高速で仙台へ仙石線と女川線にのる
(夏の俳句と短歌)
奥松島
女川線駅にカモメや夏の夕
浦宿を過ぎてカモメや夏の夕
万石浦
(高速道路)
バスに行く朝の十字路立葵
高速に夏の海見ゆ鴎飛ぶ
大川の二つそそぎて夏の海
(仙石線)
青田見え福田町や仙石線
若竹や仙石線に夏の海
老鶯や島々親し松の影
奥松島島影重なり合歓の花
奥松島島影一つ合歓の花
鳴瀬川河口に白波夏の海
(石巻)
千石町穀町海の風涼し
夏の日や石巻駅夕鴎
女川線駅に鴎や夏の夕
涼しきや万石浦夕鴎
合歓の花万石浦の夕べかな
浦宿を過ぎて鴎や夏の夕
ふるさとの山に青田や風そよぎ海を望みてバス走りさる
夏の朝風のそよぎて高速に海を望みて仙台に着きぬ
亘理駅電車とまりて鴎とぶ一羽やあわれ晩秋の野かな
故郷の山に向かいて月見草青田に鷺の朝に漁りす
ときわぎの松麗しく五大堂夏の日さして朝海光りぬ
ときわぎの松の緑に五大堂影の涼しく夏の午後かな
野蒜駅高台に移り白波よする夏の海見ゆ
石巻の人と語りぬ鴎飛び海風涼し残る松かな
石巻煉瓦造りの建物や日傘をさして歩む女かな
風涼し袖の渡しや石巻の人と語りて女川に行く
数十羽女川の駅に鴎とび復興の工事夏の夕暮
女川の湾にい出にし船入りて鴎あまたや夏の夕暮
石巻煉瓦造りの建物や日傘をさして歩む女かな
復興した仙石線で変わったのは東名駅と野蒜駅であり全く前と違っていた。
野蒜駅は高台に移り海が見えたから海を意識するが東名駅は山の陰になり
全く海が見えないから淋しい
仙台から仙石線は都会的であり頻繁に通る通勤の電車だから違っている。
一時間に一回とかでは本当は鉄道では少ないのである。
仙石線は東北ではだから珍しい線だと思う。
こういう線は関東とか関西には多いが東北ではほとんどないのである。
頻繁に通っているのは今では新幹線なのである。
鉄道の路線にも個性がある。それはみんな違った感じをもつ、仙石線は東北では特別なのである。
松島から奥松島と景色もいいから気持いいのである。
松島までは家が密集しているから景色は良くない、でも福田町までの区間に青田が見えたりするからその名のごとくなっているからやはり田舎的なのである。
多賀城は都会化して海も何も見えないからつまらない、ただ鴎が飛んだりするのは海が近いことを意識する。
実際に駅まで津波が来ていたのである。
石巻から女川線にははじめて乗った。途中の駅に鴎がとまっているのもいかにも海が近いからそうなる、万石浦も広いし牡蠣の殻が積まれていた。
女川駅は高台に移りそこはかなり高いしあの駅まで津波が来たとなると相当に高い津波だった。
まず復興するには女川であれ石巻であれ十年でもできないように思った。
今でも石巻でも店が閉まっているのが多いし復興するのは容易ではない
ただ仙石線と女川線がつながり新しく仙石東北ラインができたので石巻まで50分というのは早いから便利である。
通勤するにしても便利だなと思った。
常々思っていたことはなぜ常磐線はもっと便利にならないのか高速にならないのかと思うことである。
直通で急行で50分となれば確実に仙台の通勤圏になるからだ。
今は交通で遠い所も近くなるからである。
女川駅は高台に移りそこはかなり高いしあの駅まで津波が来たとなると相当に高い津波だった。
まず復興するには女川であれ石巻であれ十年でもできないように思った。
今でも石巻でも店が閉まっているのが多いし復興するのは容易ではない
ただ仙石線と女川線がつながり新しく仙石東北ラインができたので石巻まで50分というのは早いから便利である。
通勤するにしても便利だなと思った。
常々思っていたことはなぜ常磐線はもっと便利にならないのか高速にならないのかと思うことである。
直通で急行で50分となれば確実に仙台の通勤圏になるからだ。
今は交通で遠い所も近くなるからである。
【今日の鹿島駅(常磐線ー鉄道の部―常磐高速鹿島のSA-交通関係)の最新記事】