となっているのだ。だから田んぼがない田舎は田舎なのかとまでなる

それを一番感じたのは田んぼがこの辺で回復して蛙の鳴き声が盛んにひびいたときだった田んぼと蛙は一体化していたのだ、そこに蛙を餌としてとるために鷺がやってきていたのである。ただまだ鷺は今年はあまりみかけない、これから飛んでくるのか、前は鷺の巣が川の藪にあったりした、だから田んぼは自然景観と一体化した原風景なのである。

それで南相馬市は田んぼが作れなかったが相馬市に行くと田んぼがあり松の木がありそれが日本の原風景だと感じた、南相馬市では田んぼは荒地となり草原化したからである。
その草原化した風景は北海道の風景だったのである。
その草原に雲雀が鳴いたとき草雲雀というように雲雀は田んぼより草原にあっていたのかと実感したのである。これも不思議な経験だった。

いづれにしろ田んぼが復興しないと復興がないと感じるのはそのためである。

ケロケロケロ、田んぼがもどった、ケロケロケロ
俺たちはここに住む、俺たちの生きる場がもどった
ケロケロケロ、うれしいな、仲間ももどってきた
みんなで思い切り合唱だ
夜空には星が一杯輝きここが俺たちの生きる場だ

なんかこんなふうに蛙の鳴き声が盛んにひびいていた、そのひびく音が静寂の夜の田舎にひびわたったのである。
田んぼはそうして生態系と一つになった自然景観を形成していたから違っていたのである人間の生活の復興も蛙とか動物とともにもあったのである。
生態系というとき人間も動物でも生物でもその中に生きているからである。
だら蛙でも生きられないとなると生態系自体が破壊機能しなくなっていたのである。
原発事故はそうした生態系を汚染したからもうその土地に生きられないと帰れなくなり脱出したともなる、それが原発事故の罪深さだったのである。

まだ除染してもその効果は無駄だったとかなり4兆円の除染費用も浪費されたとかいわれる、土と水とか森の木とか汚染されることは生態系にとって致命的になる、動物も生きられないし人間も生きられなくなるのである。
浄化するためにはもう30年とかプルトニウムが消えるのは二万年とかなってしまうのが原発事故の過酷さだったのである。
原発事故は一回こんな大事故が起きたら住めなくなるということである。
それをこの辺では実際にそれを証明したとなる

posted by 老鶯 at 20:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故関連
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