2006年10月09日

虫の声(裏道)


裏道や目立たぬ仕事虫の声

裏道を毎日通っている。仕立屋がある。これは表にはないから目立たない、こつこつ裏道で目立たず仕事をしている。裏道には裏道の暮らしがある。仕事は本来はそんなに目立つものではない、こつこつやってゆくものである。一攫千金などないのだ。どんな仕事でも積み重ねであり一朝一夕にできるものではないのだ。裏道には裏道の生活がある。毎日通っていると平凡な所でも何か感じるものがでてくる。石にしても毎日見ていると何かを感じてくる。時間がそうさせるのだ。遺跡でもそこに毎日通って見ていると遺跡の歴史的重みがわかってくる。旅行ではこうした時間で感じる歴史や自然の意味がわからないのが短所なのである。
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