2016年03月31日

原発避難区域は自治体が消滅で公務員が失職の危機 (飯館村で学校に強制的に再開することに不満)


原発避難区域は自治体が消滅で公務員が失職の危機

(飯館村で学校に強制的に再開することに不満)


●飯館村で強制的に村長が住民を子供の教育で帰還させる


今この辺で起きていることは今までありえないことの連続なのである
この頃盛んに限界集落問題が言われる、少子高齢化で日本が衰退するなど言われる
消滅する自治体のことを盛んに言われる、それは都市すらそうなっている
都市レベルで日本は衰退して消滅してゆく

そういうことはこの原発被害地域ですでに起きているのである。
町や村に住む人がいないくなる、住んでも老人でありそれも今までの人口のせいぜい一割だとなると明らかに限界集落が極端化して現実化したのがこの辺である。
そうしてどうなるのか、公務員が職を失う危機なのである。
公務員ほど安定していたものはないと見なされていて常に外部では不景気の時代うらやましがられてきたのである。
つまり公務員はやめさせられない、失職することなどありえないとうされていた
会社と違うのだから自治体は潰れない、破産しないとされていた
だからこの辺で町や村が消失するというとき自治体の公務員も職を失う危機なのである。

そうなるとどうなるのか?それが飯館村の放射線量が元から高い所でも学校をはじめるから帰れとなる。それと飯館村の村長が強く言っている。
飯館村はもともと放射線量が高いけど村長は避難させなかったなど批判された
今度は放射線量が高いのに帰れということで村民が不満を募らせている
飯館村と小高を比べると放射線量の差が大きいのである。
小高なら街内で0、1であり影響はないとみられる
飯館村はそうはいかいなのは素人でもわかる、最初から7とかになっていたのである。
それは草野辺りでもそうだった。
それから除染して0、5とかに下がったとあるが本当なのかとなる
今では0、5だも高いなとかなっている
飯館村では放射線量が高いというときそれは過剰な反応でもないのである。
放射線量についての見方はいろいろあるから断定できないがもともと高いし今でも高い
それは小高とかと比べようがないのである。


ではそういうところに帰れというのはなぜか?それは村民の意志ではない、村長とか公務員、役所に勤めている人たちの意志が働いている
なぜなら村が自治体が消滅すれば村長も役所の公務員も失職する危機だからである。
一番そうしして危機感を抱いているのはそういう人たちである。
議員でもそうなる、職を失う危機なのである。
そうなると多少放射線量を高いとしても村を維持するために帰れとなる
その意志は村民の意志ではないのである。


そもそも公務員とは何かとなるとこれも実際はその本人たちも意識しえないものがあったろう
公務員とは会社員とは違うけどでは何なのだというときそれも考えてみるとわかならないのである。
飯館村では村民が帰らなければ村は維持できない、消失するという危機である。
その危機を一番感じているのは村長とか役所に勤めている人である。
会社だったら浪江の会社に勤めていた人は会社が二本松に移り人も移れば良かった。
公務員は他の土地に移り公務員にはなれないのである。
公務員とはその土地と一体となり存続している
ただ公務員が主役ではなくその住民が主役なのである。
でも今は公務員が失職するから村民を村にとどめることに必死になっているのである。
村民の意志は無視され公務員の意志が全面に出ておしすすめる
村民は村長や公務員の奴隷かともなる
そういうことで公務員をいつも批判しているのがネットである

ただ飯館村のような小さな狭い村になるとやはり村長の権力が大きくなる
それに逆らえないワンマン体制になりやすい
南相馬市くらいになるとそれなに大きいからすでに市長だけではいくら優秀でもどうにもならないということが多々ある
いくら市長をどうのこうのと批判しても人口も規模が違うからワンマン体制にはなりにくいだろう。
飯館村の規模は村長がワンマンとなり君臨するということがありうる
そういう規模の村だからである、その時村民の意志は無視されるということはありうる


いづれにしろ自治体が消滅するということ自体ありえないことだからそれをどう考えるのかとなる
そもそも自治体とは何なのだろうとか故郷とは何なのだろうかとか考えること自体がありえないことだったのである。
そのありえないことがこの辺では意識させられたのである。

