2006年10月01日

認知症は感情は残るの意味(理性と感情の考察−認知症の暴力の原因)



認知症の人は感情は残るというのはどういうことなのだろうか?一方理性的なものは喪失する。その原因は記憶できないことからでてくる。昨日あったことをまるっきり忘れたら理性は働かない、例えば昨日何かを買うということを契約しても契約したこと自体忘れるのだから契約自体成り立たない、私は契約していないよとなる。契約した方はここにちゃんと契約したでしょうとなるが私は知らないとなりもめることになる。私はだまされて契約したんでしょうかとかなってしまう。現実認知症だったら契約能力がないから契約した方が罰せられる場合がでてくる。認知症の人はまた理性的に理屈で相手を追求できなくなる。たとえば金を盗まれたとしても金を盗まれたと追求できない、金を昨日いくら使ったか忘れているしいくら払ったかも忘れているからだ。私は昨日これだけの金をもっていてこれだけ使ったとかわからないのだから盗まれてもそれを追求できなくなる。

人間のもめごととか事件はまず理屈でせめる、土地争いでもここは自分の土地だと証明書や理屈で証明しなければならない、また法律で定められたもので相手を責めることになる。認知症の人はこうしたことはできない、ただそこは自分の土地だった、親から受け継いだ土地だったとかわかっている。でもそれを理屈で証明はできないのだ。20年前とかに殺人を犯した人が時効になり刑罰を受けずにすんでいる。時効をたてにして法律をたてにして刑罰をまねがれる。これは全くおかしいのだが理屈として法律を武器として自分を守っているのだ。人間が自分の正当性を主張するとき理屈が必要なのである。その理屈を集大成したのが法律である。人間の争いは理屈ではじまる。その理屈が正当性があれば自分の権利を主張できるのだ。

認知症の人はその理性、理屈がわからないからどうなるのか、感情は正常に働いているというとき理屈で責めることはもはやできないから自分の主張を通すためには暴力になるのだ。まさに理不尽な暴力になる。暴力になったときその人は危険人物となり精神病院に収容されてもしかたないとなるのだ。つまり暴力はどんな理屈であれ殴るにしろ打つにしろ暴力を最初にふるったものが悪いとなるのだ。つまり理屈に合わない理不尽なことでも頭に血が上りかっとなって暴力をふるったらその人が悪いとなる。平和な社会ではそうなっているのだ。認知症の人は感情が正常だというとき理屈で責められないからカッとなると怒りを抑えることができず暴力になる。自分の主張を通らないから暴力になるのだ。結果的にその暴力で自らを不利な立場に追い込むのである。

認知症の人が理屈でせめられないのは理性的に行動できない、まるっきり忘れてしまうことと、抽象的なこと、銀行に金があづけてあることなど数字として見てもわからない、そうしたわからないことが不満となり暴力となることがある。感情が普通に働くというときわからなくなった不満やそれを指摘されると感情的に興奮して怒り自分はわかっているとかいい日頃敵対していた人だと暴力になる。日頃関係がいいとならないことが多い、感情的に好意をもっているからあまり責めないのである。日頃関係がいいとその人が良く思っている、愛している、好意をもっている家族だと感情的にいいから暴力になることはまれになるはずだ。

ただ認知症は個々に症状がいろいろであり一般化できないむずかしがある。感情が正常に働くというとき理屈では理性は欠落しても好意をいだくとか軽蔑されると怒るとかそうした感情は露骨に現れやすいとなる。一般的に精神疾患者は理屈に合わないことをする、極端になると暴力になるから危険だとなるのだ。中国の反日のデモにしても全く理屈的には合わないのだが煽情化して暴動になる。理性は喪失して感情が爆発する。感情が突出すると暴力になりやすい、それが集団的になると戦争になるともいえる。日本の戦争もどうして戦争したか理屈が未だにはっきりしない、ただ感情的なものが強く作用して戦争になったのかもしれない、感情はわかりやすいから一体感を作りだす、ブッシュ大統領がテロと戦うと訴えたとき感情的に一体感を作り出したからであり理屈ではなかった。感情的一体感は暴力にもなりやすいとなるのだ。

ネットで議論して頭に血がのぼりカッとして
暴言をはきおまえは馬鹿だとかいったりあるよな
これが面と向き合って議論になったら暴力にもなる
つまり理性的に議論することはむずかしいんだよ
馬鹿と言われただけでカッとなるし
人間は理性より感情の動物だな
だから暴力、戦争が絶えないんだよ


参考

認知症の謎(感情と理性(前頭葉)http://musubu.sblo.jp/article/1190123.html
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