2006年10月06日

樽前山と藪萱草

tarumaehaiku.jpg


煙はく樽前山や藪萱草

北海道は気持ちいいところがある。ここもその一つだった。牧場があって煙を吐いている樽前山が見えてここで盛んに鳥が啼いていた。北海道が自然では一番気持ちいいは場所、爽快になる場所が多い。これはその時とった写真が残っていた。旅行ではやはり写真は記憶として貴重だ。なかなか思い出せなくなるしメモしただけでは具体的にはわからなくなる。写真はその時感動した一瞬をとらえるから記憶として残る。この時はまデジカメはなかった。10年以上前、それ以上前になったからだ。デジカメだともっと記憶に残すものがとれたのである。とにかく今や旅行に行けないとなると何か旅行した時間が貴重なものとなった。普通だったらまた行けるさくらいなんだけど行けないとなるとそれは二度と見れないということにもなるからだ。

ともかく旅行にしたっていつまでもどこでもできるわけではないし読書にしたって何でも読めるわけではないし実際人間は極めて限られたものしかふれることができない、くだらない本を読んでいるものはそれで貴重な時間をつぶしている。あとでもう貴重な本は読めなくなっているのだ。旅行しても無駄な時間を過ごす人もそうである。そこに必ずしも何度も行けるというわけではなかったからだ。
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