東京都知事選挙も日本の政治の縮図
(小池は極右、増田は東電の役員の官僚、鳥越は典型的な左翼)
これを発表した企業というのは、東京電力ホールディングス。増田氏は14年6月から東電の社外取締役に就任しており、公示日を前にこっそり退任したのだ。
しかも、増田氏は東電株を1902株も取得している。13日に開かれた記者会見でも「安全性が確認された原発を動かす政策は認めていくべきだ」と明言するなど、原発の再稼働を後押しする姿勢を見せていたが、もし現在も東電株を保有しているとなると、増田氏は立派な東電の利害関係者である。当然、増田氏には有権者に対して説明する責任があるかと思うが、まだそうした言葉は本人から聞けていない。
じつは、増田氏は以前、原発事故の損害賠償にかかる費用などを国費から支出する"東電援助"のために設立された原子力損害賠償支援機構(現在は「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」に改組)の委員長を務めていたが、東電社外取締役にスライドする直前に同機構の委員長を退任している。ちなみに、社外取締役の報酬は計6人に対して年間6200万円が支払われており、増田氏の場合は他の委員会の委員長を務めていたことから
この人は官僚の典型のような人だった。官僚という立場を利用し私欲しかない人である。人間を見るにはいろいろあるにしろこれはわかりやすい、はっきりと利害関係がわかりあまりにも露骨だからである。
日本の限界集落問題でも少子高齢化問題でも本を出して意見を述べていた。
それは実際は統計的なものからの見方でありそこには肝心な現実に生活している人間が見逃されているのだ。統計的数字からだけでは人間は見えないし社会も見えない。
一方でこれを批判した「地方消滅の罠」山下祐介の見方はそこに生きる人間を見ているのであり統計的数字ではないのである。だからその目にはあたたかさがある。
害一これほど明確に利害関係を東電と結んでいること自体がこの人を現しているのであるこれだけはごまかせない事実だから判断しやすい。
そしてこの人の実績は岩手県知事をしたとしても借金だけを残しただけだとかないのである。
東京都民ではないにしてもこういう人に投票できるのか?
原発事故の被害者から見たらできない、賠償に専念しろともなる。なぜなら取締役だったのだから完全に東電の内部の人であり権力をもっていた人だからである。
原発事故の責任者として罰せられるべき人だったのである。
東電など原発事故の責任は誰も問われていないというのもなぜなのだろうとなる
この人も重要な責任者の一人だったのである。
この人が自公推薦の人なのである。
東京都は別に東京都民でなくても関心がある。東京都知事は国の首相に継ぐ地位もあり権限もあるという。一国の規模の予算を采配するから利権の巣窟となっている。
都議会議員には大企業がゼネコンでも仕事を受注したくておしよせる。そこでどうしても賄賂とか不正が生れる
舛添前知事がごまかした金より巨額の金が動いている、それを采配しているのは内田とか猪瀬前知事が暴露した。何か深い恨みがあったからだとなる。
要するに巨額の利権が金が動く場だから腐敗してくる。そういう場所に公明もかかわってくる。公明は創価も利権団体であり利権で動くのであり宗教とは関係ないのである。
なぜ舛添前知事でも猪瀬知事でも葬られたのか解せない面がある。
それは大きな利権がかかわりその利権をほしいままにするために邪魔だから追い落とされた。その裏のボスが内田だとか今盛んに言われる。
そういう巨大な利権を増田氏が当選すれば自由にできるということで自公は推薦したのだろうか。ここにも大きな闇がある。
ではなぜ自公がこのような利害関係がはっきりしている増田氏を押しているのか
これも自公の正体だということを示している
限界集落、地方は切り捨てというのがその政策なのである。
だから地方からの視点はなくただ中央からの視点しかなく不効率なのは切り捨てるべきだとなる
そういうことは現実にそこで長年生活していた人には簡単にできないのである。
それは原発の避難区域になったところでもそうである。
ともかく官僚とか会社の幹部とか権力をもつものは罰せられないということがある。
検察も同じ仲間だから罰することがない、検察自体が東電が有力な天下り先になっていたからである。警察もそうである。
そもそも民主主義といっても日本では様々な面で機能していない。
アメリカでは大統領が変わると権力者も変わる、交代する、官僚自体も人が入れ代わるのである。それだけ大統領選挙で変わる、政策も大きく変わるから影響が大きいのである。日本はシステム的にも選挙でも変われないのはそういう根本的な権力の交代がないから民主主義が機能していないとなるのだ。
