2006年09月25日

松と実り


常磐木の松に今年も実りかな

玉きはる命は知らず松が枝を結ぶ心は長くとそ思もふ(1043 大伴家持 )


松は節操を示している。質実であり長寿のシンボルでもある。前に冬の田に松が枝をさして豊作を祈る行事をこの辺でもみかけた。今一面の黄金の実りである。その実りの向うに松原があり松と実りの稲穂がマッチする。松は長寿の象徴であり健康の象徴でもあり道徳的な質素とか質実を示している。一面の黄金の実りと松原が南相馬市鹿島区の右田浜はあっている。火力発電所で景観は破壊されたがこの松原はまだ活きている。常磐木の松にに変わらない実り・・・変わらないものこそ伝えるべきものになったのだ。あそこにも家が建ったりすると確実に景観は破壊される。一軒処理場のうよなものが建っても何か不似合いになる。景観ほど現代で容易に破壊されるものはない、それは経済的価値がないからである。しかし本当は景観というのが一番人間にとって大事な物かもしれない、なぜなら景観は人間の精神に作用してくるからだ。都会のビルの谷間で人間はどうしたって殺伐となってしまうからだ。

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