2008年05月27日

夏の山(新しい庭の石−続)

stongardennew1.jpg
 

新しき庭石に夏の日射しかな

strong beams in summer
a variety of new setting stones
in a garden


石一つ佇立し背後に夏の山

one big stone in a garden
in the back of summer mountains


新しき石に向き合う夏の山
 
この庭の石が相当考えて作られている。過不足ないというか不自然なものがないのだ。ここで石をあまり多くしたら何か不自然になってしまう。多くても少なくても不自然になるのだ。そこに石の配置のむずかしさがある。なんといってもこの庭の石は一つ目立った佇立した石である。この石がポイントでありこれをひきたたせるために他の石もある。この石を中心にして石が配置されたのである。この庭の石も夏の強烈な日射しをあびて風に吹かれ雨にうたれて時間の経過の中で風格を帯びてくる。石がなじむまでには時間がかかるのだ。花ならすぐに庭に植えて咲かせてもなじむ、違和感がないが石はなじむまで時間がかかる。だから自然のなかでも石を見ることはむずかしい。石は見過ごされることが多いのである。石は花のように目立たないからである。石は鑑賞することがむずかしい、時間の経過の中で会得するものであり毎日でもみていないと会得できない、つまり座禅するように石を見ていないと会得できない、禅宗が枯山水などの石の庭を作り出したのもわかる。石の意味は長い時間の中でしか会得できない、自然のなかでも石や岩はまだまだ発見されていない、隠されているのが多いのである。発見しにくいのだ。石については詩全般の部でいくつか書いたので参考にしてほしい。
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