では他の候補がどうなのかとうとこれまたそれぞれがそのバックを見ると象徴していたのである。鳥越氏は左翼の典型的な人でありマスコミをテレビ受けする人だったのは舛添氏とにている。テレビで有名になる人はなにかいかがわしいと最近証明されている。
そこでは名前を売ることでありテレビであれその人の中味より外見なのである。
要するにテレビのタレント、芸能人を求めているのであり真摯に何かを追求している人は必要ないのである。第一マスコミ自体が視聴率優先であり会社の広告塔になっているのだら追求できない、左翼もまた本当に信用できない、それはさんざんネットで言われる
人間そのものは高潔な人などいないのである。
だからこそ今になってセクハラで責められたりしている
舛添氏も鳥越氏も同じだったのである。他者を責めるには厳しく自分には甘えなのである左翼は結局貧困ビジネスなのである。創価も貧困ビジネスである。
こうなると指示する政党もなくなる。政治家そのものが信用できないとなるからだ。
小池氏はどうかというとそのバックは日本会議の極右団体の議員団副会長だとかありとこれも抵抗がある。そうしたらまた選ぶ人がいないとなる。
ネットでは小池氏がいいだろとなっている。この女性だってバックをみると危険な匂いがする。優生思想の持ち主だというのもそうである。
結局政治とは個人があっても個人だけでは当選できないからバックに必ず団体が後押しする。そうしなければ票が集められないからである。
組織と組織の対立になるのか?ただ浮動票が東京では多いのだからそれが組織に関係しないとどう動くのかとなる。浮動票にしたってこうなると選ぶのがむずかしいだろう。
小池はどっちにも組みしないようで極右なのである。鳥越は左でありこれも嫌だろう。
増田は東電と利害関係が露骨だから論外だともなるが東京にとって中央からみて少子高齢化対策とかで地方を切り捨てるというのは賛成が多いかもしれない、東京と地方の見方は違うからである。
東京都民ではないけど自分だったら増田には入れない、これだけは確かである。
では小池が何か増田と変わっているのかというとそうでもない、女性というだけが変わっているとなる、それで女性票を集めるから有利だとなる。
東京は国政選挙でないから都民でないものは黙っていろとなるが東京は国政をも左右するから無関心で入らないし現実に地方にも影響する
なぜなら東京電力は東京に電力を供給する会社でありそれがフクシマに原発を造ったのだから密接な関係があったのである。そのために大被害を受けたからである。
増田のような人がなったら原発事故の責任もなにもない、東電と一体であり東電の言うなりになる。
やはり東京は日本の政治の縮図の場である。単なる一地方ではない、実際に福島県まで影響しているし埼玉県であれ神奈川県であれ関東圏全体に影響する。もちろん東京は日本全国に影響する、だから他の県の選挙とは違って政治的に重要なものとなる。
ただ東京は他から入ってきている人が多いから地元意識がないから有名人を選ぶというとき東京と自分たちの体躯のようには考えないのである。
地方だと自然と一体化して体躯のように全体を考えるのである。
まさに像をもって考える、東京はそういうことはない、また考えようがないのである。
地方とはその土地と深く結びついている。歴史とも結びついている。
東京にはそういうものがない、経済の効率性とかのみを志向する、土着性がないから知事でも有名人がいいとなる。
もちろん政治はそういうものであり何か歴史とか文化的なものをないがしろにして成り立つからどこでも同じだとはなる。
不思議なのは極右というときそれは日本人の文化と深く関連する、土着的なものである。神道が関係していても思想的に極右の人には土着的でもないのである。
日本文化を守るものとして極右がある、でも実際は核武装とか戦時体制を作るとか軍事力を優先する、ハードな面だけが強調されるのが抵抗を感じるのである。
ともかく東京都知事を選ぶことは国政選挙並になるがそれも投票率が低いからこれも民主主義が機能しないとはなる。
いづれにしろ誰を選ぶかのとなると増田は排除しても鳥越もだめで小池になるかとなるとまた迷うとなるだろう。阿部首相と一体化して軍靴の音が聞こえるとなるからである。
東京都議たちがいかに利権にまみれているかを大前研一氏指摘
参考にした本
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