●公務員自体が何をするのか問われている


3232の全国市町村を10年3月末に1727に半減させ、すさまじい現実を地方にもたらした。「旧町村部の過疎化が進み、新たな行政コストがかさんだ」「面積が広がって消火や救急搬送の所要時間が長くなった」(NHK)。合併した市町村だけではない。全国で数限りない業務が民営化され、福祉削減と公共施設の閉鎖、職員削減・非正規職化と大幅賃下げが一気に進められた。


、一生をそこで過ごすことを考えるのではなくて、一人の人間のライフサイクルのうちのごく一部をそこで過ごしてもらえるようにするとか、そうした方が魅力的な街になると思う。


公務員のBさんも失職し、その地域に公務員がいなくなりますね。すると、その地域をどうやって復興に導くのでしょうか?その街から公務員が消えると、国家が特別になんとかしてくれない限りはもうその街は消滅の一途を辿るしかありません


地方行政の歳出は一種の必要悪であり、圧縮が望ましいという結論となる。この結果、地方公務員のリストラや年収削減が強く望まれる事となる。私の見るところ、地方公務員の多くは未だにこのパラダイムシフトを理解せず、保身のみに気が行っている様に見える。http://blogos.com/article/86294/


いろいろ意見ががあるけど

その街から公務員が消えると、国家が特別になんとかしてくれない限りはもうその街は消滅の一途を辿るしかありません

こういう人は公務員の人であり一方で民間にまかせてもいいいう人もいる
現代では公務員の役割が減少したから一種の必要悪であり生産的ではないという意見である。

本当に公務員がなくなると自治体が維持できないのか?
福祉関係とかになるともう生活保護であれ介護であれ様々なサービスが受けられなくなるのか?ゴミの収拾でもそうである。
こういうことは今では介護など民間に委託してやっている、ゴミでもそうである。
そしてしきりに介護は公務員がやれと言っているのも一理あるかもしれない、福祉関係が公務員が直接やれとなる。でも事務的なことはしているが実際にしているのは民間人なのである。
本当に公務員がやるべきものは何なのかとなると意外と少ないのである
ほとんど民間でできるものである、現代は国家の役割とかが減少した。
企業の力が増大して多国籍企業が国家をしのいで世界を支配するとまでなっている
それがいい悪いにしろ現実だとなる。そうなった結果、国家の役割は減少しているから地方の自治体の役割も減少する。
公務員のしていることはほとんど民間でもできる、だから公務員がなくなっても困ることがない、公務員がなくなって何か困るのか?
それをつきつめてゆくと公務員の本来の役割がわかってくるともなる

●地方公務員は神主とか僧侶の役割とにている


変なんだけど地方公務員の役割は神主とか僧侶とにている、江戸時代の寺は戸籍係であり公務員も戸籍を管理していることでも同じである。
寺は役所の役割を果たしていたのである。神主でもその土地に根付いたものだからその土地に根付いているものである。
地方公務員もやはりその土地に根付いて仕事している。会社だったら今回のように浪江の会社が二本松に移動して社員も移動したが公務員は移動しないからにているのである。
神主はその土地を司るものである。農業中心の時はそうなっていた。
農民はめったに移動しないし移動させなかったからそうなっていたのである。

飯館村や原発避難区域で起きていることは町や村自体が消失する、住民が移動してゆくとことによってその土地に定着することで生業があったものが消失した
それが地方公務員だったのである。
公務員は会社のように倒産したりしないから安定しているというときそれも神主とか僧侶とにている
特に神主となると土地に根ざしているからそうなる
その役割が減少したのは農業中心でない工業中心になれば土地に根付くこともないから移動ししてゆく、海外までも移動してゆく、結果的に地方公務員は国からその土地を地域を守るために地方交付税が支給される、それが東京とか都会民からの税金だから限界集落などは消滅させろとかなる
効率が悪いものは生産的ないものは消滅させろとなる
それは神主とか僧侶などともにている、これらは生産的でないからである。
宗教はそもそも生産的でないし効率を追及しているわけではないからである。

一方で地方の存在価値はどこにあるのか?それが都会との対比で問われている
都会的経済的効率的価値観が本当にそれでいいのか?それが人間的なのかとなると違う
では地方的田舎的価値観とは何なのか?
それが原発事故で問われたことでありそれを自分は書いてきた。
それは自然と調和する共生するなかでの価値観なのである。
それはただ食糧を産むとかだけでない、資源があるとかではない、精神的に自然と調和する価値観なのである。それを詩として表現してきたのが自分であったのだ。
タグ:公務員
posted by 天華 at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 福島原発事故関連
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