2008年03月20日

微睡(まどろ)む石

dreamstone1.jpg 
 

a dreaming stone
in spring haze
in a unknown villiage
over many mountains
in the distance

 
 微睡む石

春日さし大きな石は微睡(まどろ)み

いづこの村か霞み隠される

春風に誘われ訪ね来しもの

その大石に寄りて休みぬ

鶯の鳴く声のうららかに

大きな石は微睡み重し

その石の回りに蟻のい出くる

ああ、また労苦のはじまりかと

大石はその蟻を知らじ

自由なる旅人は霞む日に

桃源郷を求め次なる村へ

峠を越えてはるか去り行く

大いなる神は霞みて微睡み

その中より蝶の舞いい出る

病院に苦しむものに春はなく

微罰の日々を生きていしや

その声の哀しく切なし

その苦痛の声は我も苦しめる

石のごとく微睡み眠ることなしや

石は他に害を与えず苦痛もなく

春の日は微睡み眠る

posted by 老鶯 at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩全般
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/12872166
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック